2012年11月24日

単調な毎日に変化をつけられる時間

20121123_1.jpg

…といえば、それはもう夕飯の支度時間くらい。
最近小刻みに忙しい日が続いていて、忙しい=充実している、かと思えば、結局は学校(研究室or図書館)と家の往復にすぎず、日々のリズムは意外と単調。気候も毎日どんより単調(苦笑)

だからせめてどんなに疲れて帰ってきても、無限にあるレシピのなかから、その日食べたいもの、冷蔵庫にあるもので作れるものを慎重に選んで、毎日違った味付けと食器でのご飯の準備を怠らない。するとその時間だけは「昨日と違う私」を直に感じられて、返って心が安らぐのです。

でも、先日スーパーで安売りされてたハロウィン騒ぎの余りカボチャから、本日サウナ上がりに作ったパンプキンスープは正直失敗やった。…というのも、ハロウィン用カボチャって、ほんとに目鼻を繰り抜いてランタンにするために品種改良されたんですか?と疑いたくなるくらい、中身はスッカスカ、甘みも旨みも皆無。丁寧に裏ごしまでして有機豆乳で伸ばしてみましたが、結局繊維質な味しか残りませんでした…日本のほっくほくの南京が恋しい。。まあでも、先に述べたように、いつもと違う手順で違う食材をさばき味付けしている…その行為自体に一日が報われているので、気分は今日もそれなりに満たされています。


20121123_2.jpg

こちら、明日の本番のポスターです。もう今ここで宣伝せずとも近隣で来てくれる人には周知済みですが、使われている風景画が、いかにも冬の何気ないフィンランドらしく素敵なので、離れた皆さんにもお見せしたくて。とはいえ、実は作者がさっぱりわからないのです。絵の片隅にサインはあるけど読めないし、作品について周囲のフィンランド人に尋ねても知らないの一点張りで…もちろんポスター製作者に聞けばわかるのだろうけど。ともあれ、2曲めのサッリネンの交響曲の不穏な響きのなかにふっと現れる凍てつくほどの静寂性は、この絵のイメージに重なるものがあります。

そういえば、メイン曲クラミのカレワラ組曲をコンサートまでにここで全曲紹介…と豪語しておきながら、結局第二曲め止まりでしたね…m(__)m
今日はさすがにもう床につきたいので、音源リンクだけ紹介します…どうもすみません。



第三曲「テルヘンニエミ Terhenniemi」


★一番長編で、「わかりやすい」メロディは少ない難解なスケルツォなのですが、クラミファンはこの楽章が一番の名曲だと絶賛する傾向にあるようです。個人的には、斬新で厄介な弓さばきの連続で腕が千切れそうになるので、いつもはやく完結してくれと念じながら弾いてます。。。



第四曲「レンミンカイネンの子守唄 Lemminkäisen kehtolaulu」
&第五曲「サンポの鋳造 Sammon taonta」


子守唄は、むしろ葬送行進曲というべき悲痛な響き(実際母が勇者レンミンカイネンを見つけたとき彼の身体は死んでいますしね…)。ここぞという泣きのメロディでイングリッシュホルンに大活躍させる手法はシベリウスからの受け売り?
最終曲は、出だしはミステリアスだし地味ですが、中間部からエンディングにかけての壮大な盛り上がりは、えっいきなり北国から一気にハリウッド!?と戸惑うくらいのどんちゃん騒ぎ!ドラもうなれば鐘がこだまし、ハープがうねるなか、金管が朗々と歌う…急いでるのでとりあえずクライマックス部分だけ聞けたら十分です、という方は、後半3分くらいだけご試聴ください(笑)


ともあれ明日は、これまで出演してきたどの演奏会よりも(変拍子カウントに)集中力を注ぎながら、ソロ部分もろとも楽しんできたいと思います!

ayana@jyväskylä.fi


にほんブログ村 海外生活ブログ フィンランド情報へ


みなさんもよい週末を




posted by こばやし あやな at 10:06| Comment(1) | わが家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
突然メールを差し上げる失礼をお許しください。クラミのカレワラ組曲につきまして、ご教示いただきたいことがございます。第3曲の「テルヘンニエミ」なのですが、この言葉は何(人名、地名、事象など)を意味するものなのでしょうか。また、その内容につきましても、簡略で結構ですので、お教えいただければ幸いです。勝手なお願いで、誠に恐縮ですが、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
Posted by 小林 久仁郎 at 2017年03月30日 10:15
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。