2015年05月25日

スケールの狭い地産地消

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この週末は久しぶりに夫婦水入らずで泊まりがけの息抜きに繰り出していました。湖畔の別荘を借りて…というのはまあ半分くらいあたっていて、実はミッコの両親が「サウナ小屋もボートもグリルマシーンも自由に使ってくれていいよ!」と言い残して、ただいまギリシャでバカンス中でまだしばらく帰ってこないので、家の様子を見に行きがてら遊びに行ってきたのでした。

サウナと湖の往復を気の済むまで楽しみ、満を持してグリルマシーンにかけた食材こそが、以前に書いた、この実家の近所の羊牧場で買い付けてきたラムのジューシーなリブ。真空パックされていたのをゆっくり自然解凍して、いろんな香草と塩コショウで下ごしらえしておいたのを豪快に焼きました。さらには付け合せのチーズも、やはりこの村で作られているオーガニックのチェダーチーズ。この文句なしの食材を、同じ村の美味しい空気のなかで香ばしく焼いていただく。最高の地産地消ディナーでした!

…ですが、実は今回の外出の主目的は、まったく別にありまして。こちらも当初の想像を上回る成果が上げられたので、明日以降にじっくりレポートいたします〜

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今からパソコン切ってベッド入って3分後にはもう寝付いてる自信あり。


posted by こばやし あやな at 06:19| Comment(0) | Leivonmäki-レイヴォンマキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月25日

活き活き生きてます

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またまたご無沙汰してしまっています。心配しないでください、毎晩夜が忙しくて日記にたどりつかないだけで、ちゃんと毎日平穏に、仕事&学業&遊び三昧で暮らしております。

前回書いたのは先週の国会選挙のあったお休み前でしたっけね。先週末は、いろいろ仕事の懸案事項もあったんですが、麻からのスカイプミーティング後はええいとパソコンをシャットダウンしてミッコの実家に久々に帰省し、ミッコパパとママの自慢料理のフルコースをいただいたり、ボードゲームに明け暮れたり、もうさすがに今シーズン最後になるだろうというアヴァント(凍った湖の一角に穴をあけてサウナ後に入水するアレ)とサウナの行き来を日没まで繰り返したりと、全力で羽を伸ばしてきました。日曜の夜はうちで選挙開票速報を見ながらつらつらと飲み会。

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実はメインの目的は、ご近所の羊牧場がちょうど今出産ラッシュと聞いていたので、生まれたての子羊に癒されに行って、そしてその後にたくさんの新鮮ラム肉を売り分けてもらうという、なんともエゴイスティックな羊農家訪問でした。余談ですがここのオーナーさんはヴィオラさんという親近感沸きまくりの活発な女性で、しかも羊のロースト用後ろ足肉はフィンランド語でバイオリン(viulu)と呼ぶので、ますます縁を感じてしまいます(笑)ヴィオラさんは毎年この時期、出産のタイミングを見逃すわけにいかないので夜でも常にカメラで小屋の様子を伺い、産みが始まるたびに駆けつける…という、ほとんど不眠不休の生活をされています。夏が来たら、羊を外で放し飼いにしてそのぶんのんびりするという、かなりの長期スパンでのオンオフ、にも関わらずこの間久々にお会いした時もはつらつと子羊ちゃんを紹介してくれ、しばしの談話にも付き合ってくれて…頭がさがります。今回は各部位のお肉だけでなくラムソーセージやラム肉缶詰という味の想像がつかないモノモノもいただいてきたので、ひとまず冷凍庫に蓄えておいて、じっくりレシピを練りたいと思っています。

さてそれで今週は、論文の最後の中間発表があったり、終日の視察ガイド業が2本もあったり、そして各方面の締め切りラッシュで、ほとんどプライベートでは誰とも合わず喋らずのストイックな一週間を過ごしていました。あ、そんなことないや、水曜日の夜は、知り合いの団員さんに割安チケットをとっていただき、ビオラ同胞のアンナカイサと一緒にユヴァスキュラ交響楽団の定期を聴きに行ってきたのだった!去年オーディションで新しい首席ビオラに選ばれたロシア人さんがソロを務める某現代ビオラコンチェルト、そしてこれまたビオラ弾きなら嫌いな人はいないメンデルスゾーンの3番というニンマリしてしまうプログラムだったのです。音楽学校でビオラを専攻してたアンナカイサが、ビオラコンチェルトのソリストにすっかり興奮しちゃって、曲の終わりに「Hu----!!」と声をあげてて、いや正直知り合いでしかも女性でクラシックコンサートで雄叫びを上げる人を初めて目の当たりにしたので、軽く衝撃的でした(笑)でも、演奏も曲も斬新ですごいよかったです。

最近日照時間が大変動中なのも影響しているのか、なぜか朝型に切り替わっていきつつあり(といっても夜もそこそこ遅くまで書き物はしますが)、目覚めて15分後にはパソコンに向かい、そして屋外仕事や学校へ…という自分にしてはかなり珍しい生活サイクルが馴染みつつあります。修論フィニッシュに向けて余裕をもたせようと意気込んでいたはずの夏の予定も、毎年このくらいの時期から始まるオファーラッシュに飲まれて、なんだかんだで着実に埋まりつつあるのが、若干心配でもあり…でも本音はもちろん楽しみ!今夏はどんな新しい出会いがあるかしら。夏至前にはミッコの出張にちゃっかりくっついていく形で7年ぶりくらいにスウェーデンにも上陸予定です。

そして明日は、地元の教会での大学オケの本番。Sibeliuksen varjossa(シベリウスの陰で)という題目で、以前にも紹介した同時代のフィンランドのマイノリティー作曲家たちの隠れた名曲5曲を一挙演奏してきます。アホなことに昨日左の中指を紙で切ってしまい、明日ちゃんとビブラートがかけられるかが心配なのですが、教会は気張らずとも充分すぎるくらい音が響くので、現代もの特有の複雑拍数えにだけ失敗しないように冷静に、のびのび楽しんできたいと思います♪

という、相変わらずのトピックしか出てこない無難な近況報告でした。

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ここ数日、10分おきに雨、雪、晴れがめまぐるしく変わる、夏の後半みたいな変な天気…
posted by こばやし あやな at 05:20| Comment(0) | Leivonmäki-レイヴォンマキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月14日

キノコ狩りイベントでついに松茸収穫!

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最高の秋晴れに恵まれた昨日は、深夜のオーロラ観賞で眠い目をこすりつつ朝7時のバスにのって、レイヴォンマキ国立公園の保護協会が主催している自由参加のきのこ狩り大会に参加してきました。基本的には個々人が自由に森に分け入りひたすらキノコを採るだけなのですが、村のきのこマスターが何人も待機していて、みんなが森で見つけてきた正体不明のキノコ一つ一つに鑑定や解説、調理や保存方法などを加えてくれるありがたい機会です。

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まずは森の入口に集合し、早朝のうちにマスターたちが近隣の森で見つけてきた代表キノコのサンプルを観賞。やはり図鑑の絵を見るより、本物を見て触って記憶に焼き付けたほうが、現場での判断に活かしやすいですからねえ。我々は、庭にあれこれ増殖中で特定できていなかったキノコのサンプルもちゃっかり持って行って鑑定をお願いし、これまでためらっていた幾つかが立派な食用であることも発覚♪

食用から猛毒キノコまでずらりとならぶテーブルで、圧倒的に参加者たちの興味を引いていたのが、実はこちら…

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MATSUTAKE!!!
そう、レイヴォンマキ国立公園(やこの地域一帯)は、天然の松茸が比較的見つかりやすいことで業界では有名なのです!松茸(männyntuoksuvalmuska)は、もともとフィンランド人にとってはあまり好ましい香りではないとして、食卓では敬遠されてきたという意外な歴史があります。ところが近年、特にこれは日本で一本あたりすごい値段で売られる貴重種らしいという認識が定着しつつあり、ならばとキノコマニアのあいだでも採取や賞味への関心が集まってきているのです。呼び方も現地語よりmatsutake(フィン人が発音するとマッチュタケになるw)のほうが一般化してきているという…
これはいやしい日本人にとっては少々残念な新現象。だって、森での競争率があがっちゃうってことですから!!笑。そうはいっても、こちらでもポルチーニやアンズ茸のようにそう簡単に見つかるという一般種でもないですからねえ。

いやしかし、キノコマスターは朝のちょっとした採取時間だけですでにこんなに見つけられてしまったのか…。これは是非とも我々も日本人(および日本フリーク)の意地を見せねばなりません!

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人が集まったところで、協会の人から簡単なアドバイスや注意点などがあり、参加者が大きく3グループに分けられて、それぞれ別々の森に入ってゆくことになりました。我々はもちろん今回は松茸狙いなので、kangasmetyä(松など針葉樹林中心のいわゆるタイガ)のほうへ。前回この近隣の森でキノコ狩りをしてから2週間ほどたちますが、やはりよく見られるキノコの種もどんどん変わってきているのがわかります。ポルチーニ茸などのタッティ(イグチ科)のキノコはもうただただ育ちすぎてしまっていて、虫にまったく食われていない美味しそうなのに当たる確率は低め。あと前回そこらで採取できたハペロ(ベニ茸属)も新しいものは減ってきていて、変わって今回かなりはびこっていたのが、ロウスク(チチタケ属)という1回煮沸さえすれば美味しく食べられる種類のあれこれと、日本語ではショウゲンジというらしい、黄色い笠と節のある柄が特色の2つ星キノコのケヘナシエニ。

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類似品毒キノコが多いから怖いけれど見分けられるようになればしめたものの!の3つ星キノコ、コイヴンカントシエニなんかも。
せっかく図鑑以外から知識を蓄えられるチャンスなので、すでに見分けられるおいしいキノコとは別に怪しいキノコもどんどん採取してはプロに見せて、食用・毒に関わらずたくさん見識を与えてもらいました。ありがたや!

開始30分くらいしたところで、別行動していたミッコから写真付きのメッセージあり。「これ、マツタケちゃうかな?」と…!写真じゃ色などはっきりわからないので慌てて電話して「匂いは!??」と問うたところ、実は昨日から鼻風邪気味の彼は「…このひどい鼻づまりでも、なんとなく匂いがわかる」と曖昧な返事。集合場所で合流して見せてもらったら…

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れっきとした松茸でございました!!!でかしたミッコ!!
松茸一番乗りを聞きつけてわらわらと我々のところに集まってくる参加者たち。「すごい、一攫千金じゃないか!」とじいちゃんばあちゃんたちに次々に称えられるミッコ(笑)いっぽう私の方にも気づけばすごい数の皆さんが取り巻いていて、日本人はこの松茸をどう美味しく調理するのかが知りたい、と。あちこちから「バターで炒めたらいいの?」「やっぱりクリームソース?」と、ウンどうりでこれまで松茸の美味しさに気づけなかったわけだ…というような質問が矢継ぎ早に飛んできたので、日本人は松茸の「香り」をご飯や酒やお吸い物などあっさりした料理に移して楽しむのですよ…と説明してから、フィンランドで松茸を食べるならこれは絶対外せない!という私のイチオシレシピ、鮭と松茸のホイル包みのオーブン焼きを伝授しました。これなら(料理酒をワインなどに変えれば)特別な調味料や食材もいらないし、何よりフィンランドの代表食材を美味しく食べられますからねえ。
アルミホイルを使って鮭を蒸す(そして味のベースは醤油)という調理方法自体がフィンランド人にとっては目からウロコらしく、「見つかったら早速やってみるわ!」とたくさんの感謝の声をいただきました。これで、やがてこのレイヴォンマキ村に「鮭と地元産松茸のホイル包み」という新たな郷土料理が生まれ根付いたら面白いのだけど(笑)

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そのあと、ミッコが松茸を見つけたという森を再訪して、シロが周囲にのびていることを期待しもう少し探してみましたが、それ以上は残念ながら見つからず。でもやはり発見場所は、松茸探しの定説とおり、日当たりが良く、ハナゴケとコケモモがよく自生しているような乾いた松林でしたね。そして何より、もう生えているものは採りつくしたと思うんだけど、いまだその林一帯に松茸のにおいが漂っているのです!!やはり松茸は嗅覚を頼りに探すのが一番かも。

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ちなみにそのすぐそばからは、まさに色違いの松茸(写真右が本物の松茸)!でも香りはなんだか別物…という怪しいキノコもどっさり見つかって鑑定してもらったところ、これはたしかの松茸と同じヴァルムスカ(キシメジ属)のどれかではないかという見解。日本語で「ニセマツタケ」と呼ばれるやつじゃないかなと思われます。あとで1つ試食したら、匂いはともかく食感は非常によく似ておりました。これなら、バター炒めなどしても勿体なさ感じず美味しくいただけるんじゃないかと(笑)

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こうして、結局収穫3つに終わった松茸をはじめ、旬のキノコたちを厳選採取してきて、我々は午後からは別の用があったのでユヴァスキュラへとんぼ返り。そして夕食はもちろん松茸フルコース!

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こだわって写真なんかとってる場合じゃない!と一枚だけ証拠写真をとってすぐにがっつき始めたので美味しそうな写真ではありませんが(笑)、松茸&いろいろキノコと鶏の炊き込みご飯(写真のときは乗せ忘れてたけど、たまり醤油と日本酒にしばらく漬けておいた鱒のイクラを乗せて)、松茸・エビ・あおさ入りの茶碗蒸し(深鍋を駆使して丁寧に蒸しました)、そして上に書いた鮭と松茸のホイル包み!
ホイルを開いた瞬間上記とともにぶわっと食卓に放出された松茸と酒のあまりに芳醇な香りに、そのままふたりとも卒倒しそうになりました。基本なんでも美味しい美味しいと食べるミッコは、とりわけこの鮭と松茸のコンビネーションが衝撃的に美味しかったらしく、食事後は即両親に電話をして「今度作ってあげるからまた森から松茸さがしといて!」と頼んでおりました(笑)

いやはや、この秋は我々かくしてどっぷりキノコ世界にハマっております。気づけば見分けられるようになった食用キノコも40種類を突破していましたからね!そんな我々がついに手を出してしまった禁断のマニアックマシーンについては、また明日お披露目します。

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一晩たった今日も、部屋中がまだ松茸の香り♪

posted by こばやし あやな at 20:49| Comment(0) | Leivonmäki-レイヴォンマキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月03日

松茸ハンティング、さて成果は!?

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週末に、ミッコとミッコパパ&ママと挑んできたキノコ狩りのご報告を。ターゲットの森はもちろん、ご両親のおうちがあるレイヴォンマキ国立公園。この辺り一帯はとりわけキノコの大量収穫に適していると近年注目が集まっているらしく、週末にはユヴァスキュラやさらに遠方から駆けつける車も多いようです。そう、あの正真正銘マツタケも、この辺では結構収穫のチャンスがあるのですよ、うっしっし。
…ですがそれ以前に、最初一時間は思いがけず、ご両親の「うちの庭」で本格捜査に乗り出すことに!

というのも、ミッコパパいわく今年はどういうわけか、昨年まで見かけもしなかったありとあらゆる食用キノコが庭(といってももはや小さな森なのですが)のあちこちに生えてきているというのです。前回の訪問時に、サウナ小屋の周辺にアンズ茸がたくさんはびこっているのには遭遇しましたが、今回小一時間ほどミッコと入念に敷地内を操作しただけでも、Kantarelli(アンズダケ)以外に Voitatti(ヌメリイグチ)、Nuijakuukkunen(和名不詳、真っ白いトリュフみたい)、Herkkutatti(ヤマドリタケ/ポルチーニ)、Männynherkkutatti(和名不詳、松のポルチーニ?)、Lehmäntatti(和名不詳、牛のイグチ属)、Koivunkantosieni(和名不詳、傘が女性の乳首そのもの)、Mustatorvisieni(和名不詳、黒いアンズダケみたい)、Keltahaarakas(キホウキタケ)…と、3つ星、2つ星の食用キノコ(それも比較的珍しい部類の)がわんさか!!!ここに見つかるものだけでも、ちょっとした図鑑が作れそうなラインナップです。

食用じゃないと思われるものも採取し、教養とキノコ知識のために2人で図鑑片手に庭で鑑定していたところに、庭で採れたズッキーニを持ってご近所のリーサさんがやって来ました。採れたてキノコを自慢気に見せると、「あら〜すごい!でもねえ、うちの庭では今年、すでにマツタケが何本か見つかってるのよ!去年までは見かけたことなかったのに…ごめんなさい、ちょうど今朝焼いて食べちゃったからおすそ分けできないんだけど」

と!!!!!

庭にマツタケ…日本だったら監視カメラでも付けておかないと盗人の格好のターゲットになりそう…。なにせ、フィンの森で採れる天然マツタケはとにかくサイズも香りも凄まじいのです。

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じゃん!こちら、同じくレイヴォンマキで去年収穫されたマツタケ。ここで紹介したように、日本人たちで贅沢調理をしてありがたくいただきましたが、調理まで2日間ほどうちで保管しているあいだは、訪問者にいちいち「なんの芳香剤!?」と反応されるくらいに、豊かな香りを家中に振りまいていたものです。。

もちろんこの日のキノコ狩りも、裏のミッションはこの一攫千金マツタケの収穫!

森で食べるランチも用意し、いささか重装備で(特にこの時期、森では髪や頭皮をすっぽり隠していないとHirvikärpänenというハエのような寄生虫が毛髪のなかに潜り込んで寄生してしまう恐れがあるのです)、ポイント探しに。手始めに国立公園のメジャーな散策道の手前に行ってみたら、なんと大型バスまでが停車しているではないか!!都会人のためのキノコ狩りツアー、みたいなのがあるんですかね…こんなところに後参戦したところで一攫千金は掘り当てられないと判断してスルーし、ここからは地元民ならではの土地勘と自然の勘を頼りに、国立公園のはずれの何気ない森に突入。午前はまず湖沼池の混生林から幅広い種類のキノコを求めることにしました。

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私もこの日ばかりは本気装備&手にはナイフと図鑑とバスケット…という出で立ちで、カメラで随時写真撮影することもなくもくもくキノコ探しに没頭していたので、経過写真が携帯カメラで抑えた二三枚以外何もないですが…さすが先週は雨続きだったのもあり、りっぱなキノコ(とベリー)がそこかしこに。今回の我々の目的は、アンズダケやポルチーニなど誰もが見分けやすいいわゆる初心者キノコ以外の、疑わしくてスルーしがちなキノコをしっかり見分けられるようにすることでもあったので、見慣れない、あるいは紛らわしいキノコもひとつひとつ丁寧にあたって、星付きキノコとわかったら果敢に収穫してゆきました。おかげで、庭から採取したのと合わせても20種類近くの新種食用キノコが特徴を把握できるように!
反対に猛毒キノコもいくつか覚えることができたけど、実は森のなかにはいわゆる猛毒キノコって、そんなにたくさんはびこっているわけでもないのかも。もちろん、うかつに触ったり口にしたら一発アウトのものは確実にあるので、それはなんとしても避けなければならないけれど、それよりは、疑わしいけど入念に調べてみたられっきとした星付き食用キノコだった!というケースのほうが圧倒的に多かった。


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コンパスなしでは帰り道もわからないほど方向感覚を失ってしまった森のなかで、サーモンサンドイッチ片手に一服の図。1時間あまり4人で採取を続けただけで、すでにバスケットは満タンに。結局、一度家に引き上げて、バスケットを空にしてから再出発することになりました。

午後はもちろん、マツタケを意識して松林を狙い撃ち。マツタケの脈というのは毎年少しずつ移動するものだそうで、去年生えていたところに今年も生えるとは限らないらしい。入念に探して、実はひとつだけ、色といい香りといい明らかにマツタケ!なのを発見したのですが、それはちょっと奇形な上もう半ば朽ちていてさすがに取るにはためらわれる様相。その周辺に脈があると信じて必至で捜索したのですがそれ以上は見つからず、結局それ以外にこの日はマツタケの収穫はありませんでした…残念。

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上の写真は、午前の森から採取したキノコのうち鑑定が終わったものだけで、このあと午後にもまだまだ入手キノコが増え続け、鑑定&分配作業は日没くらいまでかかってしまいました。いやはや、でも多大な充実感(会得知識的にも消耗体力的にも)と、それに見合うだけの大量収穫!
でも今秋はまだもう一ランク、キノコマスターへの道を駆け上がるために、来週末に同じくレイヴォンマキ国立公園にて地域住民のネイチャーガイド主催で行われる、無料のキノコ狩りツアー(お金とっても来る人は来ると思うけどなあ)にも参加してくる予定です!

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夜9時頃ユヴァスキュラに帰宅してから「疲れてるついでに今日やってしまいたい」とミッコがおもむろにキノコを刻んで火にかけて水分を飛ばし始め、えええ明日でええやん!とぼやきながらもつい作業を手伝い始めてしまって、結局夜1時すぎまで冷凍保存準備と近日調理用の下ごしらえ(もちろん翌日も午前は作業の続き)。同じ種類ごとに同じやりかたで火を通すと、みごとにそれぞれの傘の色に染まっていきます。赤、黄色、だいだい、茶色…いやはや秋の色のフルコースですなあ。そして今、うちの小さな冷凍庫は4割ベリー、5割キノコ(1割ビールグラス笑)で、見事パンパン。保存食とはいえこれでは今後食材も買い込めないので、当面なんらかのキノコ料理は必至です。キノコパスタ、キノコドリア、キノコサラダ、キノコのお吸い物、キノコソース、キノコの天ぷら…とすでに定番どころは昨日今日で制覇。何かよい変わり種レシピを知ってらっしゃる方は、ぜひご教授ください!

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明日は大学入学式(の演奏)!


posted by こばやし あやな at 03:18| Comment(0) | Leivonmäki-レイヴォンマキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月31日

仕事前の一服



明日からの取材ドライブのための車を借りに、ミッコの両親のおうちに前乗りして、つかの間のリラックスタイム。最近とにかく忙しくて生活圏が狭まっていたので、パソコンから離れて自然の中で美味しいものを食べて、裸足で野を駆けて、サウナに入ったあとに夕日色に染まった湖でしばらく泳いで…あっという間にストレス値や不安感をリセット。明日から余分な力を抜いて頑張れそうです。

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今夜は気持ちよく寝れそうだけど、寝過ごし注意だな
posted by こばやし あやな at 21:07| Comment(0) | Leivonmäki-レイヴォンマキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月23日

白いだけじゃない白夜

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帰郷。

すべて、夜11時頃から朝5時頃にかけて切り取った風景。いつも肝心のお天気が危ぶまれる夏至休みですが、今年はとりわけいい色に恵まれました。どこで何をして過ごしていたかは…また今度。

おまけ:

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こらこらアンタ、それ食べ物じゃないから…

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夏至祭の締めくくりは、なぜかすき焼きパーティ。


posted by こばやし あやな at 00:57| Comment(0) | Leivonmäki-レイヴォンマキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月18日

リスがサボった…?

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ルックスだけ先にお見せしたように、雪解けや湖解凍の完了したこの時期の田舎暮らしの恒例行事、「薪割り&リスサボッタ」をお手伝いする名目で、相方の実家に泊まりこんでいました。ほんとはこれらの作業は例年5月の母の日(日本のそれと同じ日)にタイミングが巡ってきて、親孝行も兼ねて若い労働力を捧げにいっていたのですが、今年は少なくとも雪解けがとても早かった。気温はまだ朝夕氷点下だったりしますが、日中は10度近くあがることもあるほど、ぐんぐんと春めいてきています。

さて薪割りはそのまんまとして、リスがサボるなんて笑っちゃうようなネーミングの作業の正体は…要は庭木や森のお手入れ。老木や、育ちすぎていて万が一倒れた時に家やサウナ小屋に直撃するおそれのある樹を伐採して、幹の部分は薪に、薪木にならない枝木は農用フォークでかき集めて回収し、これから若木やベリーの育つ地面をすっきり日当たり良くしてあげる作業です。イメージ以上に相当な労力の要る薪割りと、これまた同時期の恒例作業である、サウナ小屋から湖に伸びる桟橋の取り付け作業(冬場は湖が凍る関係でいったん取り外すのです)は男性陣が、私はミッコママの指令にしたがって薪にならない枝葉の回収作業と薪木の整頓、作業合間の昼食やコーヒー休憩の準備などに奔走。

なにせ普段使わない筋肉をあちこち使う…というかそもそも最近運動不足で身体自体大して動かしていなかったので、今日はもう全身に筋肉痛同時多発でへろへろ。。。とはいえ、デスク作業から離れて、こんなに美しい自然景色のなかで、冷たい空気を吸いこんで、薪がスパーンと割かれる音と鳥達の歌声だけを耳にしながら身体を動かす作業は最高のリフレッシュタイムでもありました。何よりそのあとのサウナ&湖水浴&お庭グリルは、労働の最高の対価!

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今は午後10時半でこんなもの。白夜の季節はすぐそこまで来ています。

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明日からが、本当のイースター休暇

posted by こばやし あやな at 05:41| Comment(2) | Leivonmäki-レイヴォンマキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月26日

フィンランド産、究極の天然MATSUTAKE

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本日は、この夏の(野外での)仕事納め。それが、こんなにもパーフェクトなお天気に恵まれて、究極の大自然の中で一日過ごせて、夏のイベント総ざらいで、歴史ある貴重なサウナにも入れて、キノコもバケツいっぱい収穫できて、そして何よりフィンランドの森で採れたのは初めてお目にかかります天然マツタケGET!!!!!

香り、ぷんぷんです。もう今晩はベッドの傍らに芳香剤として置いて眠りに落ちたいくらい(笑)大きい方はざっと全長20センチを超える大きさ。一体日本でいくらで売れるだろう…
あすはもちろん、ド派手にマツタケ祭りです♪

もう何も思い残すことはない夏の最後と、ワクワクするような秋の始まり。

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posted by こばやし あやな at 05:54| Comment(2) | Leivonmäki-レイヴォンマキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月23日

引越しの達人

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ミッコがいよいよ来週に日本へ発つので、やれ荷造りだ引越しだおみやげ準備だと四六時中バタバタしているのを、見事に巻き添え食いながら横でほそぼそとサポートする日々が続いています。出国てこんなにも慌ただしく大変なものだっけね…。
そんな折昨晩には、妹さんリーッカと、ふだんはラハティに住んでいる彼氏さんのジョンソンが送別に訪ねて来てくれて、久しぶりに仲良しJr4人水入らずで、氷点下まで冷え込む真夜中ドライブに繰り出したり、リーッカの家でお喋りに明け暮れたりと、ここ数日とは別次元でゆったりと心落ち着く時間を過ごしたものでした。

今日は朝一でミッコの両親が実家からレンタカーとともにやって来て、ついに学生アパートからの退去作業。思えばこの一年だけで、このメンバーで何回引越し作業を助け合ったか…という感じなので、もはやチームワークも手際も抜群で、自分たちでもおどろくほどあっという間に部屋は空っぽになり、こや家族経営の引越しサービス始められるな、と自惚れてハイタッチしあうほど(笑)

当初はユヴァスキュラで車を見送る予定でしたが、結局実家について行って運び入れるところまでお手伝い。初夏ぶりに訪れた別荘級のロケーションの自宅でお昼をごちそうになり、紅葉で色づく小島の浮かぶ湖を庭先で眺めながら物思いにふけり、しばしまるで自分の帰省のようにのんびりとくつろいで、現実時間の流れるユヴァスキュラに戻ってきました。ちなみにこれまでは一方的に私ばかりがこちらのご両親にお世話になりっぱなしでしたが、来週の今頃はいよいよ、ミッコが小林家の輪に参入する番です(もちろん私不在でw)バラエティ番組みたいに、一部始終をライヴ中継してもらって別室で見守っていたい気分ですが…そもそも果たして何語でどうコミュニケーションを取るのやら??

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最近、部屋の乾燥具合が尋常ではない…


posted by こばやし あやな at 07:32| Comment(4) | Leivonmäki-レイヴォンマキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月18日

母の日休暇 その2

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ようやく、の後編。

前の晩、かなり遅くまで食べて飲んで夜更かししていたので…というのはみんな同じだからちっとも言い訳にならないのですが、翌朝は母の日当日ということで朝食の食卓準備は子供たちでやろうと話していたのに、翌日気持ちよ〜く目覚めたら、まさかの子供二人の大寝坊。。。

慌てて母屋に駆け込んだら、すでに食卓準備が完了しており、ご両親が先にコーヒーをすすっておられた…がっくり。本当にごめんなさい…。ちなみにフィンランドの母の日のでは、朝お母さんは早くから起きてくる必要がもちろんなく、なんと子供たちが枕元までモーニングサービスを行うなんて風習もあるようです。


ともあれ、ゆっくりゆっくりご飯を食べて、ミッコが「あ、あの時間だ」とおもむろにテレビをつけて「楽しいムーミン一家」のアニメを家族で鑑賞。これがフィンランドの家庭の、平穏な日曜朝の団欒時間のモデルなのでしょう。

さらにそのあとは、昔(それこそミッコが小学生のころ)によく家族で白熱していたというボードゲーム「モノポリ」を引っ張りだしてきて、私が妹さん代役ですが十数年ぶりの家族戦。私が日本でやったことのあるモノポリは確かアメリカ版で、ボード上に書かれた通りの名前なんかもニューヨークだかどこかの実在する通り名だったと思うのですが、なんと今回お目にかかったのはまさしくフィンランドはヘルシンキ版!アレクサンテリンカトゥ、カタヤノッカ、アンナンカトゥなどお馴染みの通り名に置き換わっていて、通貨は当時のフィン通貨「マルッカ」でした(笑)
小林家でいうと、こういう家族団欒ボードゲームといえば、もっぱらオセロと、あとドンジャラでした。どちらも、それこそ20年近く離れてしまっていますが…。フィンランドは今も昔もボードゲームの購入される数がかなり高いらしく、それはこんな家族団らんゲーム時間を愛する象徴なのかもしれません。


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そのあとは、軽食と飲み物をもって庭先からボートで湖上に繰り出し、あてもなく無人、無音の水の上をぷかぷかと移動して、漂着した小さな無人島でピクニック。まさにムーミン一家に出てきそうな水上気まま生活(笑)


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帰還後は、朝に仕掛けておいた魚の罠をチェックしてまたその晩の食材を確保し(私の眼にはミッコもたいがい自然のなかで生きる術が備わった男に見えるけれど、お父さんに言わせればまだまだ甘いらしく、魚の罠に関する父レクチャーが延々と行われていた…笑)、


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私はその間ミッコママに料理を教わりつつお手伝いして、夕方に母の日スペシャルのちょっと贅沢ランチ&ディナーをみんなでいただきました。メインはお父さんが焼いてくれた牛ステーキでしたが、写真に映る、前菜につくったにんじんポタージュとカリフラワーグラタンが衝撃の美味しさで(元来どちらもそんなに好んで食べるほうでもない野菜なのに)、もちろんレシピをいただき、さらに余りをたくさんタッパーにつめて持たせてもらいました!!

いつもながらこの家庭を見ていて感心するのは、炊事洗濯を母親だけがやるなんて感覚はつゆにもなく、子供も特に「お手伝い」なんて恩着せがましい感覚もなく、とりあえず手の空いた人がごく当たり前にそのどれもをこなして家事がまわっていること。知りうる限りフィンランドの家庭では決して珍しくないスタイルだし、このやり方が常識になっていたら、さらに両親が働いたり子育てしたりもどんなにかスムーズで楽しいだろうと羨ましく思う。まあ、常におうちの誰もががあくせく動き立ちまわっていて、少々せわしなくは見えるけど(笑)

そして、さすがに私にもホームシック心が芽生えたことは言うまでもありません…
はやく、ほんとの「帰省」がしたい。

ayana@jyväskylä.fi


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今日はこれからユヴァスキュラへの来客のおもてなし

posted by こばやし あやな at 16:59| Comment(2) | Leivonmäki-レイヴォンマキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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