2015年12月31日

Suomiのおかん業務実績2015 & 大晦日のご挨拶

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それでは年末恒例となった、Suomiのおかん 業務実績の2015年度報告をさせていただきます。

連載
■生活情報総合サイトAll About(海外旅行>フィンランド)こちら
■Sauna on Valmis(株式会社メトス公式サイト内サウナ関連コラム)こちら
■北欧じかん(フィンランド関連記事)こちら


書籍の取材執筆
■玄光社『カウニステのデザイン 北欧テキスタイルブランドの新しいかたち』(7月)

新聞・雑誌・書籍媒体への原稿執筆および取材コーディネート
■アイノラ交響楽団第12回定期演奏会パンフレット「シベリウス人物像コラム」(4月)
■誠文堂新光社『イラストノート 第35号』"かわいい北欧の模様"特集(7月)
■全国公衆浴場同業組合連合会『Please Enjoy SENTO』"フィンランドサウナの文化"(11月)
■リクルート社『HOUSING 2016_02』"北欧スタイルの家づくり"(12月)


テレビ番組ロケの通訳コーディネート
■鹿児島テレビ制作『福田沙紀 氷と雪の世界 真冬のフィンランドでオーロラと出会う』(1月)
■TBSチャンネル『槇原敬之 フィンランド音楽紀行』(12月)


視察コーディネート、リサーチ、通訳翻訳など
■フィンランド最古の公衆サウナRajaportin Saunaの公式ウェブサイト日本語ページ作成(1月)こちら
■大学研究室の教授とゼミ生たちのヘルシンキおよび首都圏の近現代建築視察(3月)
■研究者グループによるフィンランド社会保険庁の関連施設の視察(3月)
■研究者グループによるフィンランド幼児・初等・中等教育における音楽教育の現場視察や聞取り調査(3月)
■株式会社メトス視察団のエストニア南部の世界遺産サウナ文化の現場視察・取材(10月)こちら
■研究者グループによるフィンランドの専門学校教育に関する大学研究者とのセッション通訳(11月)
■FISスキージャンプW杯ルカ大会会場でのフィン現地メディアの葛西紀明選手インタビュー通訳(11月)
■研究者グループによる「遊び」の観点からのヘルシンキ公立幼稚園の視察(12月)
■その他、依頼を受けた企業・個人のドキュメント、プレゼンテーション資料、DVD字幕などの翻訳業務や、海外特番関連のTV・ラジオ番組のフィンランド国内リサーチ・仲介など随時


委託ガイド業
■ヘルシンキ市内観光
■ユヴァスキュラ市内や近郊のアールト建築ガイド など

(各時系列、敬称略)


◎個々の具体的なお仕事内容、その見どころ?は、おかんHPの"WORKS"ページ(こちら)に記載しておりますので、よろしければご覧ください!

そして、これは業務ではなく学務ですが、成果は成果なので一応…笑

受理された論文
■Pro-gradu tutkielma "Yleisen saunan merkitys nyky-yhteiskunnassa -2010-luvun Helsingin uusien yleisten saunojen toimintakonseptien perusteella" (Taidekasvatus Sksy2015/ Jyväskylän yliopiston taiteiden ja kulttuurin tutkimuksen laitos)

さらに、これらは完全にただの棚ボタですが…苦笑

日本のメディア出ちゃいました
■NHKテレビ 朝の連続テレビ小説『マッサン』"私たち国際結婚カップルです"ミッコ&あやな写真採用(2月)
■フジテレビ『ヨルタモリ』"ヨルの連続テレビ小説タモサン"ミッコ&あやな何故か名前出演(3月)



今年は間違いなく、フィンランドに移住してきて以来あらゆる面で一番、思いが形に、迷いが希望に、努力が成果につながった手応えの強い一年でした。(まだ放映が来年に控えているものもありますが)初めて本格的なテレビ番組のコーディネーションを何本か引き受けたことで、確実に仕事のジャンルやスキルの幅を拡げることができたし、まさに日本にいては絶対に出会うこともなかった、母国の誇る本物のプロフェッショナルの方々と出会うばかりか、互いの専門性を信頼しあってクリエイティブな共同作業に携われるという、移住当初は想像もしていなかった素敵な機会に幾度も恵まれました。そしてこれも夢のひとつだった、一冊の本の執筆に携わるという作業もようやく達成。
夢や目標の達成という面ではお仕事だけでなく、たとえばフィンランド語で論文を書き上げる。ここで出会った音楽仲間とカルテットを結成して演奏会を開く。アフリカ大陸に足を伸ばす。といった長年憧れていたものごとも次々に実現しました。縁と運命で他力本願的にさらっとふわっと事が運んだこともあれば、自分の努力や執念がどうにか結実させたことも。その一方で、自身の限界点というのか、体力的にも精神的にもここまで来たら素直に引き返そうとポジティブに諦める精神も学ぶことができた一年でもありました。

すでに少し前の日記でも意思表明をしましたが、来年も当面はこのまま、自分自身ではあまりこれといったセルフブランディングや目標設定や営業活動をするわけでもなく、ただたんぽぽの種のように周りから吹いてくる風に運ばれながら、その未知なる着地点で必要な知識見識を養って自分のベストを尽くす…そういう自然な活動を続けていけたらいいなと思っています。もちろんその中で、これは自分から本気で打ち込んでみたいと新たに思えることが見つかればラッキーだし、そのときはまた青春時代のように前のめりに全力疾走する快感を得たいものです。同時に来年は少し自分に多めに「自由時間」を許容しつつ、やれ仕事勉強でパートナーを寂しがらせないように気も配りたいなあと(笑)人生はまだまだ長いけど、自分の好きなところに行って好きなことをして許される自由時間はきっと一生保持できるものではないはずだから。


私がこうしてたんぽぽの綿毛を気取ってふわふわと楽しく、でも継続的に活動を続けて暮らしてゆけるのは、私が必要とされる場所に運んでくれる風となってくださる皆さんとの、良き出会いと良き交流が途絶えないからに他なりません。偶然は何度も起こればそれは偶然とは呼べないでしょう。こんなに素敵な出会いと交流が続くのは、もはや偶然ではなく、ひとつひとつちゃんと意味や連続性があるものなのだと、年々信じられるようになってきました。それは自分自身への根拠なき自信でもあり、この世界で新たな人との繋がりや絆を求めて生きる人々のネットワークパワーへの信頼と感謝の気持ちでもあります。ほんとうに何事も、捉え方ひとつ、受け止め方ひとつ、です。

というわけで今年最後の日記も終始自分のことだけを語って終わってしまいましたが、もちろん人並みに世界平和も心で願い続けているし社会問題も頭で考え続けているので、ここでさらに言葉にしないことお許しください(笑)今年一年も、本当にありがとうございました。来年も、皆さん一人ひとりが良縁そして己の運のよさにたくさん生きる喜びを感じられる一年となりますように。

ayana@jyväskylä.fi


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明日は皆でワイワイ花火大会で食べ逃しそうなので、今晩おそば食べます。カレーそばですが(笑)


posted by こばやし あやな at 03:25| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月01日

遅めの夏休みは南半球で

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先日、夜中に仕事をしていたら書き物部屋の窓の外に鮮やかなオーロラ出現!今年はお盆明けくらいからオーロラ活動絶好調のようです。

さて9月に入り、気候もすっかり涼しくなってきたところですが、Suomiのおかんは本日より約半月ほどバカンスをとらせていただきます。ですので、その間のお仕事依頼に応じられないほか、メール返信が滞ってしまう可能性が高いです。ご不便をおかけしますが、現地でメール確認さえできれば、すぐに返信はいたしますので、なにかございましたらまずはメールをお送りいただき、反応をお待ちください。どうぞよろしくお願いいたします。

以前にもちょっと書きましたが、今年のリフレッシュ休暇には、初アフリカにして初タンザニアを選びました。過去にユヴァスキュラで出会った親友が現在タンザニア大使館で働いているので、彼女を訪ねる目的もあり、さらに夫ミッコの妹(職業:詩人)はこれまでのアフリカ紀行からのインスピレーションで詩集を3冊も出版しているアフリカ旅行の達人、さらにその彼氏さんがこれまたタンザニア人で、私がタンザニア行きを考えていると言ったら「なら僕の両親のところに泊まって行きなよ〜サファリにも連れてってあげるから〜!」と、ノリよく地方都市の実家訪問を後押ししてくれたのです。もはやここまで安心できる人の縁でも重ならないと1人でふらっと行こうなんて決意しないだろう未知の場所なので、「じゃあ行くわ〜」と軽く返事して航空券を見つけ、とんとん拍子に話が進んでついに出発です。
話が進んで…って、実は今回の旅、結局こうした周りのホスピタリティあふれる人たちが、私の希望やわがままを叶えるべくどんどん旅程アレンジや予約を進めてくださり、はっきり言って自分は本当に何もせずに、どんな旅行代理店にも実現できないような、ローカルで経済的でワクワクするようなパッケージができあがっていた…という完全なる他力本願旅です。荷物も、いつもの出張用の小さなスーツケースとカメラケースだけ。ビザさえ(フィンランドにはタンザニア大使館がないので)現地空港で取得してしまうつもり。…どう見ても、初アフリカ一人旅とは思えない無防備さです…。友人たちが旅のお楽しみの部分は全力サポートしてくれるぶん、私はとにかく自分の身の安全を守ることに徹して、無理せずとびきりの非日常を満喫してきたいと思います!

実はタンザニアへの到着は金曜日の予定で、今日はこれから荷物とともにラハティへ。夏休みの除幕に、まずはシベリウス音楽祭へ2日間だけ参戦です!今宵は、実に8年ぶりに立ち会えるオスモ・ヴァンスカとラハティ響の夢の再共演!!明日は150周年でゲスト出演と相成ったBBC響×オラモのクッレルヴォ!!!嗚呼なんて贅沢…。タンザニアにコンサート観賞衣装をそのまま持って行かねばならないことくらい、屁でもありません(笑)
フィンランドは木曜に出発し、まずは一路チューリヒを目指します。そこで一泊して、いよいよダルエスサラームに向けて発つプランです。

この夏は、特に後半、魅力的なお仕事のご依頼も涙を飲んでお断りし、とにかく修士論文を完成させるという一心で、いつかの受験勉強のときくらいまじめに朝から夕方まで図書館にこもっていました。本来はこの旅行を夏季休暇ではなく「卒業旅行」だと、胸をはって言いたかったのです…

ハイ、そういうわけで、卒業旅行にはなりませんでした(涙)
この弁解と怒涛の過程はまた、帰国してちゃんと初校を完成させられた時にさせてください。。。

ともかく、ここから先2週間はとことんリフレッシュと日光浴に専念させていただきます!次回のブログ更新まで、無事の帰国を祈っておいていただけたら嬉しいです☆

ayana@jyväskylä.fi


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週間予報を見ていても、この時期のタンザニアは、意外と猛暑って感じでもないみたい?

posted by こばやし あやな at 17:20| Comment(2) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月23日

2冊ともどうぞよろしくお願いします!

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なかなかいつまでたっても気温の上がらない、ザ・冷夏です。日本で冷夏と言ってもほんとに冷たい夏はありえませんが、こちらでは文字通り冷え冷えして身体を震わせる日(朝夕どころか、日中でも)も少なくありません。これまで20度超えした日なんて、まだ片手で数えられるくらいだったんじゃないかしら。思えばちょうどクオピオの取材中に、その珍しい夏日が集中してて、あのお方が日本に帰られたタイミングでまた寒い毎日が再会したような…太陽を操るスポーツマンは松岡修造氏だけではなさそうです(笑)

さて、いつもながらの言い訳ですが、最近あったあのことやこのことをたまにはblogに書きたいなという思いはほんのりあるものの、近頃夜はたいがい森か湖畔に遊びにいってるので、なかなか実行に至らず…またもや仕事がらみの告知でようやく腰を上げ更新する不甲斐なさを感じつつ、ではあるのですが…

明日23日は、たまたま関わった著作物が2冊同時に日本の書店に並ぶようなので、それぞれ紹介させていただきますね!

まずイントロ写真として帯付きの表紙デザイン写真を載せているのが、今年上半期をかけて、私自身も何度もヘルシンキを往復し、すばらしい取材・撮影・編集チームの皆さんとともに長い時間をかけて取材執筆に取り組んできた一冊、題して『カウニステのデザイン 北欧テキスタイルブランドの新しいかたち』というMOOKです。カウニステ(Kauniuste)というのは、2008年にヘルシンキで誕生し、わずか数年の間で急成長を遂げて国内外にファンを増やしている、今注目のテキスタイルデザインブランド。本書は、そのブランドやメインデザイナーたち、専属カメラマンが企画や取材に全面的に協力してくださったことで完成した、渾身の、ブランド初のムックであります。

本書で初めて堂々と明かされていますが、実はブランドの創立者は、縁あってヘルシンキに移住してきた、それまでデザインの勉強歴も経験もなかった1人の日本人なのです。私は以前から、とある北欧デザイン関連のウェブコラム執筆を通じて、個人的にこの方とは繋がりがあり、お仕事のヒントをいただいたり恋愛相談にのっていただいたり在住日本人イベントを共同開催したり…ともあれヘルシンキに立ち寄ったときはたいがい誘って一杯やりに行く仲でした。
だから、昨年の秋に制作会社からこの本の執筆のお話をいただいたとき、私はてっきり彼が推薦してくれたのかと思ったのですが、実際はただの偶然だったそうで…その上、(私の人選には関わっていない)出版社の担当者さんも、All Aboutなどの記事を通じて熱心に私の活動を見守ってくださっていた方だとわかり…こうしてあれよあれよと面白いところで縁がつながり、スタッフが固まって、年が明け、本格的に始動してからは、ただただ全力投球で、本のために自分のもてる力と時間を捧げてきました。
個人的に、この本は、私が移住してきて無謀にも在住ライターを名乗ってあくせくし始めて以来、これまでずっと270キロの距離を隔てながらも私の活動を公私ともに見守り支援もしてくださっていたヒロさん(あ、ここに来てついに名出し笑)への恩返しの意味合いが強かったといえます。これまで執筆活動を一緒にやったことはあったし、お店の紹介記事を書いたこともあったけど、今回ようやく、最もお互いの専門を活かしあえる立場で一冊の本をつくる、というこれまたお互いにとっての夢のひとつを叶えるサポートをしあえたことが、振り返ってみて何よりも幸せでありがたかったなと思っています。

半年間内部の内部まで覗かせていただいたKaunisteは、一言で言い表すならば「誠実」という言葉に集約されるブランドです。どのように個性豊かなデザイナー一人ひとりと向き合っていくのか、デザインの良し悪しの境界はどこにあるのか、ビジネスとはいえ絶対に譲れないことはなにか…スタッフからも、デザイナーからも、返ってくる答えにはいつもはっとさせられる信念と誠実さがこもっていて、私はとにかくその凛とした人々の思いを零れないように両手ですくい、字数制限の限られた紙面にそっともれなく落とし込むことに集中するのみ、の作業でした。

ビジュアルも重要なMOOKなので、これまでの作品のコレクション紹介はもちろん、起業秘話、ものづくりの理念、製造過程からデザイナーたちの綿密取材まで、まさにブランドの魅力が結晶化したような一冊になっています。そして何より、北欧デザインやブランドのファンだけでなく、たとえば今新しいブランドや企業の立ち上げを考えているような方の心にも必ず響く一冊だと思います。明日以降、書店にて、あるいはAmazonサイトももちろんありますので、少しでも多くの幅広い方が気軽に買い求めてくださったら嬉しい限りです。どうぞよろしくお願いいたします!

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さてもう一冊は、全面的に関わったというわけでもないので少しさらっと…
日本や世界の魅力的なイラストレーター、クリエーターたちのものづくりのプロセスや思考に迫る月刊誌『イラストノート第35号』がどどんと北欧特集!ということで、私は、今年日本にも本格上陸してきたフィンランドの老舗テキスタイルブランド・フィンレイソンの人気デザイナーのお二人と、ノルウェーを拠点にしたデザインユニットのダーリン・クレメンタイン、そしてフィンランド自治領のオーランド生まれで現在はNYで活躍するロッタ・ヤンスドッターさんのインタビュー記事をそれぞれ書かせていただきました。

こちら結構自分自身がハードなスケジュールにあるなかで引き受けた案件だったので、ノルウェー人の取材記事をデンマークのホテルでまとめたり、スウェーデンからスウェーデン語が母語のロッタさんにHejとラブコールを送ったり…日頃はフィンランド関連の仕事一本の私にとってもまさに異例の「北欧特集」な日々でした(笑)
巻頭特集は今主宰するブランド急成長中の鈴木マサルさん。以前代々木上原のケースギャラリーでトークイベントをさせていただいたときに、同じ日の私の前に同じ場所でトークされていて、少しだけ交流がありましたっけ。こちらも色鮮やかな見本誌が届くのが今から楽しみです。こちらはもう、北欧テキスタイル・デザインファン必見の一冊ですので、われこそという方はぜひ抜かりなくお買い求めください!

今年は今のところ振り返って、学業大詰めなのもあってかなり仕事はセーブしているのですが、その分ひとつひとつ貴重で実のある仕事に携われている満足感はかなりあります。カウニステの本しかり先日のドキュメント撮影しかり、長期的なプロジェクトに関わることも増えているのでなかなかすぐに成果が形にはなりませんが、ひとつひとつじっくりと誠実にこなすことで、私自身もちょっとずつ前進を続けていきたいです。

ayana@jyväskylä.fi


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4年間履き倒した長靴がついに穴あいた…同じの買い換えるか…

posted by こばやし あやな at 05:17| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月25日

またもや不在届

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一昨晩、スウェーデン・デンマークぶらり旅から無事にユヴァスキュラに戻ってきました。10日間も突如家を離れてぶらぶらできるのはマイペースフリーランサーの特権といえば特権ですが、前回の臨時日記で悲鳴をあげてしまったように、なぜか今回旅の道中でいろいろと新しい話が舞い込んで対応に追われたり、手がけている途中のプロジェクトがこじれたり、夫の通訳予習に付き合ったり、旅先のカフェやホテルでも原稿執筆に励まざるを得なかったり…と、かつてなくてんやわんやの旅行、というか広域移動型ノマドワークでもありました。それでも合間にこんなにバラエティ豊かな景色を見て来られたのですから、十分幸せでお気楽な社会人です。。

まだまだお見せしたい写真や紹介したい旅の思い出はいろいろあるのですが…実はまた明日からしばらく、急遽出張に出かけることが決まりました。明日は終日ヘルシンキ、そして明後日からは2週間弱(一度別の仕事でユヴァスキュラに戻ってはきますが)クオピオの街に滞在します。この時期にクオピオ、といえば勘の良い人は誰絡みのお仕事か推理できるかも?ともあれ、この話もまた旅行中にまとまったので、昨日今日は旅疲れを癒やす間もなく朝から晩まで自宅での業務処理や明日からの予習に集中。ひとつひとつのお仕事を誠実にこなす、ということだけは崩す気はありませんが、加えてスピードと効率の良さもまた大きな課題であることを痛感しながら。

ともかく、またしばらくユヴァスキュラを不在にしますので、また帰ってきて落ち着いたら、旅の土産話の続きでも…。皆さん引き続きよい夏をお過ごしください!

ayana@jyväskylä.fi


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明日は否応なしに5時半のバス…orz


posted by こばやし あやな at 05:22| Comment(3) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月16日

(現在継続中の)夏季休暇のお知らせ

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前回の宣言に自ら甘えて、予告どおり本当に全然更新もしないまま、久々の日記がこのような連絡記事で申し訳ありません。

実は先週末から隣国スウェーデンに来ておりまして、まあちょっとした仕事のようなものも兼ねてはいるのですが、今週末は夏至祭でもありますので、基本的に今週のSuomiのおかんは「ヴァカンスモード」でございます。その旨、各所お得意様や進行中のプロジェクトの関係者様には事前に報告してから出国してきたのですが、どういうわけかたまたま今週に入って、お仕事関係だけでなく一般の方々からも、さっと空き時間にさばけない数や内容の質問メールやファンレター(?)などをいただいているようでして…
ウェブサイトには「返信は遅くとも二日以内に差し上げます」と銘打っているものの、ちょっとそれが実行しづらい状況になってしまっています。

メールをくださる皆様全員がタイミングよくこの記事に目を通すとも限らないのですが、このあと22日まで、近隣国での非日常モードが続く予定ですので、どうかそれまで返信を待っていていただけますでしょうか。内容には目を通して、もちろん緊急度が高いものには取り急ぎお返事をさせていただきます。勝手を申してすみませんが、どうかご了承いただければ幸いです。

Suomiのおかん海外便り辺ということで、Facebookの公式サイトのほうにはちょこちょことスウェーデン(やこれからいくデンマーク)の写真やレポートなどを載せていますので、こちらもお楽しみいただければ嬉しいです!

それでは、少し気が早いですが、皆さんもどうぞよい夏至の週末を!

ayana@stockholm.se


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久々のストックホルムの町を歩いていて、やっぱりスウェーデン語も勉強したいなと真剣に思い始めています。

posted by こばやし あやな at 20:56| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月20日

今週末、九州各局で放映されます!

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今週は翻訳仕事とコンサートのステージリハや打ち合わせが立て込んでいて、なかなかまともにブログも開けずにおります。。。ということで、取り急ぎ、Facebookページのコピペになりますが、いよいよ今週末に放映される、コーディネートを手がけた番組の詳細をご紹介します!

*******

お待たせしました、先月に取材コーディネートをさせていただいた紀行番組がいよいよ今週末に九州各県で放映されます!題して、

『氷と雪の世界 真冬のフィンランドでオーロラと出会う』


女優の福田沙紀さんが、冬のフィンランドならではの体験をしにラップランドを訪れ、ケミ名物の雪と氷の城ルミリンナを訪ねたり、砕氷船サンポ号に乗って氷と一緒に海に浮かぶアクティビティにチャレンジしたり、北極圏のトナカイ飼いのファミリーの家を訪ねてトナカイのお世話を手伝ったり、そして夜には期待をかけてオーロラハンティング…と、フィンランドらしい冬景色と人情がつまった盛りだくさんの一時間番組に仕上がっています。

今回(今週の土曜または日曜)は九州各局のみでの放映ということで、その他の局(フジ系列)での放映日は今のところ未定となっております(追加放映日時が決まればまた随時お知らせします)。ともあれ、まずは九州にお住まいの皆様、ぜひぜひ今週末の放映をお楽しみください!!

★九州各局での放映時間★

◎2/21

テレビ熊本
15時〜15時55分

沖縄テレビ放送
15時30分〜16時25分

鹿児島テレビ放送
テレビ長崎
15時50分〜16時45分

テレビ西日本
サガテレビ
16時〜16時55分

◎2/22

テレビ大分
テレビ宮崎
16時30分〜17時25分

番組ホームページ
http://www.kts-tv.co.jp/tv/finland/

ayana@jyväskylä.fi


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来週から毎週ペースでしばらくヘルシンキに通うことが決定…
posted by こばやし あやな at 03:34| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月02日

ユヴァスキュラ大学フィン語夏期講座の最新情報

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じつは毎年必ず、年明けくらいから結構な数の問合せメールが寄せられるのが、ユヴァスキュラ大学で開催される夏季語学学校について。おそらく3年前に書いた下の投稿記事にたどり着いて…という方が多いのでしょうね。

2012年4月14日 ユヴァスキュラ大学夏期語学学校のご案内

記事が今でも検索に引っかかる以上、内容に責任を持たなければならないのかもしれませんが、大前提として断っておきたいのが、私自身がこのコースに参加したのは2006年、実に9年も前のことで、当然ながら今と昔ではいろいろ大きな変化もあるということ。とは言え、今でも言語部のメーリングリストからこの夏期講座の概要はまわってくるし、例年の日本人参加者が滞在中に私に連絡をとってきて地元でお会いし直に体験談を聞くこともあれば、仲の良い言語部の先生方と話していて「今年も宣伝しといてね〜笑」と最新情報を耳にする機会もあるにはあります。何より、毎年度はやいうちから新年度の夏期講座案内の特別ウェブサイトが用意されるんで、はっきり言ってこのサイト(英語)を読みこめば、特色的なカリキュラムといえどもかなーり具体的なイメージは湧くのではないかと思います。もちろんここから汲み取れるのは良い面ばかりだと思うので、現実的な質問や不安な点もいろいろあるでしょう。

今後一人ひとりに私信するかわりに、私から付け加えコメントが出来る範囲で、ざっと概要やよくある質問への可能な限りのお答えを書き出してみたいと思います。まああまり何でも鵜呑みにせず、確実な答えがほしい時は、直接問い合せてみるのが一番ですよ!

とにかく、まずはこちらのサイトを読み込んでいただくことが大前提!!!



しょっぱなから厳しいことを言いますが、フィンランド語以前に、このサイトの英語の読み込みが独力では無理(時間をかけてでも読む気にならない)…という方は、現場では少し苦労をするかもしれません。というのも、世界各国からの参加者とのクラス外での共通言語は、上級者コース以外ではやはり英語がメインになるのが自然ですし、レヴェルをまたいで先生やスタッフから様々なアナウンスがなされるときも、英語が使用されるのは仕方ないことです。概要や申し込みについての読み込み資料も、大事な情報共有の手段はやはり英語が基本。授業においても、少なくとも初級〜一部中級クラスでは、授業でも特に文法説明については先生は英語を使います。

正直、これが他所の大学などで開催される「普通の」夏期講座なら、英語の壁にあまりとらわれることはないんです。でも、後で追って話していきますが、ユヴァスキュラ大学の夏期講座「だからこそ」、フィン語能力の不完全さを補う世界共通言語としての英語は、やはり時と場によりとても重要になってくるんです。

※2015年の開催期間:6月29日(月)〜7月17日(金)←夏至明けで、気温も上がり、間違いなく湖畔の街が一番美しく輝く季節に毎年設定してあります(笑)

【ユヴァスキュラ大学の夏期講座の特徴】
毎年夏には、国内のあらゆる大学などがフィンランド語のノンネイティブスピーカーを対象にした、フィンランド語夏期講座(summer school / kesäyliopisto)を開講します。通常の大学講座と違い、これらはすべて有料が基本です。ただし額は、講座によってかなり違ってきます。
ユヴァスキュラ大学の夏期講座は、おそらく全国で見てもダントツに高額なコースになります。その理由は、

(1)泊まり込み合宿スタイルであること。(通常は、時間どおりに教室に行って数時間〜半日くらい授業を受けて終了時刻とともに解散…というスタイル)授業日は朝から夕方まで授業が続く上、基本的に皆で同じセミナー施設やホテルに寝泊まりするので宿泊費や食費の節約が難しい。

(2)ただ語学を教わるだけでなく、フィンランドの文化や日常生活に精通するための特別授業やオプショナルイベントが連日盛り沢山であること。(こちらから2013年度の放課後イベントリストが見られます。追加料金がいるものもあるし、気分次第でその都度参加するかを決めればいいんですけどね。)

この2点につきます。まあ、これこそがユヴァスキュラ大名物サマースクールの最大の特徴に違いないのですが(笑)
このように3週間、クラスのチームワークを大切にしながら授業だけでなくこれぞ夏のフィンランド!なイベントがみっちり入るので、否応なしにクラスメイトとの関係性も深められていきます。私の時は、最後のお別れ会でクラスごとの出し物対抗戦もありました。この時一緒のクラスだった友達とは今だにやり取りが続いているくらい良い関係になれましたが、裏を返せば一匹狼の学習者さんにはあまり向かない人情プログラムですね。

まただからこそ、自分も相手もフィン語だけでコミュニケーションが取れる上級レベルにあれば問題はないのですが、実際はこのコースに参加するのは全くの初心者から中級程度までの人が大半なので、特に欧米人はクラス外での個人的な会話や大事な事項の確認はつい英語に頼ってしまうのも現実なのです。毎年日本人参加者さんから聞かれる声が、「フィン語もさることながら、多国籍な集団においての英語でのコミュニケーションの難しさに苦しみました…」というもの。フィン語を学びに来たのに英語もだなんて…と本末転倒に思えるいっぽうで、やはり海外で何か新しいことを学んだり、誰かと親しくなろうとするときに、Englishという共通言語の重要性は無視できないのが現実なんだと、私も日々強く思います(もちろん私自身だって、この地に暮らしていてフィン人以外と英語で会話する時間は日々それなりにあります)。
フィンランドという土壌が、フィンランド語を母国語にしながらも、移民も多く、一人でも輪の中に外国人がいれば英語でのコミュニケーションは当たり前…なのも、英語の通じにくい国に暮らすのと大きく違う点といえるでしょう。それも含めて、フィンランドで暮らすということです。

でもまあ、気を落とさずに!私が知るかぎり毎年多くの日本人参加者が(例年参加数最多なのはなんだかんだで日本人らしいです)、そんな風土に少しずつ慣れて、克服し、自信をつけて修了されていますから!

【開催場所と宿泊施設】
前回の投稿記事より後の年からも、この夏期講座の開催場所および宿泊施設がうごき続けています。以前は大学のキャンパスで授業を行い、お宿にも学生村の空き部屋が当てられていたのですが、過去2年は町の郊外のきれいな湖畔にあるセミナー施設を貸し切って、授業も寝泊まりもそこで行なう、まさに強化合宿スタイルだったみたいです。
いっぽう今年は、ウェブサイトを読む限りそこの施設ではないのかしら…?大学内のゲスト用ホテルが宿泊地の候補となっているので。詳細はまだわかりません。

ともあれ、誰かと相部屋のツインルーム(朝食込み)で学生割引一泊37ユーロのホテル暮らしを高いと感じるなら、夏の不在の間に家賃+αで自分の部屋を家具ごと貸し出しますよ!という情報交換が、ローカルウェブサイトで春先から出回るようになるので、過去の日本人参加者にはこういう経路で格安の宿泊先を見つけた人もいたようです。でも、安心面重視なら、やはり指定されたホテルで。そして一人の安息時間と安心が絶対だという人は、高いお金を払ってでも指定ホテルの一人部屋を希望するに越したことはないでしょう。
昼食夕食は、もちろん手軽なランチレストランなどもありますが、節約するならスーパーでうまく簡易調理食材などを買い込んでプチ自炊、でしょうね!これも宿泊部屋の設備にも大きく左右されるのと思うのですが…毎年皆さん工夫して乗り切ってらしてます。

【そのほか、よくある質問】
◎授業のために、英語の準備もしておいたほうがよい?
事前にどの程度英語「も」勉強していくかは、人それぞれとしか言いようがありません。文法を英語で説明された時にちんぷんかんぷんで取り残されそうなら、そういうときの関連ワードだけでも事前に単語帳を作っていけば、現場で余裕ができるかもしれません。いっぽう、とにかくその場その場で、わかるまで先生や友達に聞き直す精神もとても大切です。少なくともフィンランド人は、そしてこういう場に参加してくる多くの外国人たちは、相手が納得するまで誠心誠意応え続けることにはそんなに苦を感じないタイプの人が多いはずですので、あとは自分の羞恥心を封じ込めて貪欲に向き合えるかどうか、が大きいのではないでしょうか。

◎女性一人の参加でも安全?
ここまで説明してきた通り、この夏期講座はとにかく固定メンバーで一緒にいる時間が長いので、現地でうまく味方に出会えれば不安や孤独を感じることも少ないし、困ったときに親身になってくれる相手がみつかれば気が楽になれると思います。もちろん、メンバー全員が信頼置ける良い人かどうかは誰にもわからないし、最低限自分の身を自分で守らなければならないのはどこでも同じですが…。先述したように、少なくとも毎年結構な数の日本からの参加者さんがいらっしゃります。クラス内で同国出身の人同士でずっとつるむのはあまり感じのよい態度ではないのですが、それでもまずはいざというときに助け合える同郷仲間に現地で出会えたら、きっと精神的にも楽になるはずです。

◎先生はどんな授業をするの?評判は?

…すみません、個々の先生や評判などについてはまったく通じていません。夏期講座は基本的に、私たちが大学の言語部で教わっている先生方とは違う方が担当されることが多いようです(常勤先生は夏休みとってらっしゃいますから…)。この夏季講座での教育方針がどうであるかはまったくわかりませんが、また明日以降にでも、私がみっちり鍛えあげてもらったユヴァスキュラ大学言語学部のカリキュラムや教わった学習のポイントなどを記事にまとめてみたいと思います!
ただ、私自身がこの夏期講座に通っていた時に印象的だったのが、生徒側もばんばん先生の教え方に対してフィードバックをしていたこと。アクティブな生徒たちが「もっとこういうことを重点的に教えてほしい」「こういうことをないがしろにしてほしくない」といった先生へのリクエストを容赦なく発言しており、先生もその都度何らかのリアクションをみせてくださいました。フィンランドの教育現場でよく言われる考え方は、先生も完璧な存在ではなく、生徒との相互コミュニケーションのなかで謙虚に改善・成長を続けていくべきだということ。なので、もっとこうしてほしい、と感じたことは積極的に言葉にして伝えることが、ちゃんとあとあと自分が受ける授業の質にも影響を及ぼす、という意識を学生が保つことも大事です。

◎市街での移動手段は?
ユヴァスキュラ市内は公共交通機関といえばバスオンリーです。ルート検索などはこちらのサイトからできるのですが、最近リニューアルしたばかりで、英語サイトが見当たりません…汗。ただ、実際特に気候の良い夏場は、徒歩および自転車が最高の移動手段です。コンパクトな街ですし、例えばもし今年の指定ホテル(Hotel ARBA)を拠点とするなら、そこから美しい湖畔沿いに15〜20分も歩けば中心街に出られます。本数の少ないバスを待つより、歩いたほうが早い、ということはこの街では多々(笑)自転車は、街の自転車屋さんなどでレンタサイクルサービスをやっており、3週間などの長期レンタルなら交渉次第で安くなることも。


よく個別に訪ねられることに対して一括返信してみましたが、このアップデート情報が今年ユヴァスキュラ訪問を考えてらっしゃる皆さんのお役に少しでもたてますように。他に聞きたいことがあれば、コメント欄にでも書き残してくださいね。2月一杯の応募なら学費も少し安いようですので、すでに決意が固まりつつある人は割引チャンスを逃されませんよう!

ayana@jyväskylä.fi


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週末、矢の如し

posted by こばやし あやな at 04:42| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月31日

厳寒ロケを終えて/日本のホラーイベントやってます

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お久しぶりです!無事に長丁場のラップランドロケから帰ってきました。

前も書いた通り、演者さんと大規模撮影クルーをお迎えしての、本格的なテレビ番組撮影をお手伝いするのはこれが初めてでした。現場では普段の取材や視察通訳では全く不要なピンマイクを私もつけて、映り込みや会話のオーバーラップを常に気にしながら女優さんのそばについてまわっての、少し不自然な通訳業。実は最後までマイク機器の電源の切り方などわからず(多分勝手にいじっちゃいかんのだろうとびびって)、トイレ中ももしかして音声さんにこの音も聞かれているのか…??とびくびくしながら用を足したりしてました…苦笑(実際本番中以外は誰も私の音声など耳にしちゃあいなかった)

今回、もちろんプロットや綿密な台本は制作側で用意されていましたが、実際の企画内容やロケ地決定の段階では、ありがたくも現地コーディネーターとしてディレクターさんに大きくアイデアや意見を尊重していただきました。当然ながら多大な責任を負いつつも、結果的には準備段階からロケ当日まで、のびのび・生き生きとお仕事できたなあ、という充足感に満たされていました。
冬の定番観光スポットから、メディアがこの村に来るなんて初めて!という秘境?にまで移動を続けた日々でしたが、天候も雪や大気のコンディションも、ここぞというシーンではすべて文句なしの好環境に恵まれ、一応「晴れ女&オーロラロケ」100%成功記録は今回も無事更新することができました(ほっ)。「この時間のこの方角の、この空の色は絶対わずかな時間しか続きません!」なんて日頃の実体験ありきの超個人的見解にもカメラさんがちゃんとカメラを向けてくださったり…まさに終始、私がぜひ皆さんに見て体験してほしかった冬のフィンランドの魅力の真骨頂を、そしてフィンランド人流の人情とホスピタリティを、(使うかどうかはさておき)余すところなく映像におさめてもらえたのではと思っています!

TV越しでしか見たことなかった女優さんやスタッフさんとも、撮影の合間に、そして夜の慰労会やクランクアップ後のミニ打ち上げで楽しくお話させていただいたのも良い思い出になりました。特に、女優さんたちが帰ったあともカラ絵撮影のために延泊していたディレクターさん・カメラマンさんとは深夜から早朝まで寒さに耐えつつ長く時間をともにしたぶん、必然的に?互いのしょうもない小話まで切り崩しての愉快なやりとりが今でも一番この旅の印象として胸に残っています(笑)いっぽうで、ドキュメント番組制作のノウハウや撮影・編集の手法、コーディネート業に求められているスキルについても直接じっくりうかがい勉強させてもらえたのもまた大きな収穫でした。自分がかつて関わっていた出版物制作業界との明らかな相違点は、やはり時間軸を違和感なく紡ぐという大変さ。今回もそのために、太陽の出方が変わるたびに同じ場所に再撮に行ったり、アリバイシーンを新たに撮ったりと、空港送迎ギリギリまで奔走してその大変さはよくよく身にしみました…。

総じて今回のロケは、間違いなく過去最も過酷スケジュールな仕事でしたが、同時に一生ものの素敵な思い出とキャリアになりました。連日マイナス20度あたりを推移する厳しい環境下で、連日ほとんどまともな睡眠時間も確保できないなか、皆さん本当に一瞬足りとも落ち度や気の緩みを見せない、素晴らしい仕事をされていて、私はただただ圧倒され感化され、その刺激を自身のエネルギーとさせてもらっていました。
演者さん、マネージャーさん、衣装&メイクさん、プロデューサーさん、ディレクターさん、カメラマンさん、音声さん、現場でのロケを快諾し協力してくださった現地の人々、そして現地コーディネーター。言うまでもなく、番組制作とはこれらの人々ひとりひとりのプロフェッショナルさと努力と、そして絶妙なチームバランスのなかでなされる奇跡のような作業なんだということを強く実感した日々でした。まだお仕事が完結したわけでなく、今後は遠隔地で編集作業に随時力添えしてゆくことになりますが、あの数日間におさめた映像の数々がどう1時間の番組に濃縮され結晶化されるのかが今から楽しみで仕方ありません。
いろいろロケウラ話なども語りたいところですが、もちろん番組公開まではこれ以上何も語りませぬ。放送時間など、決まり次第またお教えいたしますので、皆さんぜひぜひお茶の間でお楽しみください!

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話が大きく変わって、実は今年初めからわが町ユヴァスキュラでは、市の複数の美術館博物館がタッグを組んで、日本のポップカルチャーを多角的に紹介する展示会やワンナイトイベント等が同時多発中なんです!
メイン会場であるフィンランド手工芸美術館では、今週末はコスプレや日本のストリートファッションに関する展示が行われていて、私たちの大学の日フィン交流サークルメンバー(JYJY)のひとりである、フィンコスプレ界ではちょっとした有名人のオーナやヤンネが、特別企画スタッフとしてどどんと自身のパネルなどを公開し頑張っています。

それから、同じく今週末、昨日30日金曜から明日1日日曜日までは、これまたJYJYに参加する今年の交換留学生の日本人たちの企画が採用されて、ジャパニース・ホラー・エグジビションという、なんと日本のホラー文化に特化した特別展示が三日間限定で無料観賞できるようになっています。
詳しくは、こちらのFacebookサイトをご覧あれ!

私はこちらの企画にはノータッチで、どんな展示となったのかもまったく知らないまま昨日大学帰りにミッコとさっそく立ち寄ってきたのですが、いやはや年末年始をはさむ短い準備期間で、よくここまで頑張ったねと褒めてあげたくなる見事な展示室に仕上がっていました!別に脅かしてくるお化けが潜んでいるわけではないですが、展示室内は真っ暗にしてあって、おどろおどろしい音楽の鳴り響くなか、観覧者はペンライトを手に順路をさぐったり展示に光をあてて眺めていくようになっています。
日本の歴代ホラー映画の予告編も一気に鑑賞できる小部屋も用意されてて、ときどきその外側まで佐々木希の悲鳴が聞こえてくるのがなんともリアルで、ザ・日本のホラー文化って感じです(苦笑)余談ですが、この予告編映像についてた字幕はミッコが翻訳したもので、彼は夜な夜なうちのくらーい部屋でこのホラー映像ばっかり見ながら一人ぶつぶつ唱えつつ翻訳作業してたので、同居人として気味が悪くて仕方なかったです。。。笑

ともあれ、コスプレ&ホラーイベントは今週末限りの展示で、終日入場無料ですので、お時間ある方はぜひ!

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そして以前にも少し書きましたが、私たちのカルテットもこの流れで、手工芸美術館にスポンサーとなっていただきアニソン&ゲームBGM縛りのコンサートを3月3日の夜に開催します!こちらはもう少し日が近づいたら大々的に宣伝する予定ですが、ユヴァスキュラ近郊にお住まいの方はぜひぜひ、入場無料ですので気軽に足をお運びください〜

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今年は例年より雪がよく降りますなあ。

posted by こばやし あやな at 18:47| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月23日

北上につき、しばしお休みです

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明日からお仕事でしばし「北の方」に行ってまいります。去年のウツヨキ篭もりほど極端な地に行くわけではありませんが、このシーズンに訪れるのは初めての街・村ばかり。そして、初めて手がける本格的なTV番組ロケのコーディネート。日本から素敵な女優さんと大所帯の撮影スタッフをお迎えし、フィンランドならではの冬のレジャーや暮らしを大満喫していただきます。
年末に企画が立ち上がってから今日までの準備段階だけを鑑みても、これまで手がけてきた紙面媒体用の取材とは比べ物にならないくらい、台本作りや各方面との打ち合わせに綿密さや+アルファの気配りが要求される厳しい環境でした。大切な一瞬を絶対に撮り逃すことのできない現場のプロ意識や責任感に刺激を受けながら奮闘してきた日々。ここまではまさに文化祭の準備みたいなもので、実際明日からのロケ本番は、きっとあっという間に過ぎ去ってしまうんだろうな、と早くもじーんと来ています。

実は明日は、私のぶんはなんと航空券が取れず、まあそりゃ1回南下して北上するなら、ここユヴァスキュラから北上すればええがな…という究極的な理論を飲んで、なんと電車で現場に向かいます(笑)日本から飛行機に乗ってやってくるクルーたちの移動時間と、実質そんなに変わらないという。。。
まずは無事に現地空港で皆さまをお迎えできるよう、気の遠くなるような列車の旅、ガンバリます。

それでは、いつもながら出張中は任務に集中するためブログをお休みさせていただきますので、また一週間後にここへおみやげ話を持って帰ってきますね!皆さんもよき週末を。

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現地では気温が下がり過ぎないことだけを切に願う…
posted by こばやし あやな at 05:40| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月10日

【謹賀新年】ブログ再開します!

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遅ればせながら、明けましておめでとうございます!

一ヶ月の超ロングハネムーンを楽しみ尽くして、昨日ようやくフィンランドに帰ってきました。年末の挨拶以外、結局ものの一度もログインにすら至らなかったブログという長年の一日締めくくり作業も、さすがに今日から再開する所存です。今年もまた、どうぞよろしくお付き合いください!

関西空港までは、二年ぶりにゆっくり一緒に正月を満喫できた私の両親に見送ってもらいましたが、こちらに着いたら今度はそんまま相方のご両親のおうちに寄せてもらい、クリスマスを一緒に祝えなかった分、二週間遅れでのクリスマス休暇風家族団らん時間を楽しんできました(公現祭さえもう過ぎていたけど、まだちゃんとツリーもクリスマス飾りもとってありました笑)。今年はクリスマス以降、昨年よりもずっと本来の冬らしい冬を迎えていたようす。雪もたっぷりあり、湖もすっかり凍っていたので、到着してすぐにサウナに直行し、もちろんそのまま雪の中にダイブ、着衣後は湖上ランニング後に年賀状写真撮影…という自然世界との究極スキンシップでフィンランド生存本能を呼び覚ましました(笑)

今やこのどちらの家族を訪れることも、自分にとっての嬉しい帰省時間。そして日本とフィンランドどちらもが、自分にとってほぼ対等に心地よい居場所を与えてくれる故郷。こたつが暖炉に、湯船がサウナに取り替わった直後はやはりちょっぴりセンチメンタルな気分になってしまいますが、これからも公私ともにこの両国の間を物理的・精神的に行ったり来たりしながら歳を重ねていく…ことになりそうですね。

ところで旅行中は、意外にも写真をほとんど撮らずじまいでした。ブログやSNS掲載というナチュラルな強迫観念?が取っ払られた状態になってはじめて、かつてそれなりに情熱を燃やしていた写真撮影という行為への興味を、今やゆるやかに失いつつあるんだなという寂しい事実を、自覚させられました。そんなこんなで、このまま振り返り日記を書くこともなく日常復帰に流れ込みそうなので、旅の総評といいますか、終始強く強く実感していたことを一点だけここに書き留めておこうと思います。

それは、とにもかくにも「相方のコミュニケーション能力が凄すぎる。」

…惚気と言われようが今回の旅の感想はこれに尽きます(笑)

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この一ヶ月の間、主に前半は東京でのあいさつ回りからの全国津々浦々の列車旅、後半は神戸の実家を拠点に私の旧友に会ったり同窓会に出たりしながら、年始には親戚のあいさつ回りに勤しんでおりました。その先々で出会う人々のほとんどが、もちろんミッコにとっての初対面相手。
なのに気づけばいつも、私の知人友人とも古くからの友達のように和に溶け込んで盛り上がり、家では四六時中うちの家族を和ませ続け、親戚のちびっこたちをまとめて面倒見て別れ際に泣きつかれるほどとりこにし、80歳を超える私のおじいちゃんおばあちゃんともほっこりするようなやり取りやお手伝いを率先しておこない、うちの近所の長い山登り階段を使っての脚力トレーニング中には居合わせた小学生の女の子たちとも戯れはじめ、旅先ではどこに行っても旅館の女将さんやお客さんに可愛がられて次々に郷土土産をいただき、訪れる先々で道着担いで街の柔術道場に果敢に押しかけて特別稽古をつけてもらい、果てはUSJの名物・綾小路麗華女史(ターミネーターのスーパー前説でお馴染みの彼女)やウォーターワールドの水かけスタントマンと、アクション中にガンガン挙手してやりとりを繰り広げて周囲の注目を集めてしまう(おかげさまであの綾小路さんに結婚祝福してもらいました笑)…このウルトラ級の度胸と愛嬌!!
その持ち前の勢いに助けられ?、東京で唯一挑んだ就職面接でも無事に内定をいただくことができ、まもなくの大学卒業後はフィンランド駐在という立場で(日頃はユヴァスキュラの自宅ベースで)、念願の日本とフィンランドのあいだに立ったお仕事に携われることと相成りました。

こんな異国の地で嫁いだ相手が日本語(関西弁)が話せるというだけでも、家族や親戚一同には幾分か安心してもらえたと思うし、実際その点だけは当初からありがたがられたものです。けれど彼の場合、ただ日本語でのやりとりOKということ以上に、日本人の誰とでも喜怒哀楽を共有できるコミュニケーション術や、共通の話題の引き出しがびっくりするくらい多いことを、旅の間じゅう私自身も目の当たりにしつづけ、ただただ傍らで感心・安心させられる毎日でした。
とりわけ、どこで出会うどんなバックグラウンドや世代の日本人に対しても、その人の長所や特技や欲している反応をぱっと捉えて、(お世辞というより常に本心で)ストレートに褒めたり励ましたりレスポンスできることが、すごいな(自分にはとても真似できない)と思わずにいられませんでした。結果、出会う誰もを自然と気持ちよくさせ、和ませ、笑顔にしてしまうのだから。

二人でいるときは、この、妬み嫉みとあまりに無縁の世界に生き、出会う誰もをリスペクトし、何もかもに過剰に感激する純真っぷりに、ヒヤヒヤさせられたりイラッと来るときも正直あるのだけれど、今回強く思いました。この人とならきっとこれから先も、たとえどこでどんな状況に陥っても、素敵な人たちに見守られながら笑顔で幸せに暮らしていけそうだ、と。そしてこの天然もののピュア相方が、実際とても世知辛い世間のダークサイドに引きずり込まれそうになったり、それによって失意を覚えそうなときには、私がちゃんと未然に助けだして守ってあげねば、と。

そんな確信や決意が得られた意味でも、このハネムーンはとても意義深く思い出深い、良き門出の旅であったと、つくづく思います。まだまだ互いに(年の割に)人生経験も雀の涙ほどで共同ヒストリーも浅い新米夫婦ではありますが、皆さんこれからもどうぞ、遠くで近くで、私たちの新喜劇風泣き笑い生活を、温かく見守ってくだされば幸いです!


…と、新年早々照れくさい話を綴りきったところで、明日からはまた平常モードで、たわいないフィンランド頼りを書き続けていきますよ。公私どこかでお付き合いのある皆さんも、ウェブ越しで私の暮らしぶりを追体験してくださっている皆さんも、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ayana@jyväskylä.fi


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posted by こばやし あやな at 02:16| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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