2015年03月30日

美術の街で、2つの再会

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昨日は、ユヴァスキュラからバスで1時間半ほどの場所にある小さな街、マンッタへと、とある取材とふたつの再会目的で訪れてきました。

再会ターゲットその1は、2年前にユヴァスキュラで個展を開かれたときのブログ記事がこちらにも残っている、カヤーニを拠点に創作活動に勤しむ同い年かつ同郷出身の日本人アーティスト、まゆみさん(公式サイトはこちら!)。この時の個展のあとも、ユヴァスキュラに縁故のあるまゆみさんとは一二度地元で会っているのですが、今回は彼女が、この小さな田舎町マンッタの潤沢な資金&知名度の泉ともいえるとある財閥の運営する私立美術館主催のレジデンスとして一ヶ月滞在し、ちょうど先日から成果発表の展覧会も始まったということで、訪問を決意したのでした(取材名目は、あくまでその後にプレゼンして取り付けたものw)。

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残念ながら彼女の作品やその場所については写真も情報も今ここで多くは載せられないので、またいずれ世にでる予定の記事でお楽しみください。というわけで上の場つなぎ写真は、まゆみさんの使っていたアトリエで発見した(おそらくパーヴォ・トゥネルの作品と思われる)美しいフォルムのランプです!他にも歴史と財力の織りなす素敵なディテールがたくさんの空間。しかもレストランのランチが美味しすぎる!!
さぞ滞在中、創作意欲も掻き立てられたことでしょう。

まゆみさんとは、フィンの地方都市で自由人なフィン夫と暮らしながら先行きわからんフリーランス業が面白くなってきて反面だんだん浮世離れしつつあることを自覚している悩める神戸出身31歳大和撫子、という類まれなる共通項を持つ者同士、今回もたくさん我が身について語り合い、傷を舐め合い?、アラサー女子なるもの不可欠な同胞トークの力で最近の疲れもずいぶんと癒えた気がします。あ、もちろん昨日見てきた財団所有の数々の芸術作品からの影響も大きいとは思いますが!

もうひとつの再会というのは、イントロ写真に載せた絵葉書に描かれた人物…の絵画なのですが。絵画好き&クラシック好きなら、これが誰の描いた誰の肖像画かご存知でしょうかね。
正解は、フィンランドの歴史的画家アクセリ・ガッレン=カッレラが描いた、オーストリア出身の偉大なる作曲家グスタフ・マーラーの肖像画なのです!!なぜ当時(絵が描かれたのは1907年)に、フィンランドの画家がオーストリアの作曲家の絵なんかを書くことになったかといえば…その間をとりもった三番目の人物こそが、そう、フィンランドの国民的作曲家、シベリウスだったのです!まさに1907年、マーラーはフィンランドを訪れシベリウスを会見していた記録が残っているのですが、このときの二人の(初対面の照れ隠しなのか同じ作曲家としてのライバル心理が働いているのか)会話の噛み合わなさっぷりが、記録に露呈していてオモシロイです。挙句の果てに「私にあなたのどの曲を指揮して欲しいかね?」とマーラーが尋ねたときのシベリウスの応え:「…どれも結構です…」wwいやいやそこはお世辞でも何か言っておきなよシベリウス!(でもなんだかんでシベリウスはマーラーの作品がすごく好きだったんですよ。日記では彼の作品を礼賛したり気にかけている記述が散見されます。)
そしてシベリウスとカッレラが「シンポジウム」という名のジャンルを超えた芸術家グループに属した気の合う友人同士(を装った飲み仲間w)だったのは周知の事実。二人はちょうど同い年でもあるので、つまり今年はガッレンカッレッラの生誕150周年でもあるんですよ、あまり今のところ祭り上げられている雰囲気はありませんが。
というわけで、ガッレンカッレラも何かのタイミングでシベリウスを介してマーラーと対面するきっかけがあったのでしょうね。そのときスケッチがなされたのか、ともかくこの幻の?肖像画の存在は、私が以前にシベリウスとマーラーの関係に関するコラムを依頼されて執筆していた時に偶然知って、ならばぜひ記事に掲載したい!!と思い立ち、作品を所有先を突き止め、画像借用のメールを送ったのでした。そう、その依頼先が他でもなく、昨日訪れたマンッタのセーラキエス美術財団だったのですね。
というわけで、私は以来長年、快く掲載をOKしてくださった印象の良いこの財団の本拠へ、いつか必ずマーラーの実物を拝みにいかねばと密かに思い続けていました。何せガッレラの作品だけでもものすごい点数を所有している財団なので、もしかしてお蔵入りしている可能性も…と懸念していましたが、ちゃんとこの作品は展示作品として壁にかけられており、しかも昨日一日案内してくださった学芸員さんがこの私のエピソードをして最後にポストカードまでプレゼンとしてくださいました。ああ、想像以上の形で、ようやく夢叶ったり。

いろんな意味でいい機会を与えてくれたまゆみさん、本当にありがとう!

ayana@mänttä.fi


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サマータイム開始で、一気に夜の到来が遅くなりました!

posted by こばやし あやな at 05:29| Comment(0) | Mänttä_マンッタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月28日

インスタグラムに一時退避

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2月3月は、ブログ更新打率も散々なまま過ぎ去ってしまいましたね…。だいたいいつも一日の終わりのデトックス作業のように書き散らしてから寝床につくのが習慣(だった)のですが、最近はとにかく短期出張が多いのと、日中にしゃかりき動いて、夜くらいは夫婦水入らずゆっくり互いの論文の進捗報告やボードゲームでもしたい欲のほうが強くて、優先順位が日に日にランクダウンしてしまっております。まあそのうちまた〈書いて寝る〉が恋しくなって来ると思うので、その時まで「週一まとめ読み」くらいの気軽さでご訪問ください(笑)

とはいえ、その日その日の何かを記録する、アウトプットするという作業自体はやはり私の日常から完全に切り離せず、まとまった文章を書き散らかす代わりに、最近は3年ぶりくらいにインスタグラムを復活させて、一日一投稿を心がけています。ここでは、歳時記とか風景とかじゃなくて、インドアな生活の至近距離にあるお気に入りのもの…すなわち他人からすれば一番どうでもいいものばかりを載せていくという設定にしました。公用語は英語。ただしインスタなのであくまで写真がメインで。#フィンランド なんていう閲覧客呼び込みハッシュタグはつけませんが、私のお気に入りのものは多くの人に出会って広く共有してもらえると嬉しいので、商品名、ブランド名はじゃんじゃんタグ付けしていきます。アカウントはayana0324ですので、どうぞ気軽にお立ち寄りください。しばらくやってみてこのツールの面白みが感じられたら、自分からもいろいろフォローしてみようかな。

思えば10年近く前にフェイスブックを始めたときもそうでしたが、こちらの文化で普及しているからと勧められて始めた新手のソーシャルメディアは、得てしてその時点でまだ日本国内での普及率が低く、やり始めたもののあんまり他者とのつながりも薄くてやりがいがなく…結局一度手放して、母国でも沸き上がってきたころに再始動…というパターンをたどってるものが多いですね。PintelestとかLinkedinなんかも、手を付けたのは日本人としてはそれなりに早かったはずなのですが、結局盛り上がる前に放置して復帰の目処もたたず今に至っております。ブログはなんだかんだで書き始めて10年以上たってるのねえ!当時はそれこそライブドアブログくらいしか選択肢がなかったイメージ。
ついでにいうとtwitterはブログや仕事絡みの更新告知(←ほぼ自動更新w)と一部の友人とのプライベートメッセージ交換が主で、mixiとは自然消滅、lineは日本の取引先の方との通信手段…といった現状。結局私自身にはブログと、そしてfacebook(個人andおかん公式)が一番有益で長続きする手段のようです。共通するのは、字数制限がないのと、簡単に写真が複数アップできるということですね。事実、字数制限との格闘は原稿書きの時だけで十分です笑

明日は取材名目で、「初めての街」へと日帰りトリップしてきます。フィンランド国内で「初めての街」に行く機会は、かなり久しぶりなのでわくわくしますなあ。

ayana@jyväskylä.fi


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おっと明後日はサマータイム開始ですか!

posted by こばやし あやな at 04:51| Comment(0) | わが家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月25日

バースデー&マッサン騒動の予期せぬオチ

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おかげさまで、31歳の誕生日を迎えました。SNSやメールやお祝いカードを通じて、あるいは学校などでの出会い頭に御礼の言葉をかけてくださった皆さん、プレゼントを用意してくださった皆さん、どうもありがとうございました!

先日例のリトヴァおばさんの誕生日会におじゃましたとき、リトヴァさんの夫さんのお母さまが、あのパーティーにはいらしてなかったけれどなんと92歳にしてまだまだ頭も身体も冴え冴えで、施設などではなく北部の街の実家に1人で難なく暮らし、お洒落も楽しみ、自分の歯でなんでも食べ、メガネなんて老眼鏡も含め一度も使ったことがない…というスーパーおばあちゃんであるという話でしばし盛り上がりました。「いやーほんと年齢ってただの数字よね〜私もあとに続かなきゃ!」と意気込むミッコママ。うん、貴女のバイタリティを見てても充分ポテンシャルはあると思うよ…とお世辞ではなく(笑)コメントしておきました。
私ももちろん長生きを理想としつつ、とは言えいつ何時何があっても悔いなく「まあしょうがないか」と現実を受け入れられるように、楽しいことややりたいことは後回しにせず、毎日を幸せを濃密に過ごしてゆきたいものです。

さて、奇しくもそんな新たな一年の始まりに心躍る朝、知人のレポートにより、いい意味で空いた口の塞がらない…というか笑いをこらえきれない衝撃の事実が発覚しました。以前に書きましたが、2月はじめのころ、朝の連続テレビ小説マッサンの番組最後に一瞬だけ紹介される国際結婚カップルの写真が思いがけず採用され、しかも特に予告が伝わっていたわけでない非常に多くの方から反応をいただきました。あの一瞬を逃さず多くの方が気づいて連絡をとってくださったことを素直に喜びつつも、新婚のほとぼり冷めつつあるこの頃になってあの幸せ絶頂写真が多方面で目撃されたうえ、これまた多くの方からその瞬間のテレビ画面の証拠写真が送られてきたりFBにさらされたり、果てはわざわざその証拠写真を現像して紙やき写真をご丁寧に送ってくださった友人のご両親までおり、当の本人たちにとっては、あの画面は羞恥心の起爆剤として半ばトラウマにすらなりかけていたのです。。。苦笑

まあでも、騒動も沈下しそんな事もあったなと忘れかけていた今日になって、突如目にし唖然とし、それから大爆笑することになった問題映像は、コチラです!!



まさかのタモさん(一家?)とパランデル夫妻のコラボレーション!!

あの一画面の文字情報の各パーツを本家本元からいろいろパクって切り貼りしたのでしょうな。オリジナルではちゃんとフィンランド・ユヴァスキュラ市と紹介いただいていましたが、東京都杉並区って…そりゃ確かに私は元杉並区民ですけども(笑)

てか、どれがミッコでどれが私??

いやいや、ミッコもタモさんで私もタモさんwww

ネット上では「あやな&ミッコって、どっちが男だよ?」ってなツッコミも散見され、まあ言われてみれば確かに。。笑 

もちろん我々、こんなことで「パクられた!」だの憤慨するようなみみっちい夫妻ではないですよ。むしろ、日本の伝説的なコメディアンさまに、2月からの一連のマッサン騒動にこんな絶妙なオチをつけていただいたこと、北の果てより大いに感謝いたします!!!
相変わらずオリジナルドラマは見たことないのですが、きっとこの本編のパロディもマッサン視聴者にとっては相当ツボなんでしょうなあ。私ですら意味なく笑ってしまったもん。いやはや、思いがけないバースデープレゼントでございました。

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さて今日は、午後から友人の論文発表のオポーネント役を仰せつかっており、少なくともこれが終わるまではバースデーなんてどこ吹く風、でありました。他人の論文を読み違えるわけにもいかないし、ためになる批評を捻出しなければならないので、自分の論文発表よりもオポーネントのほうがいつも緊張します…
でもこちらが無事に終わって、ほっとしてそのまますぐ帰宅して一眠りでもしたかったけれど、今日はミッコがプレゼント代わりに家のことや料理をすべてやってくれる約束をしていたので(ミッコの財政状況相応で欲しいものというのが特になかったので、来年以降に期待笑)、そばに居座っても悪いかなと思い、とりあえず大学図書館で時間をつぶすことにしました。

午前の間に明日の取材仕事の各準備は終わらせてあったし、もちろんやることはいろいろ溜まっているけれど差し迫ったものはないし、パソコンルームが講義で使えなかったので、出会った友達とだべったり、果ては自習室でイヤホン付けてYoutubeをだらだら見て、もうそれ以上時間のつぶしかたがわからず帰宅。そしてバースデーお一人様サウナをのんびり満喫♡

嗚呼、いつぶりだろう、、、何やっていいかわからず返ってそわそわしちゃうくらい、のんびりする平日なんてね。

サウナから帰ったら、キッチンからいい匂いがしてて、しかもプチ余興で、家中のあちこちに好物のファッツェルのチョコバーが隠してあった(笑)さすがに歳の数だけってことはないけども。。ご飯ができるまで、チンパンジーみたいにちょこまかとチョコバー探しに明け暮れる新星31歳。
夕飯のメインディッシュは、シェフいわくチキンのスラブ風煮込み。トマトベースなんだけど、スメタナというサワークリームやブルーチーズの風味が効いた、自分では作ろうと思い立たない新鮮なお味で美味しゅうございました(貪りついてしまって写真撮り忘れたー!)。グラスごとキンキンに冷えたビールで乾杯!
こういう何でもない幸せも、普段が何でもなさすぎたら有り難みも薄れてしまうと思うので、明日からはまた気を引き締め仕事にそして勉学に、謙虚に貪欲に励んでゆこうと思います。そして来年こそは社会人として懐事情も一転しているであろう夫にしっかり何かねだろうっと(笑)

ayana@jyväskylä.fi


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さあ明日は市内で朝から取材仕事だ!

posted by こばやし あやな at 05:21| Comment(2) | Suomi事件簿 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月23日

誠実でいられる範囲内で

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ふう、とにかく大変な一週間だった。
とにかくどこかでヘマをするまい、手を抜くまいと、焦りと疲れでボロがでそうになる心身をなんとか律して、どうにかすべてをやりぬいた…はずと思ってる。今日は午前中だけは自分へのご褒美でとことんベッドの中でぬくぬくゴロゴロして過ごしました。最近朝食代わりに時々食べる禁断の?和フィン折衷食が、ポリッジ(牛乳粥)に、バターと、昔自分で大量に炊いて冷凍保存してあるあんこを落としてぐちゃぐちゃかき混ぜたもの…本来はこのあんこのポジションにジャムやシナモンシュガーが来るんですが、あんことの相性も決して悪くない。フィンランドの名古屋に位置するここユヴァスキュラのご当地B級メニューとして流行らせてみようかしら(笑)

仕事の話に戻ると、とにかく今後は仕事を欲張らず、自分が無理なく(=誠意を保って)取り組めるスケジュールのなかで、もっと要領良く、健やかに最善を尽くしていかねばと反省した一週間でもありました。幸いにして誰かを落胆あるいは逆上させるようなことにはならなかったし、日本からのお客さんからは「日本に帰ってきた時はぜひ連絡ください」という、最高に嬉しい労いの言葉(と受け取っている)を今回もいただけて、結果はオーライでしたが、持続可能性に欠けるようではやはりダメだ。
来週もまだ過密スケジュールが続いてしまうけれど、やると決めたからにはきちんとやり遂げ成果を出す。中途半端になりそうなら手を出さない。この基本原則を胸に刻んで自分を律していこうと思います。

ayana@jyväsylä.fi


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今日は久々に雪も降ってまさに寒の戻りに見舞われた一日。今年もホワイトバースデーになるかも?
posted by こばやし あやな at 07:24| Comment(0) | Suomiで考えごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月18日

見よ!これぞオーロラ大感謝祭!!

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今夜は、フィンランド全土どころか、数値や予想図を見る限りでもドイツあたりまでならくっきり見えていたに違いない(というか今現在も進行形)、とにかくすさまじいオーロラが出現しています。フィンランド(ユヴァスキュラ)で迎える冬もこれが4度めで、毎年何度かはここでもはっきりとしたオーロラを目撃することはありますが、今日ほど色も形も変化に富んでいて、くっきりととした輪郭をもって凛とたゆたうハンサムなオーロラは、過去にも見たことがない!特にまっすぐとシャワー状に降り注ぐコロナ状オーロラの美しさは格別でした。湖もまだぎりぎり凍っていたので真っ暗な氷上から、しかもさほど寒くない気候の中で眺められたのも、贅沢この上なし。ああ生きていて良かった、天気グダグダだった辛い冬を耐えてよかった。最初のうち見たものに満足せず照射のピークを湖上で待ち続けてよかった。。。
(冬に)負けないこと、諦めないこと、逃げ出さないこと、信じ抜くこと…「それが一番大事」だと、今日のオーロラは普遍のメッセージ力も有していました(笑)

それにこれまで、いつもだいたいオーロラショーは1人で眺めていたのだけれど、今日はたまたまもうすぐユヴァスキュラを去る日本人研究者のお友達の送別会が企画されていたので、水炊きをそわそわとつついた後は、ダーッと自転車で湖畔までダッシュして、初めてみんなでわいわいとオーロラ鑑賞に勤しむことになりました。やっぱりこの興奮、感動はみんなで声を上げて共有したほうがずっと楽しい!遊び写真もたくさん採れたし(笑)いろんな意味で、ユヴァスキュラに暮らしていて良かったと思えた一日でもありました。

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まもなく帰国を控えたTさんは、ミッコがいる柔道場にたまたま入門してきて、私や他の日本人仲間とつながりを持てたという経緯があるので、最後に氷の上で、オーロラに見守られながら一試合交えるTさん&ミッコの勇姿をあえて最後に一枚載せておきます(笑)ええと、、これは「十字がため」、、、だったっけ…?(苦笑)
Tさんよ、最後に念願のオーロラが、こんな地元で見られてほんと良かったねえ。この強運を糧に(?)、日本の学術業界でもますますご活躍ください!

ayana@jyväskylä.fi


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まだついつい外が気になっちゃう(笑)

posted by こばやし あやな at 08:46| Comment(2) | オーロラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月17日

名前がかぶりすぎてて困る件

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最近とにかく公私ともに新しい人との出会いやメールのやりとりが多く、フィンランド人だけでも一日に十人以上の別人物にメールを返すこともざらなのです。。が、なぜか揃いに揃って同名あるいは似た名前の人が多い!!!ただでさえ別案件を複数さばき続けるだけでも頭がこんがらがりそうになるのに、こうも名前が似通っていると頭のなかでも各案件ごとの切り替えがしにくく、もう涙目状態です。
特に偏っているのがHで始まる女性たちの名前連鎖現象。ハンナ(多数)、ハンナ=マリ、ハンネレ、ヘンナ(多数)、ハンヌ、ハンネ、アンネ、アンナ…
フィンランドではたとえばメールの出だしを、よほど堅苦しさを強調したいとき以外は苗字でなく名前で切りだすのですが、これならまだかぶる確率の低い苗字で呼び分けたほうが頭の整理もつくというもの…でも、コミュニケーション上は苗字はあまり表立ってこないのが現実。
男性名バージョンだと、最近コンタクトをとっている人の中でユッカorペッカ率の高過ぎること!!ええとあのマネージャーはユッカだっけ、ペッカのほうだっけ…つい一瞬迷ってしまうと、そのままうっかり間違って呼んだり書いたりしそうで、ユッカorペッカ認証には常に神経を削らねばなりません。

現代の子どもたちには、日本のキラキラネームとまでは行きませんがそれなりに個性的で斬新な名前が付けられることも多く、バリエーションは確実に増えていると思われますが、いかんせん私の同世代、あるいはその上の世代は、きっとまだ典型的な名前一覧からの無難な名づけが良しとされていたのでしょう。例えばミッコだって、同名の友達や知人の数を数えはじめたら両手でも収まらないくらい身近にありふれているし、女の子だとやはり上で挙げたハンナやアンナなんかはグループに必ず存在してますね。日本のように漢字当てがあればまだ幾分覚えやすいんだろうけどなあ。そんなこんなで、フィンランドに来て、急に名前と顔の一致が難しくなったと感じているのは単なる加齢による記憶力低下だけが理由じゃないはず…(と思うようにしています)。

ayana@jyväskylä.fi


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今週後半はふたたびマイナス10度超えの寒い日が戻ってくるようですね
posted by こばやし あやな at 07:02| Comment(2) | フィン語奮闘記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月15日

もうひとつの親戚への加盟

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というわけで、今日は朝からせっせと二人でお菓子作りとラッピングに励んだあと、しっかりドレスアップして、ミッコパパ&ママに迎えに来てもらってタンペレの誕生日会会場まではるばる行って帰ってきました。本日の主役はミッコパパの妹(3人姉妹のひとり)、リトヴァおばさんです。
招待を受けていたのはリトヴァさんの3人息子とその家族、さらに彼女の兄弟家族とその子どもたちの家族…むむむ、他人中心に書き並べるとよくわからなくなってきますね(笑)ミッコを中心に考えれば、両親と、妻と、父方の叔母さん夫妻×3と、いとこ夫妻×5、そしていとこ違い×3が集結したことになるのかな。総勢20名を超えるザ親戚大集合の会でしたが、みんなを余裕で収容できる広さのおうちと手作り料理やケーキ・デザートの数かず。リトヴァおばさんはこの親戚のなかでもとりわけ料理&裁縫上手で知られているらしく、出されるお料理は言わずもがな美味しかったしインテリアセンスも憧れてしまうくらい細部までセンスが光っていました。

私自身は今更もう、フィンランド人しかいない輪にひとり黒い瞳で飛び込んでいくことも、最初興味津々にバックグラウンドを質問攻めにされることも慣れっこといえば慣れっこなので、旦那の親戚一同との顔合わせ…といっても大して緊張することもありませんでした。けども、ミッコが正月にちょうど私の親戚と対面を果たしたとき(まさにそのときも伯父さん叔母さんやいとこ夫妻やいとこ違いが居合わせていました)を思い返してみれば、大人たちとのコミュニケーション能力はさておき、ちびっこ(いとこ違い)たちの懐き具合いはミッコ圧勝でしたな。。。今日の場にいた3人のちびっこには、出会い頭に過去に例がないくらい怯えられ、その後も接触を試みるも、あるお嬢ちゃんは涙を目に浮かべて母親の足元に逃げてゆきました…。最終的に、一番年下だった1歳3ヶ月のエートゥ君にはなんとか受け入れてもらい、抱っこさせてくれるまでになりましたが、後の二人は最後の最後まで近づきすらさせてもらえませんでした…しょんぼり。ミッコのあの国境を超えた驚異的な子どもたちの求心力はどうやったら身につけられるのだろう…。まあ、フィンランド人の子どもは輪をかけてシャイだしね。。
というわけで子どもの相手に早々と見切りをつけた私は、ミッコのいとこにあたる同世代の皆さんとお喋りに明け暮れていました。そうそう噂のイケメン弁護士のヴィッレは、前評判通りのインテリオーラに包まれた大人のハンサムボーイでした!まだ若いのに、どんな話題に対しても知識豊富で意見もいちいち立派で、彼女さんがこれまた知的美人で、漫画の世界のような理想カップルを前に頬が緩みっぱなしの私でした(笑)

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フィンランドのパーティと名のつくものはとにかく長い!結婚式なんて、教会での挙式から数えて10時間超えも珍しくない。今日も、私はミッコの両親と少し早めに切り上げて帰ってきたけど(ミッコは明日トゥルクで試合なので今日はリトヴァさんの家にお泊り)、お昼すぎに始まり6時間以上は続いていたはず。その間、特にこれいったプログラムがあるわけでもなく、まあひたすら喋って食べて…し続けます。ただ今日はこの(ミッコの父方の)親戚がかなり久しぶりに一堂に会する日となったらしく、後半は昔のホームビデオ観賞会となっていました。20年も前の、ミッコの家(今のご両親の家)にいとこたちが集まってわいわい夏至祭を楽しんでいるビデオなんかも出てきて、そういえば私はミッコの学童期の写真やビデオなんて見たことがなかったので、非常に興味深く(笑)拝見しました。まだ声変わりもしてない無邪気なミッコ少年は、何より体型が今と違いすぎて可笑しかった。腕や脚がぽきっと簡単に折れちゃいそうなくらい、超ガリガリ君。まあさすがにこの頃はまだ筋肉美に目覚めてなかったからろうからね…

冬に両親だけでなく私の親戚や祖父母に会ってきた後、ミッコが「なんかもうひとつ大きな家族や親戚が増えたんやなーって感じがしたわ」とぼやいていて、ふうんそんなもんかね?と相槌をうっていたのですが、今日はその感覚が我が身でもよく実感出来ました。「ミッコの妻」として親戚一人ひとりに紹介され、そのたびに「ようこそパランデルファミリーへ」と迎え入れてもらい、彼らの話や思い出ビデオなどからミッコのルーツや昔話をあれこれ聞いたりしているうちに、単独のユニットとしての夫婦関係ではなく、縁故によって繋がり大木の枝葉としての一夫婦、という連帯意識が不思議と芽生えてきます。そして、今日お会いした皆さんは、フィンランドで暮らしていくなかで今後も名実ともに自分たちの味方になってくれるという安心感も。幸い皆さん揃って温かくユニークな方々で、純血フィンランド人ばかりの親族の中に突如飛び込んできた日本人のアイデンティティを好ましく肯定してくださる人ばかりなので、今後も気負わず付き合っていけそうです。あとはちびっこちゃんたちが次回はもう少し馴染んでくれるように…笑。「はやくこの子たちに日本の血をもったいとこを作ってあげてね〜」と各方面から軽くプレッシャー?も受けたので、そこはすぐにとはいきませんが、まあ、いつかそのうちに…ということで気長に待ってておくれやす。

ayana@jyväskylä.fi


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さて、明日は休日返上で業務モード!



posted by こばやし あやな at 06:46| Comment(0) | Suomiで出会った人たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月14日

今度は私が紹介される番

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今週はいろいろと思うようにいかない物事が多くて、ふりかえれば気疲れの多い一週間でした。週末も腰据えて片付けないといけないことは少なくないのですが、明日はミッコの叔母さんの60歳の誕生日会にお呼ばれしていて、急遽タンペレまで繰り出してくることになりました。キリ番の誕生日なので、フィンランド人は(あくまで自主開催で)かなり盛大なパーティを開き、親戚一同が集まることも珍しくありません。
現に明日は、実はまだこれまで一度もお会いしたことのなかったパランデル家側の親戚やミッコのいとこたちに初めて顔を合わせることになります。私のいとこ家族やじいちゃんばあちゃんには年末年始の帰国時にミッコをつれて挨拶回りをしてきましたが、ミッコの祖父母は両家ともすでに他界されているので、これまで里帰りといったイベントもなかったし、結婚式にも呼ばなかったしで…。とはいえ、皆さんには式の後にお祝いもいただいているし、ミッコ情報によると、いとこの1人は頭脳明晰な(弁護士で、過去には兵役で優秀者だけが入れる上等兵集団に選ばれたらしい。韓国語も堪能!)超イケメンらしいので、フィンランドの出来杉くんとの対面を密かな楽しみにして赴きたいと思います(笑)
今日たまたまスーパーでちょうど日本の桜の花が開いたような形をしたピンクのかわいいマフィンカップ紙を見つけたので、プレゼント代わりに予定していた抹茶パウンドケーキを急遽抹茶マフィンに変更。というわけで明日は早起きしてのお菓子作りで長い一日が始まります〜

ayana@jyväskylä.fi


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今晩はオーロラが活発化しそうな予報!疲れてるのでもう寝ますが…

posted by こばやし あやな at 07:47| Comment(0) | Suomiで出会った人たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月12日

幸せはまた何度でも

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例えば長らくどんよりとした雪雲の日々に耐えていたら、たまに突然真っ青の快晴の空がのぞくだけで、それはもう飛び上がって声を上げたくなるくらい、幸せな気持ちになれる。自分が抱えてる仕事量や悩みごとが減ったわけでないのに、ちょっとしたきっかけで気持ちがわずかにでも幸せをキャッチすると、それまでどうにもならないと思えてたことさえ、なんとかなると思えてくる。「幸せ」には定義も条件も基準値もない。だからこそ人それぞれ、思いがけないことをきっかけに幸せになれる。失った人や家が2度と返ってこない現実は覆せなくても、それは心に2度と幸せな気持ちが湧いてこなくなったというわけではない。誰においても欲張りさえしなければ、心の幸せは一度枯れてもまた案外簡単に満ちてくるものだ。生きている限り。

どんな空の下のどんな境遇のなかで今日を生きる人にとっても、ふとなにかしら幸せな気持ちが心に灯って、途方もない人生さえも「なんとかなる」と思える瞬間のあった一日だったことを願う。私も今日は、朝から久しぶりにとてもしょんぼりする出来事があったけれど、この透き通った青空に、ええたかが空に、ずいぶんと心を救済された単純な1人です。

ayana@jyväskylä.fi


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明日からはずっといいお天気が続くらしい…ほんまかいな??

posted by こばやし あやな at 03:05| Comment(0) | Suomiで見つめる日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月11日

ここがあるから頑張れる

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丸五日間にわたる、複数の仕事の同時消化のための首都滞在から昨晩(といっても最終列車だったので0時をまわっていましたが…)帰ってきました。家の中はぴしっと綺麗になって掃除機がかけられていて、キッチンには私の帰宅予定時間から逆算してオーブンに入れられたらしい焼きたてのマカロニキャセロールがほかほかと湯気を立ててて、そしていつもどおりの満面の笑みを浮かべて出迎えつつもすぐに謎の「地球防衛軍?の奇跡の生還」寸劇でさらに笑かしてくれる、愛しの関西系フィン人パートナー。

ああ、やっぱりどこよりここより、我が家ですわ。我が家がいちばん。次々に新しい人に出会えて、やりがいのある仕事を任されて、副産物として珍しい外食や快適ステイが用意されている出張ももちろん、人生の大きな生きがいであり楽しみ。でもとりわけこの家に二人暮らしを始めてからは、そんなフリーランサー特有の流浪生活のなかでも、あるいは故郷から遠く離れた海外生活でも、ちゃんと地に足付け心身を休められる本当の居場所を持っている…という安心感をいつでも保っていられます。将来的に家族が増えるかもしれないときの我が身のことは正直まだ想像を及ばせられないけれど、少なくとも今はこうして自分のペースでやりたいことをのびのびできて、しかも不完全な部分を適宜しっかりフォローし励ましてくれるパートナーが傍にいてくれることにただただ感謝する日々です。
4月からはいよいよ二人揃っていわゆるノマドワーカーになって、とりわけ相方は今後私以上の頻度であっちこっち小出張に出向くことになるようなので、2人そろって公私ともに満足度の高い日々がおくれるよう、今以上に愛情表現と感謝表現を大切に、そしてディフェンス力とオフェンス力を磨いて支えあってゆかねばと思います。

ああ、それにしても我ながら最近ちょっと気張りすぎてる感も否めないので、一日くらいメール返信もなにもかも封印して、どこかにのんびりしに行きたいなあ。あるいは、久々にぱーっと買い物!これといって欲しいものはないけど。。

ayana@jyväskylä.fi


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ヘルシンキはすっかり春の始まりを思わせていましたが、やっぱりこちらはまだ冬の終わりという体感温度と風景ね

posted by こばやし あやな at 02:10| Comment(0) | わが家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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