
最近もワーキングデスクを離れられない日が続いてるっちゃあ続いてるのですが、今日も夜は週末恒例のパランデル家ボードゲーム大会をちゃっかり開催していたし(今まであまりブログには書いたことないですが、我が家は、訪問客の大半がおかんの和食かボードゲーム目当てで…というくらいドイツ系頭脳派ボードゲームが取り揃っております)、要はすっかり何も書かずに寝る習慣が定着しつつあるので、そろそろ以前のように日記で一日を終える日常に戻っていけるよう、リハビリがてら何か書き始めようかなと思います。
かるく前回からの週間(以上)報告をすると、車が手に入ったはいいものの、なかなか最近天気にも恵まれず、ついに12時でも薄明るい春の夜にユヴァスキュラ近郊をぶらっとミニドライブするくらいしか出来ていません。あとは仕事で何度かヘルシンキと往復したり、旅行でやって来た昔の留学生を囲んでBBQしたり、レストランデー+毎年同日開催のユヴァスキュラ市の大文化祭Yläkaupungin Yöをひやかしたり、往年の人間国宝級(と一応フィンでは枕詞のつく)マルチ・アーティスト、ヴェサ=マッティ・ロイリのユヴァスキュラ交響楽団とのジョイントコンサート(観客の推定平均年齢50歳後半)にも相方に引っ張られ参戦しましたね。…こうしてルーティーンワーク以外を書き並べると、遊び呆けてるようにしか聞こえませんね。なんか、実際そうなのかもしれない…という気が自分でもしてきました(汗)あっそうだ、今年度最後のゼミも無事に終わり、教授を囲んでのフィードバック会という名のアフターパーティで、夏休みの到来をみんなでお祝い。後はとにかく孤独に論文を書き終えるのみ!
それから最近新たに通い始めた施設もあるのですが、このお話はまた追々ということで。
さて、以下に始まる復帰記念に選んだ話題は、他に華のある話題はないのかというくらい、ちんまりとしょうもないことではあるのですが…知らない人にとってはちょっとは有益情報となるかもしれませんよ!
相方ミッコと住居空間を共にするようになってそろそろ一年、もちろんそれ以前も彼の住居スペースにおじゃまする機会は何度もあったわけですが、昔からずっと、というよりかつてそれ気づいた時に一瞬「なんでやろ」とは思いながらも、それ以上深く思いを巡らしたり追求したりせずじまいだったあるモノが、今も昔もトイレにあります。それは、マッチ箱。実際ときどき相方の後にトイレに入ると、使った形跡…というか、マッチが燃焼した後特有の匂いが残っていたりするんです。
相方はタバコも吸わないし、トイレにキャンドルライトとかオシャレなものが起き並べてあるわけでもないし、よくよく考えれば不可解です。でも、ひょっとしたら男性の香水って、形がよく似てるしアルコールランプみたいな作りになってるのかな?とか、頭をひねったとも言えないレベルの憶測をしてからは、もう気に留めることもなく、長いこと(同居を始めてからもしばらく)見ぬふりしてきたのでした。
ところが半年前くらいに一緒に買い物に行った時に、ミッコが「そういやそろそろコレがなくなるわ」といってレジ手前においてあるマッチ箱のダースケースをポイっと買い物かごに入れてきたので、さすがにこの時、「てか、いつもコレ何に使ってるん?」と問いただすチャンスが巡ってきたのです!
少なくとも私自身が、予想だにしていなかったその答えは…
「え、何って、
消臭に決まってるやん」と!!!
ショ、消臭ですって??
まさにそのレジ前で初めて知ったのですが、トイレで長くかかる方をした後に便壷付近でサッと一瞬マッチを燃やすと、あ〜らびっくり、一瞬にして嫌な臭いが打ち消されてしまうのだそう!単にマッチの燃焼後の臭いがかぶさって…というわけではなく、実際に化学的にニオイ成分が燃えてなくなって?しまうのだそうな。
というわけでその後私も自ら試してみたのですが、もうこれさえあれば、「トイレその後に」のないこの国でも、何ら後に入る人にうしろめたさを感じず堂々としていられるじゃないか!!というくらい効果テキメン。以来私も愛用するようになり、これまでは申し訳無さそうに鏡棚の中でひっそり身を隠していたマッチ箱も、今やちゃんと専用置き場まで設置されるまでになりました。あんまり他人の家で見たこともなければ、フィンではこの方法が主流なのか誰かに尋ねたこともないんですが、ともかく効果は私が保証しますので、日本でもどこでも、是非一度お試しください!

写真はマッチ箱を写してもつまらないので、最近デザインマーケットで見かけて、用途より何よりシルエットだけに惚れて買ってきた、ポルチーニ茸型のとある道具(5ユーロ)。何せ我が家は夫婦揃って昨年からキノコ狩りにドはまりし、年が変わったころから「今年ももうすぐやなあ」とキノコ見分け手帳をニヤニヤ眺めるほどキノコ波に飲まれ続けているので。。。
普段はしょうもないもの見つけて買って帰っても呆れ顔しかしない相方も、案の定これにはテンション上がって「よくぞ見つけてきた」とサムズアップしてくれました(笑)ひとまず上のように、だんだん底を尽きてきた各種乾燥キノコ保存瓶と一緒に置き並べています。
で、こちらのキノコの真の使い道はと言いますと…

この通り、くるみ割り器になっていま〜す。くるみを殻ごと買う機会は極めて稀だけど(というかスーパーに売っているところを見たこともないけど…)、せっかくなんでいつか試して本領発揮してもらいたいですね。
ayana@jyväskylä.fi
うむ、まだまだ書くペースが落ちたわけではなさそうだ(笑)
posted by こばやし あやな at 05:44|
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