2014年09月22日

フィン風邪の特効薬は、結局…

IMG_20140921_225952.jpg

ご無沙汰です…。実は週後半にかけて風邪が悪化し、熱が出たわけではなかったものの体の節々の痛みと頭痛が止まずで、薬漬けで自宅療養するはめになりました。嗚呼まだ今のタイミングで良かったというべきなのか。
この数日間、関節痛などは以前親知らずを抜いたときに処方されていた痛み止めの薬で抑えつつ、悪の権化の鼻水&咳をどうやりゃ軽減できるものかと、あれやこれや片っ端から試行錯誤を続けていました。

そして行き着いた頼みの綱が、サウナ。
フィンランドでは「サウナでもウォッカでも木タールでも治らなければ、その病気はもはやどうしようもない」という真に受けて良いのか悩ましいことわざがありますしね。あと二つはちょっとご遠慮…なので、サウナ療法が成功したらメトス連載にも書けるじゃないか!という打算もありつつ、昨日は意を決して飲料水をたっぷりもってサウナへ。誰もいなかったのでベンチに寝そべってじっくり体温めて、汗をかけるだけかいて、真水を被ってリセットして…を4セットくらい繰り返したら、まずそもそもサウナ室に寝そべっているあいだに、蒸気のおかげでかすっと鼻の通りがよくなってきて、喉のイガイガも楽になってきたのをはっきり実感。しかもサウナ後は、関節痛などもすっと消えて体が軽くなっていて、一晩寝ての今朝は、この一週間の悪戦苦闘はなんだったんや?というくらいほぼ全快。まだじゃっかん喉のイガイガは残っていますが、今日はちょっとなにかやってはベッドに伏す…ということもなく普通に生活し、美味しいご飯をもりもり味わって食べきることができたので、噂に聞いていたサウナ療法の威力は以後「お墨付きで」おすすめしたいと思います!

さてさて、来週は日中でも一桁or氷点下予報が続いていて、またすぐに風邪もぶり返してしまうのではとヒヤヒヤしていますが、しっかり暖かい格好で身を守って、手洗いうがいをこまめにして、サウナにどんどん入って、まもなく到来する次の季節を迎え撃ちましょう。

ayana@jyväskylä.fi


にほんブログ村 海外生活ブログ フィンランド情報へ


明日は学業集中day



posted by こばやし あやな at 05:44| Comment(2) | Suomi×生活必需品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月17日

森ガールかくあるべき。

10150733_10152033049856850_7975991415108188518_n.jpg

〜 Suomiのおかん流 ☆ 本日のファッションコーデ 〜

●ユヴァスキュラ大学芸術学専攻のロゴ入りオーバーオール(紫)

●ノキアのアウトドア用ロングレインブーツ(オレンジ)

●暖かさ第一!木綿100%の襟巻き(紺)

●不意の引っかき傷から手肌を守るアイスピークのグローブ

●地面の枝葉を残さずかき集めるフィスカルスの農用フォーク



そこのゆるふわなお嬢さん、真の森ガールはこうでないと務まりませんぜ。

20140416_2.jpg

p.s. ヒョウ柄パーカーを羽織って、関西愛とおかんテイストもプラス♡

ayana@jyväskylä.fi


にほんブログ村 海外生活ブログ フィンランド情報へ


作業内容は明日の日記で。


posted by こばやし あやな at 03:48| Comment(0) | Suomi×生活必需品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月31日

冬の超定番プレゼントといえば

20121030_2.jpg

間違いなく、「毛糸の靴下」が堂々一位ランクインじゃないかと思います。

クリスマス恒例のプレゼント交換などで「値段もお手頃で(人によっては自分で簡単に編んでしまえて)いくつあっても困らない冬の贈り物」として、手袋、マフラー…同じく毛糸の防寒具はいろいろ思いつくけれど、おそらく長い冬の間に一番身に付ける頻度が高いのが靴下。なぜなら、外に出るときだけではなく、家のなかでも大活躍するから。

フィンランドの室内は、ご存知セントラルヒーティングシステムで一年中一定温度に保たれるようになっていて、日本のように底冷えを経験することはまずありませんが、それでも冷気を全身へと吸い上げやすい足底だけは、いつでも一番温めておきたいもの。だから、家に帰ると普通の靴下の上から、サッともう一枚、スリッパがわりに毛糸の靴下を重ね履きしてしまうのです。

あと授業中(や、個人的に身近なのは合奏中)、外用のごっついウィンターシューズや長靴を履きっぱなしだと蒸れるし疲れるからか、靴をそばに脱ぎ捨てて、代わりに毛糸の靴下を履いて自宅感覚でくつろぐ?女子学生を、この時期からよく見かけるようになります。

さらには、これからの時期に誰かのお宅を訪問した際、玄関先で当たり前のようにハイっと毛糸の靴下を手渡されることが多くなります。きっと冬場は、お客様にスリッパを差し出すように毛糸の靴下を差し出すことが、ひとつの「ウェルカム」の意思表示なのだと思います。こんなふうにコミュニケーションツールとしても活躍する毛糸の靴下、なるほどそれならいくつあっても困りませんね。


20121030_1.jpg

これが、今私がもっている毛糸の靴下のすべてです。突然の団体来客用にもうちょっとあってもいいなと思うくらい!

もちろんすべてもらい物で、うち3つは、去年のクリスマスに、別々の人から(笑)この国で誰かと交流しながら暮らしていたら、毛糸の靴下は自分で買わずとも年々自然と溜まっていくことは明らかですな。見るからに送り主の手編みのものも多くて、履くたびにくださった方の顔を思い出せて心までほっこり。ちなみに真ん中のクマさんのは、日本の大学オケのクリスマスプレゼント交換でもらったものなので、このなかでは断トツ最長老です〜

ayana@jyväskylä.fi


にほんブログ村 海外生活ブログ フィンランド情報へ


今年のクリスマスはフィンランド不在なので、増えることはないかも…?


posted by こばやし あやな at 05:44| Comment(0) | Suomi×生活必需品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月06日

男のサウナ、女のサウナ

20121005_1.jpg

今晩は大学オーケストラの新歓パーティでした。会場は、もちろん居酒屋ではなく、大学内にあるサウナつきパーティールーム。年度初めは引越しやらでバタバタで、研究室のほうの新歓行事には参加できなかったので、自己紹介したり必死で新しい人の顔や名前覚えたり、やっと新年度らしい気分に浸れたかと(笑)

一年も一緒に音楽をしていれば、入団当初は言語の壁も厚かったとはいえ仲間への安心感や信頼感もいつの間にか深まっているもの。周りが私の希少なビオラ弾きとしての音楽経験を頼ってくれて、言葉が不完全でもきちんと居場所を尊厳してくれるから、オケのみんなと居る時間は本当に楽で心地よい。マイナー楽器をほそぼそとここまで続けてきてよかったなあとしみじみ思うわけです。
これからオーケストラの楽器選びという選択に迫られる方がいれば、〈愛されたければ、よりたくさんの出会いを望むならば、急昇進を狙うなら、〉迷わずビオラを選べ!!とアドバイスさせていただきます(笑)

余談ですが、今度のオールフィンランド人作曲家プログラムは、ビオラ弾きにとってなかなかハードで目立ちまくり。ある曲では最初2ページ延々ビオラのおどろおどろしいパートソロが続き(その気味悪さこそフィンランドのカレワラ神話における世界誕生の瞬間を表現しているのですが!!)、またある曲ではこれまた、いつまでアンタその気持ち悪いフレーズ弾くの…?と周りもだんだん苦笑いし始める、奇怪極まりない首席ソロが延々続きます(気乗りしないけど練習せねば…汗)。

結論:気味悪い現代音楽では、ビオラ大活躍!!!


…と今日はビオラ礼賛したかったわけではなく…そう、日記でも何度も書いていますが、フィンランドではやっぱりパーティ=サウナが定番です。呑むことがメインでないと…という集団はサウナに目もくれずすぐバーに行ってしまいますが、幸い私の属するコミュニティは呑むより食べるorサウナ重視なので、いつもとても快適で平和的なオフ会を楽しませてもらえます。

今日も、前半は団員のもちよったご飯やお菓子を和やかにいただき、サウナが温まったところでおのおの飲み物だけ持って脱衣室へ。サウナで長々と談話し、火照ってきたらバスタオル一枚で堂々と大学キャンパスの森に出陣して、クールダウンしながらまたそこでおしゃべりを続けます。

大学所有のサウナはきちんと男女が別れているので、それぞれが混在したり順番待ちすることなくどっと入りに行けるのがよいところ。ただここのサウナは、隙間や覗き穴こそないものの、男女それぞれのサウナ室の間の仕切りが相当薄く、双方の話し声が筒抜けになる構造です。ちょうど日本の銭湯のような雰囲気。ときどきどちらかの部屋の声が静まり返ってる時は、大概相手側の部屋の会話に耳をそばだてているもんだし、壁越しの会話もなされます。


ところで先日、授業の一環で〈Miesten Vuoro〉という、2年前にフィンランド国内で大ヒットしたドキュメント映画を見ました。この作品は、都会から辺境地まで様々な場所の様々なサウナのなかで、素っ裸の男たちが本音を語り合い、聴き合い、静かに慰め合う姿を延々と捉え続けたもの。役者でもない一般の男性たちが延々とりとめのない身の上話をするわけですから、なんのクライマックスも着地点もなく次へ次へと移ろっていくだけです。それでも、それぞれのエピソードには不思議な重みと静かな感動があり、合間に差し込まれるメランコリックなフィンランドの原風景の印象深さと相まって、簡単に忘れることのない作品になりそうです。

Miesten Vuoro公式サイト
http://www.nordiskfilm.fi/valkokangas/minisite.php?id=2115

予告ムービー



サウナのなかでは、日頃寡黙で自分のこともあまり語りたがらない人たちもがつい口を開いてしまう、という不思議な潜在性が昔からよく語られていて、実際あながちただのジンクスではなさそうなのです。とりわけ男性たちにその傾向は強いらしいのですが…今日それをはっきり感じた!

女性陣は、サウナで話すことといっても極めてたわいない冗談話だったり、色恋沙汰だったり、まあ笑い声が耐えないのですが、一方男性陣の部屋から聞こえてくる話題のシリアスで哲学的なこと…。独自の音楽論や器楽演奏論を延々と語っている人もいたし、将来についてのとりとめない思考を言葉にしている人もいたし…。彼ら、将来あの映画に出演できる素質を十分備えていると思います(笑)


普段からお喋りと冗談の好きな女の子集団にとっては、サウナもまた井戸端会議の延長戦の場になりがちなのかも。いっぽうで、気の置けない友の横で素っ裸をさらし、熱さを耐えながらも心地よく、ほの暗くて涙も汗に紛れてしまうこの特別な環境は、ある人にとっては教会の告解部屋のような空間になりえるのかもしれません。まだまだサウナ文化は奥深い…。

ayana@jyväskylä.fi


にほんブログ村 海外生活ブログ フィンランド情報へ


帰り道、芯まで温まり寒気を感じなくなった身体で自転車をこいでいると、ふと東京で銭湯巡りに明け暮れていた週末の帰り道の感覚を思い出して郷愁に誘われました。今度の帰省時は、ぜひまた連日お風呂屋さんに浸かりにゆかないと。


posted by こばやし あやな at 05:22| Comment(0) | Suomi×生活必需品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月30日

スマフォデビュー

20120529_5.jpg

今になって、ようやく突然、上記の通りデヴューいたしました。

前から、そろそろ手元の各種タスクやその管理を一本化したいという願望はあったものの、そんなものなくても難なく生活できてしまってるわけで(どころか、前回までの携帯では通話とメール以外使う機会もなかった上、プリペイドだから月々1000円以下で十分やりくりできていたほどでした…)、なかなか踏み切るに至らなかったのです。何よりのネックはもちろんお値段。

ところが、最近その方面に詳しい友達が身近に現れ、今はこんなに安くてもこんなに良いのがあると日本語混じりで雄弁にプレゼンしてくれた上、夏のお仕事で確実に「あると断然便利」だということもあって、思い切ることにしたのでした。いや実際、分割払いにするまでもない値段でも、回転早くて今やバージョンはちょっと古くなったけど十分いい仕事してくれる良機種が買えるものなんですね〜

というわけで私が購入したのは、ついにフィンランドのトヨタといわれる某社を裏切りSAMSUNGのGALAXY Rというアンドロイド携帯。ちなみにフィンランドではちょうど本日、GALAXYの最新バージョンが発売開始されたとこでしたね。

携帯ガラパゴスの日本なんかに構ってられません、と言わんばかりに、何十カ国言語対応なのに日本語非搭載という憂き目にさっそく遭いましたが、少なくとも楽に日本語を読み書きできるアプリを友達がいれてくれたので、ブログ執筆用に使われる日も遠くないか!


実の所、このIT先進国に住んでいながら、私はこれまでその利便性にすらまともに目をむけたことがなく、使い方も基本概念もさっぱりだったのですが、本日友達にゼロからの使用法レクチャーをしてもらい、ようやく勝手と凄さがわかってきました。なんと、大学のシラバスや現在の受講スケジュール、休講通知なんかも、ウェブ上で同機設定さえしておけば、以後は全部自動的に携帯のスケジュールアプリに入ってくるとな!!(そもそも、大学の受講スケジュールはi-googleとも簡単に同機できるようになってたのに、それすら面倒で設定せずに一年過ごしてしまっていました…勿体無いことしてたのね…涙)

本領発揮させてあげられる日はまだまだ遠そうだけど、これから少しずつカスタマイズを進めて、フィンランド生活のよきお供にしてゆけたらと思います。なにか生活をちょっぴり豊かにしてくれるオススメのアプリがあれば是非教えて下さいね。

ayana@jyväskylä.fi


にほんブログ村 海外生活ブログ フィンランド情報へ


↑ワンクリックどうぞよろしくお願いしまーす!


posted by こばやし あやな at 06:03| Comment(3) | Suomi×生活必需品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月20日

冬靴騒動一件落着

20120120_3.jpg

さて、やれ冬至だの暖冬だの言いながら、長い長い冬もすでに折り返し地点か…という時期までやってきたはずですが、実は私がまだこの期に及んで手に入れていなかった冬の北国生活必需品、それが防寒×防水×防滑?機能に優れたウィンターシューズです。

じゃあ今日まで何で凌いでいたのかといえば、雪ありきの日々に入ってからはもっぱら、秋(この時)に買ったノキアの長靴一筋でした。少なくとも防水性はピカイチだし、意外に靴底もでこぼこしているので滑りにくいし、何よりフィット感最高でどんな悪環境でも疲れずアクティブに歩き続けることができるんですもの!!強いて言えば、やはり靴の中の防寒機能はないので時間と共に靴底から冷気がつたわってくるし、足首筋がだんだん冷えて硬直してくるのがわかる…のが難点。それでも、日常的な外出時間内だったら耐え切れないこともなかったのです。

なんせ正月にはあの雪山だってこの長靴で登り切ったのだから、まだ気温はこれから落ち込むとはいえ、この靴で春を迎えるのは不可能ではなかろう…と目論んでいました。まぁ本音は、ウィンターシューズって得てして可愛いのがないわりに、値が張るし…というあたりだったわけですが。


ところが。。。


以前この日記でも話題に上げた気がするのですが、相方ミッコのお母さんに初めてお会いしていろいろお話したとき、私がまだウィンターシューズを持ってないという話をすると、「クリスマス後に一斉バーゲンが始まるから、そしたら必ず買いなさいよ!フィンランドの冬は厳しいのだから。」と力説されたのです。

で、もちろんその気ではいたけど、いざバーゲンシーズンになってちょっとお店を見回っても、あまりいいものが見つからなかったので結局放置していたことろ、今年にはいってから3日に1通くらいの頻度で超甲斐性&心配性のミッコママから「アヤナ、靴はもう買った?」「バーゲン終わってしまうわよ!!」と、靴購入確認メールが届くようになりました。。。

さらにその飛び火は息子&娘にまで…

…アヤナが買う必要性を感じてないなら気にすることはないんだけど、今朝もオカン(←最近自分の母をそう呼ぶようになったw)から電話あって、アヤナの靴を一緒に買いに行くよう促されたんだけど…どうする?」と、2日おきくらいに、ミッコから申し訳なさそうなトーンで報告がきたかと思えば、先日図書館でミッコ妹のリーッカにばったり会って挨拶を交わしたときに、「アヤナ…お母さんが、もしアヤナに会ったときにまだ長靴履いてたら、ウィンターシューズを買うよう忠告してあげて、って。。。」つ、ついにこんなところにまで包囲網が…!!


…にも関わらず、結局新学期が始まってバタバタし始め、ついつい先延ばしにしてしまっていたら、先週末に食事会でお会いしたときに「嗚呼まだ買っていなかったのね!!アヤナ、冬の靴の選択は命にかかわるのよ。あなたの誕生日があと二ヶ月早ければ今日にでも私達が買ってあげるのに…」といよいよ嘆願されてしまったのでした…雷


ああ、ここまで異国の他人の娘のことを親身に心配してくださっているのに、なぜ私はここまで断固先送りにしていたのか…しかもこれ以上放棄したら、無関係な兄妹に迷惑がかかるどころか、そのうち突如本当に無名目で靴が送られてきかねない…と、さすがに私の罪悪感も極まって購入決心がつき、今日の午後の空き時間にミッコに付き添ってもらって、ようやく冬靴ショッピングに繰り出してきたのでした。日頃はこの地方都市の小ささをネガティブに嘆いてばかりだけど、考えてみれば、大学からほいっと歩いて5分で中心街に繰り出せるような便利生活ができるなんて、長い学生生活を振り返っても今が一番恵まれているではないか…


20120120_2.jpg

街の靴屋さんを三軒ほど見て回って、(試着のたびに、ミッコが私の普段着てる各種アウターの色柄を考慮しつつ迅速かつ的確な感想アドバイスを寄越してくるのに感心しつつ)ようやく決めたのがこちら、安全ワーキングシューズの王道ブランドらしい、CAT/Caterpillarのショートブーツです(イントロ写真とあわせて、せっかくだからと中途半端な雪上撮影)。本格的な切り込みの入った靴底はもちろん、一見がっちりゴツそうに見えますが、フォルムは意外と華奢で実際とても軽量だし、内側のモコモコが上部で綿雪のようにちらりと覗いているので、女性らしい服装にも合う雰囲気を保ってくれています。3割引とはいえ決して安くはなかったけど、これからまだ当分続く厳しい冬、そして来年以降もしっかり履き続ければ、じきに元は採れるでしょう〜
何より、これでようやく胸をはってミッコママに購入報告ができる…涙

ちょうど明日の晩は哲学カフェメンバーのオフ会番外編・雪遊びパーティに誘われているので、さっそく活躍してもらうとしましょう!

ayana@jyväskylä.fi

にほんブログ村 海外生活ブログ フィンランド情報へ


さあさあ極寒豪雪の冬、どんとこい!!

posted by こばやし あやな at 07:44| Comment(0) | Suomi×生活必需品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月26日

風邪っぴきアイテム

20111125_3.jpg

明日、例の映画音楽攻めコンサートの本番なのですが、今日になって、以前(気温ががくんとさがった日)に一度予兆はあったものの、その後回復したと思ってた風邪の諸症状が急症し、やれ鼻水は出るわ咳は止まらないわで、さっきまであった最後のリハーサルでも半泣きでした。。。

周囲のフィン人に、風邪に効くものなんかない!?と聞いて回って取り急ぎ得られたのが写真の二点。左はCarmolisというハーブ由来の液体で、1dlの熱湯に10適ほど垂らして、まずはしばらくその湯気を吸い込み、お湯が冷めたらそれでうがいをする、のだそうです。湯気を吸い込むって??と怪しみながら実践してびっくり。ジュワーーっとミントの蒸気が鼻と喉に直に入ってきて、なんとも言えない爽快さをもたらしてくれるのです。ちょうど、フィンランドサウナで焼け石に水を掛けた直後やってくる熱波に、素肌をさらしている時と似た快感。うがいも実に気持ちよく、喉の炎症に効いてくれる気になります。このカルモリスという未知なる液体、どこの国が原産かも実はよくわからず、ネットで検索してみると、少なくともロシアと北欧諸国には出回っている商品みたい。パッケージデザインはなんとなくロシアっぽいんやけど。

右のは説明するまでもなく、Hunaja=ハチミツ。とにかくハチミツは万能薬でエネルギーにもなるから、しっかり舐めておけ、と…。そういえばまだ家にハチミツのストックがなかったので今日ようやく購入してきたのですが、なにこれっフィンランドのハチミツ、超うまいやん!!!購入したばかりの状態はぎゅっと固まっているのですが、スプーンで少し練ってやると、みるみる滑らか&艶やかなペーストへと緩んでいくんです。で、舐めるとちょうど喉を通過する当たりですっとほどけて、上品な甘みがいがいがしてる喉を癒してくれて〜プーさんでなくとも舐め出したら止まらなくなりそうなほどの、危険な美味しさです。


それにしても、当初いい風邪薬を教えてもらうつもりでいたのに、実際に推薦されたものは医薬外品ばかり。フィン人が病院や薬ギライだとはよくいうけど、美味しいだけじゃなくて、果たしてこれらの効果はあるのかーー!?
何より大事なのは、あとはもう睡眠ですね。今からたっぷり寝て、明日少しでもマシな体調で本番にのぞめるよう善処します!明日聞きにきてくださる皆さんも、気温もまた冷え込むようですので、暖かい格好でいらしてくださいね。休憩時間には、そばのMusicaのカフェが特別オープンしますので、ついでに温かいものを召し上がっていってください!

ではでは、おやすみなさい。

ayana@jyväaskylä.fi


にほんブログ村 海外生活ブログ フィンランド情報へ


体調さておき、久々の本番が楽しみすぎる〜

posted by こばやし あやな at 06:50| Comment(0) | Suomi×生活必需品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月08日

ヘイヤスティンの御加護

20111107_3.jpg

いつのまにか、平日は登校時も下校時もほぼ真っ暗、が日常になりつつあります。明るい時間はだいたい学校にこもっているし、この季節は天気が悪いのが当たり前なので、ふと気づけば最近ほとんど太陽を見ていないなあ…と。ああこれぞ北欧の冬グルーミーです。。

さてこの季節、だれもがお守りのように日用品にしつこくぶら下げているマストアイテム、それが現地語でヘイヤスティン(heijastin)と呼ばれる、いわゆる反射板でございます。暗い夜道、とくに霧がかっているときには、この反射板の光こそが、ドライバーたちに歩行者の存在を知らせる唯一の手段といっても過言ではありません。

子供たちはもちろん、大人もたいてい鞄にひとつふたつぶら下げているのが当たり前の光景。また、キーホルダー型アイテムだけでなく、アームバンドや、国産靴&ウェアのワンポイントとしても、とことんこのヘイスティンが縫いつけてあるという。さらには大学内や街角でも、「おまけ」や「グッズ」としてロゴ入りヘイヤスティンが配られる機会が極めて多く、すでに私の家にもこんだけ持っててどうすんねん、という数のヘイヤスティンが溜まってきてます…

イントロ写真のように、オケ民たちはたいがい楽器ケースにもヘイヤスティンを(私のケースには年がら年中他にもいろいろつけすぎてて女子高生のケータイ状態になってますが…)。需要に応えるようにデザインも無数にあって(google画像検索結果こちら)そこらのスーパーからデザインショップまで、溢れかえるようにレジ付近で販売されているのを目にします。せっかくなので個性の光るものをつけていたいし、いろんなお店を回ってお気に入りを探す作業も楽しいですね。


20111107_2.jpg

フラッシュ炊いて撮影してみたら、小さくてもまばゆく光って存在を示してくれることがわかります。


20111107_1.jpg

ちなみにリュックの方には、私のトレードマークの蛙印。今後も素敵な(ユニークな)デザインに出会うたびに、ちょこちょこと買いだめてみたいなと思っています。旅行者さんにも、この時期ならではのフィン土産としておすすめしますよ!

ayana@jyväskylä.fi


にほんブログ村 海外生活ブログ フィンランド情報へ


明日は一限臨時休校で、ゆっくり休めるのだ!!

posted by こばやし あやな at 08:42| Comment(0) | Suomi×生活必需品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月05日

思い立ったら、売ります・買います

20110904_7.jpg

日曜日の嬉しさを噛み締めるのも、実に3ヶ月ぶりのことです(笑)

天気もよかったし、いろいろ行きたいとこややりたいこともあったんだけどなあ…一日中家着のまま、ていねいに三食作って食べたり、フィン語字幕つきの映画DVDを見まくって、リラックスしながら勉強もした気分にだけ浸ってます。


久々に学校生活以外の何のことを綴ろうか…と少し考えた末、私が今回の引越しの際にとてーもお世話になったとあるサイトをご紹介しようかと。今後フィンランドで滞在される方、とくに新生活を始めたばかりの方には、とても重宝されるサイトではないかと思いますよ!


その名は、トリ ピステ フィ(tori.fi)

名前のまんまのURLはこちらです→ http://www.tori.fi/


トリ(tori)はフィン語でマーケットのこと。
つまりはいわゆるオンラインマーケット、ただし売り手は商売目的の業者たちではなく、あくまで自宅で使わなくなった品の貰い手を探す一般市民たち。まさに巨大なweb上フリーマーケットです。

シーズンごとにどっと新商品を出してくるマリメッコやイーッタラ、ファストファッションの火付け役と言えなくもないH&MやIKEA(これらはスウェーデンですが)など、北欧ブランドのイメージはいまや、「シンプル、スローライフ」を謳いながらも、その実とてもセンセーショナルで商業臭く思えたりもします。

でも、この国民たちのモノに対する精神の根っこは、やはり「使えるものはいつまでも大切に使う」ところにあると強く感じます。その最たる証が、街中やウェブ上でのフリマの圧倒的な多さ、そしてその賑わい。
お店だけでなく、たとえば近所のスーパーやアパートの掲示板にも、「◯◯あげます、売ります、買います」の個人的な売買情報がたくさん貼られていたりするのです。

前々から戦利品があるたびにここで得意げに紹介しているように、私もこちらに来て買い揃えたもののほとんどは、新品ではなく蚤の市で見つけたユーズド品です。でも、蚤の市といってもガラクタやアンティークがメインではなく、あくまでこれまで誰かのもとで大切に使われていた、そしてまだまだ十分使えて見栄えもまったく悪くないものが、紙幣を使うまでもないほどの値段でもいくらでも見つかるのです。だから消耗品以外で何か必要なモノが出てきたら、まずまっさきにこうしたフリマを頼るようにしています。


もちろんお店に足を運んで自分の目でじっくり物色するのも楽しいですが、自宅にいながら、気楽に手軽に「なんかめぼしいものないかしら」と商品を探せるこのtori.fiもおすすめ。

なによりこのサイトでのお買い物の面白いところは、オンライン上という顔の見えない相手との無機質なやり取りかとおもいきや、商品紹介ページには売り手さん直通の電話番号やメールフォームが載せられていて、そこに個人で連絡をとって交渉することになるのです。そしてその後の質疑応答や交渉もすべて個人間でおこない、最終的な引取りは、多くの場合郵送ではなく、買い手みずからがその方のおうちや待ち合わせ場所まで取りにゆくことに!
堂々と誰もの目に触れる場所に個人情報を書くなんて…と日本人の感覚ではびっくりしてしまうかもしれませんが、こちらではそれを何とも思わない人のほうが多数。それで思わぬ素敵な出会いやwin-winのパートナーに出くわせるなら…という期待のほうが大きいということでしょうか。


すべてフィン語表示のみなので最初は戸惑うかもしれませんが、簡単に手順を説明すると、

@トップページの右にずらりと書かれたエリア名から、自分の住む(引き取るとなったときに出向可能な)エリアを選んでクリック

A商品検索ページに飛ぶので、一番左の枠に、欲しいもののキーワードを入力(サイトの利用者はほぼフィン人に限定されているので、ワードはやはりフィン単語を入れないと引っかかりにくいと思います)。ちなみに真ん中のコマンドは、商品ジャンル選択(限定しないならkaikki osastotのままでOK)、右は(必要あれば)エリア名の再選択をします。入力枠の下にMyydään/Vuokrataan/Vaihdetaan/Ostetaan/Halutaan vuokrataというチェック欄がありますが、左から順に、「売ります(あげますも含む)」「一時的に貸します」「物々交換します」「買います」「借りたいです」という意味の項目なので、チェックをはずすと、その項目の商品は検索に引っかからなくなります。

B入力、チェック項目が埋まれば、Hae(検索)をポチっと!

C該当商品一覧がざっと出てきますね。右肩にあるNäytä halvin ensin をクリックすれば価格の安い順に、Näytä uusin ensin をクリックすれば情報の新しい順に眺めることができます。

D気に入った商品が見つかったら、交渉開始です。多くの場合、メール(人によっては電話番号)での連絡が求められているので、アイコン(Lähetä viesti ilmoittajalleのところ)を押せば、メールフォームが開きます。
名前(Nimesi)、メールアドレス(Sähköpostiosoitteesi)、電話番号(Puhelinnumerosi、任意)、内容(Teksti)に必要事項を書き込んでアプライします。サイト自体はフィン語オンリーですが、出品者さんが英語を話せる可能性は高いので、言語に自信がなければ、無理せずまずは英語で書いちゃえばいいと思います。人によっては「英語だめなんです…」と返してくるかもしれませんが…いつだってなんとかコミュニケーションをとろうと努力してくれる国民性であることは、現地滞在している皆さんならすでによくご存知ですよね。

Eメールフォームの下にあるLähetä minulle kopioというチェック欄は、自分のメールアドレス宛にも、送信内容の写しを送って欲しい場合にチェックを入れましょう。ひと通り記入できたら、lähetä viestiをクリックして送信!



さて、ここからは、あなたの送信メールを受け取った出品者さんからの返事を待つのみです。
時間差でもう売り手が決まったんですというケースもあるだろうし、じゃああなたに売りますので、いつなら取りにこれますか?という話にさっそく進むことも多いでしょう。ちなみに最初にフォームからおくるメールは、必ずしも「ほしいです」内容でなくともOKで、色やサイズの詳細、引取りの条件など、商品や交渉内容について聞いておきたいことをまず質問するだけでも大丈夫です。私の経験上は、結果的にお断りすることになっても、みなさん焦らずなんでも丁寧に答えてくれました。

ちなみに、大型のものになるなら特に、商品よりむしろ、どこに引き取りに行くことになるか…が気になりますよね。これも全員ではないのですが、多くの場合は、商品情報ページに入るとSijainti(ロケーション)のところに街やエリアの名前、郵便番号を書いてくれており、それでだいたいの場所をまず把握することができます。また、右側にgooglemapが表示されている場合、そのマップ内の中央付近が、およそ出品者の自宅だということになるので、参考になります。でも具体的な住所(引取先)は、メールでの交渉段階になってから、直接確認し合います。
人によっては、最寄りの駅やわかりやすい場所まで持ってきてくださったり、かつて、私の住むエリアを伝えると「ああそこなら買い物ついでに持って行ってあげるよ!」とうちまで来てくださったケースもありました。


ちなみに、私がこれまでこのサイトを通してゲットしたものの代表例は…

20110904_5.jpg

じゃん、例えばこの大型ソファ!

三人がけ可能で、お泊り者さん用ベッドにもなる、作りがとてもしっかりしたふかふかの国産オールドソファです。色は実際はこの写真よりもう少し桃色がかっているかしら。ソファはどうしても新居に欲しかったのですが、新規で買うと200ユーロでもなかなかまともなものが見つからないなか、これはたったの80ユーロで譲っていただきました。多少の使用感はあれど、傷みはまったくなく、色、サイズ、座り心地ともに非の打ち所がありません!
うちから10分くらいの隣町に住んでいるとわかった方から買い取ったのですが、越してきた日にティミの車で引き取りに赴くと、出品者は予想に反してかなり高齢なご夫婦。まあコーヒーでも飲んでいきなさいな、と軽いもてなしまでしてくださり、娘さんが家を出てしまって座る人がいなくなったから売りにかけたのよとソファへの思い入れまで聞かせてくれたのでした。

他にも、本棚を買わせていただいた女性は、メールでやり取りするうちになんと21歳の新米ママさんだとわかり、引き取りに行った日がちょうど娘さんの2歳の誕生日だったそうで、こちらからもお代とは別に小さなプレゼントを用意してゆきました。今二人めを妊娠中の彼女とは、その後も売買の関係を超えてメールでやり取りが続いていて、近く改めておうちに遊びに行かせてもらうことになっています!こうした思いがけない交流はもはやプライスレスですね。


「ネットショップは顔が見えないからいい」「個人情報が見も知らぬ人に知られたくない」という発想の人にはちょっと向かないサイトかもしれませんが、こういうビジネス形態が盛り上がっている、その現状こそに、この国の人の価値観や信頼性が見え隠れするのではないでしょうか。小さな食器類から大型家具(どころか、車やアパート)までなんでも見つかって、思わぬ人との出会いも期待できる…そんなこの国らしい買い物も一度は体験されて見てはいかがでしょうか?

ayana@jyväskylä.fi


にほんブログ村 海外生活ブログ フィンランド情報へ


さあ、新しい一週間、頑張ってまいりましょー!

posted by こばやし あやな at 06:37| Comment(0) | Suomi×生活必需品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月31日

タイムカプセルの到着

20110729_3.jpg

今週最後の語学学校から帰ってくると、シュンノヴェさん宅宛に、東京からの荷物が計4つ届いてるので預かってますとの通知が。おおお、私が東京退去日に部屋からまとめて送ったものたちが、2ヵ月もの間海洋をぷかぷか移動しつづけて、ようやく北欧まで流れ着いてきたのね!!

問題がなければ、通常は最寄りの郵便局まで届いているのでそれを取りに行けばよいのです。

が、

4つのうちひとつだけが、魔の税関チェック対象に引っかかってしまいました…


この税関検査の対象あるなしというのが非常に奇妙で、何を送ったから引っかかる…というわけではない気まぐれさに、前回の留学時もさんざん翻弄されて苦労を強いられました。ティミいわく、これは主として薬物流通防止のために、ほぼランダムに行われるチェックだから、引っかかったら悲運というしかないのだそう。というのも、フィンランド自体に薬物が入ってきたり出回ることは稀なのですが、ロシアや東欧諸国からさらに西欧へとドラッグが流れていく「経由地」に利用されやすいのだと。世界的に信頼度の高いフィンランドに一度運んで、そこから再発送すれば、それが薬物だとは疑われにくい、というわけです。

そしてこの対象に選ばれてしまった場合、荷物は空港そばの税関で留められてしまっており、自らそこまで赴いて、箱の中身をすべてお役人さんにさらけ出して潔白を弁解し(必要あらば税金払って)引き取るか、時間を食うけど中央郵便局の通関事務所まで運んでもらって同様にチェックを受けるか…という選択肢をせまられます。まさに悲運な荷物…


20110729_4.jpg

ともかく、引っかかってしまったものはしょうがないので、翌日にまずは最寄り郵便局まで無事にたどり着いた3つのダンボール箱を引き取りに行ってから、ティミの車で空港横の税関郵便局に出陣しました。この殺風景な役所にしぶいぶやってくるのも3度めくらい。そしてそこで待ち受けているのは、内容物チェックという名の大いなる辱しめ…


私の番が来て、まだ記憶に新しい「パンパース卸用」のドデカイ箱が目の前に運ばれてきました(荷物を詰めたダンボール箱はすべて、高円寺純情商店街のドラックサガミのおっちゃんに頼んでいただきました。このいかにも業務用の外見も怪しまれてしまったのか…)。

カッターを手渡され、自分の手で開封して中身をすべて明示するよう要求されます。

…実は、よりによって、一番くだらない(そしてあんまり人に見られたくない)日用品以前の私物がたんまり入った箱が引っかかっていました。あちゃあ。。。と渋い顔で、ひとつひとつ取り出して役人のおばさんに見せていきます。

これは、カエルのぬいぐるみで…

これも…

これも…

これも…



「う、売るためじゃないんですよ!!彼女はカエルがめちゃくちゃ好きなだけですよ!!」と横でシュンノヴェさんも一緒になってフォローしてくださいました。。。

他に出てきたのが、自作アルバムとか、舞台衣装とか、部屋にいっぱいぶらさがってた怪しげなモビールとか、かつてフィンランドで買って日本で使ってた食器類を再度逆輸入してきたものだとか(おばさんは、またこっちで買えばいいのにと言わんばかりの表情を浮かべていた)、好きな芸人のお笑いDVDとか(これは目の前に提出されている本人だけが異様に恥ずかしいのであって、もちろん他人に私の趣向がばれたわけではないけどもさ)、どれもこれもなんとなーくバツの悪いものばっかり…。もちろん白い粉なんてどこからも出てこなかったけど、全部見せ終える頃にはくたびれきっておりました。こんな異邦人のしょうもない私物を延々見せられ続けた役所のおばちゃんもさぞ複雑な心境であったことでしょう。ご苦労様でした。


ともあれ・・・

20110729_1.jpg

こばやしあやなの守護神、カエレンジャーたちがフィンランドでひさびさ再集結!!

連れてくるかだいぶ悩んだんやけどね〜選抜メンバーだけ勢いでフィン行きの箱に詰めて(壊れ物の緩衝材がわりにもぴったり…笑)、残りの奴らは、涙を飲んで実家に置いてきました(妹にもらわれたらしい?)。


カエルはともかく…計4箱におよぶ大きなダンボール箱を開けた瞬間、そこにふわっと、東京で2年余暮らした部屋の生活臭が放たれて、あの忙しない一人暮らし時代の記憶が脳裏に去来しました。

私にとってこの箱たちは、短い時空移動をなしとげたタイムカプセルみたいなもの。今思い出しても笑っちゃうくらい、部屋の退去時間ぎりぎりまで使って、たくさんのお手伝い隊の力を借りてどたばたと荷造りしたもんだから、もはや何を選んでどこに詰めたかも把握出来ていません。でも、箱の中から出てくるものすべてが、東京時代の数限りないエピソードを語る断片。箱の奥にのぞいていた、自分が手がけさせてもらった出版本や、当時の日記、出国前にいろんなコミュニティからいただいた寄せ書きや手紙には、思わずすっと手を伸ばしかけたものの、今はまだこれにすがるときじゃないと思い直して仕舞いなおしました。


いろんなものへの未練たちきれず新天地に引き連れてきてしまった私は、典型的な「モノを捨てられない女」です。モノより思い出というけれど、私にとってはモノ=思い出。思い出の多くは、なにかきっかけがないと、思い出されぬままどこかに置き忘れられてしまう気がして。
たとえ手にとる頻度は少なくても、かつての自分が気に入っていたもの、感銘を受けた本や音楽、ふとそのときの出来事や感情を思い起こさせる物ものは、できるだけいつまでも、どこへ行っても、自分の生活場所の近くに潜ませておきたいんです。じゃないと、人間やっぱり忘れてしまうから。たわいない自分の過去の詳細を。喜怒哀楽と思考に満ちた一瞬一瞬のことを。未来の自分が何かの折に思い出して、「あの時はよかったな」と懐かしむことのできる瞬間…思い出さなきゃもったいないような素敵な瞬間を、今、ちくちくと縫い続けてゆくこと。それが生きるということの希望なのかな、と、ここ数年漠然と感じながら暮らしています。

…というのは、モノにまみれた生活の言い訳にしか聞こえませんかね。自分でも多分にそう思います(笑)まったく、なんでこんな「シンプル精神」の対極で生きる自分が、フィンランドに惹かれてしまったのか…人生どこでなにが起こるか、わからんもんですな〜


にほんブログ村 海外生活ブログ フィンランド情報へ


週末バンザーイ!…の感覚、久しぶり。

posted by こばやし あやな at 03:36| Comment(4) | Suomi×生活必需品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。