2015年02月27日

怒涛の春の封切り

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年が明けて日本から帰ってきてというもの、スーパーマリオブラザーズの面を一面一面クリアしていくような感覚で(←わかりづらいですが、要は来る輩(雑魚キャラからボスキャラまで)逐一対処しながらスクロール画面にしたがって一日の終りを目指す感覚で、という意味です笑)、否応なしに一日一日が過ぎ去っていきます。

有限の時間と物事に追われることで、もちろんかつてのように思いつきで人を誘ったりふらりと何処かへ行ったり…という余暇は見つけづらくなりましたが、家で食べたいものをこだわって作る時間とサウナ時間は削がれてないので身体は常にぴんぴん。そもそも最近の私を追い立てるものごとが、昨年まで以上にやりがいを感じさせてくれる仕事・学業・音楽の三本柱なので、うまくいくかどうか…といった一時的な緊張感はあっても幸いストレスにはなりえません。
特に最近本格化してきたとある書籍のプロジェクトが、専門性とコミュニケーション能力がひときわ高い制作チームと取材協力者たちに恵まれているので、関連のデスク仕事に打ち込むたび楽しすぎてついついトランス状態で没頭してしまいます。こういう日々は生活圏が狭いので家はほとんど散らかりようがないのですが、デスクトップがフォルダアイコンの箱を豪快にぶちまけたみたいにドえらいことになってしまいますね。。。

実は明日からがある意味このマリオな日々の本番みたいなもので、今後しばらく週一ペースでヘルシンキに取材に通いながら、なぜか3月に集中した視察コーディネートのお仕事や論文のためのインタビュー、そしてコンサートおよびそのリハを一気に捌いてゆくことになる予定です。なんだか最近拍子抜けに気温があがって雪解けも始まっているし、手帳には明日の欄に「怒涛の春の訪れ」とネーミングをいれてあります。

というわけで、まともなブログ更新もまた当分できない気がするので、今晩はこのとおり最後まで一気にあれやこれやを書き散らしますので、ご容赦を。。。

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「音楽」部門で、まずまもなくやってくる大きな発散の日がこちら、以前にも少しだけ予告していたカルテットの単独コンサートです。オール・ジャパニーズアニメ&ゲームテーマ曲プログラム!!とにかく久しぶりの本格的なカルテットで、メンバーにも非常に恵まれているので、気合はものすごく入ってます。実際、最近の雑務の合間はほとんど前回の演奏の録音チェックや曲研究に費やしてるくらい(笑)アニソン自体は今回初めて本格的に踏み入れた領域だし、自分に備わったいわゆるクラシカルな弾き方では表現しきれない世界の面白さに、今更ながら奥深さに魅了されています。アンサンブル面でも、やはり音楽フィールドでの意見交換はフィン語に慣れているので、(今回ファーストは韓国人の子なので)英語でとっさに音楽の微細なニュアンスの違和感を伝えるのはやはり大変だから、語学の予習にも手を伸ばさないといけません。。。でもそんなことすらも、向上心の一言にがつんと背中を押され、突き動かされてしまいます。

コンサートの自主運営も久々で、いろんな担当者とコミュニケーションをとりながら、表からだけでなく裏からこつこつ組み立てていくプロセスがまた刺激的。今回、市の美術館がスポンサーになってくれたこともあり、市のウェブなどを通じて、そしてあとは我々で立ち上げたフェイスブックサイト(こちら)を介しての情報拡散に委ねる形で集客をしているのですが、すでに軽く100人を超える人から参加意志をいただいており、当事者たちも正直びっくりしています。建物内は200名くらいまでは入れるようですが、当日どれくらい空間がうまるか楽しみ!そりゃあお客さんは多いほどやる気出るからね。

ここでブログ読者限定?、できたてほやほやの予告動画をお見せしちゃいます。ラストに「Huomiseen!(明日お会いしましょう!)」と入っているように、本番前日にFBサイトに載せようかという意図で、休憩時間を使ってノリで音だけ録音して編集したものです。とはいえ、ユヴァスキュラ市民の皆さま以外には「明日お会いしましょう」もなにもないし、本番前日は確実に忙しくて宣伝日記も書けないので、いまここに一足早く置き残しておきます(笑)



お聞きの通りの「進撃の巨人」初代テーマは、背後で上映する実際のOPムービーにぴったりハメ込む一大チャレンジもはらんでいます。日本のジルベスターコンサートみたいに、指揮者がコントロールしてちょうど目標時間に終わらせてくれたら楽なのですが、我々指揮もいなければ弾いている間に背後の画面を見ることもできないので、とにかくミッコのドラムの安定感にゆだねながら、染み付いたアンサンブルだけでオリジナルテンポを貫いてみせます(笑)さあ、本番はどうなるかしら…??


まあこんな感じで、おかげさまでいわゆるリア充以外の何ものでもない日常を謳歌しています。家庭内は、最近はそれぞれに忙しくしながらも音楽セッションと料理(ごはんタイム)によって夫婦仲も取り持たれております。相方もいよいよ四月からのお仕事の本契約が交わされ(なんでもそのうちにさっそく日本訪問もあるとか…ウラヤマ!!)、先日はプチ祝いに牛テールシチューを煮込みました(←ネットで見つけたレシピに「記念日にピッタリ」とあったので)。シチューを確信犯的に大量につくったので、オムライスにかけたりドリアにしたりと、リサイクルメニューで昨日今日はちょっぴり楽してます(笑)リサイクルだろうがなんだろうが、ビーフシチューはどんな料理もすこし豪華に見せてしまうし、日がたつほど美味しくなる(気がする)からありがたや。

では、明日は(意外にも今年初の)ヘルシンキに、2件プレゼンのために赴いてまいります!上京の楽しみ、首都ランチの候補店は行きの列車でゆっくり探そう〜♡

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皆さまも如月最後のよい週末を!





posted by こばやし あやな at 07:11| Comment(0) | 大学院生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月25日

気まずいけど不思議とまた行きたい忍者村

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今更、二ヶ月も前の一時帰国のエピソードを掘り起こすのも何なのですが、ちょっと愉快な縁?もあったので、お付き合いください。

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一時帰国中に、大学時代のビオラ弾き仲間たちが、結婚祝いとして2泊3日のプチハネムーンパッケージをくれたのです。ただしそれは文字通りのミステリーツアー。出発日の前日に大阪で執り行われた同窓会で、旅のしおりと各所予約情報などが手渡されたその時に、初めて詳しい目的地やら滞在ホテルやらが告げられたのでした。結局そのミステリーツアーのメイン舞台となったのは、九州は佐賀県。何があるのか予備知識が限りなくゼロに近い県を推してくるあたりが、いかにもマイノリティ楽器奏者らしいチョイスでしょう…

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ただ、この佐賀旅は思いの外(?)すんごく楽しかったのです。有田焼だとか唐津城とか、ああこれもあれもフロム佐賀だったのか!という発見も多かったし、料理も新鮮な海の幸から山の幸までなんでもござれで大満足だったし、観光だ集客だと気張ってないおだやかな感じに、帰国早々就職面接やら豪雪中の強行北上やらですでに少々お疲れ気味だった自分たちのペースを乱されることもなく、のほほんと癒やされてきました。

そんな佐賀旅の最終目的地は、嬉野温泉の温泉街にある「肥前夢街道」という謎のアミューズメント施設。旅行時にはあえてまったく前提知識を取り入れず、しおりに書かれているがままに動きまわっていたのでこれはあとから仕入れた情報ですが、この肥前夢街道はもともと嬉野温泉のとある老舗旅館(なんでも島津藩のご一行の行きつけ宿場だったそうで、確かにこの温泉街には十字に◯の家紋を掲げたグループ旅館が散見された)が経営を始めた観光施設で、当初は江戸時代の長崎街道の情緒や建物を再現したパークだったそうです。でも、ある時から忍者村にリニューアルされ、集客にも成功しているんだとか。

ただ、この忍者村が、(ネタもの大好きな我々にとっては良い意味で)胡散臭く、脱力系なのです。まず敷地の麓にでかでかと掲げられた看板がこちら…

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提訴する気力を萎えさせてしまう、なごみ系パクリ…

さらに忍者村を謳っていながら、園内には

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馬がおり、

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二重のきれいな豚もおり、

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アルパカもおられます…。江戸時代の肥前にはすでにアルパカが輸入されてきてたのか?長崎に着いた貨物船に迷い込んでたのが佐賀でようやく見つかり捕獲されたエピソードがあるとか??

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嬉野名物のお茶畑も、なぜか敷地内に。

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園内のあちこちにある顔ハメデザインも、ツッコミどころが難しいボケの連続…

…とまあ、とにかくそこかしこが如何わしさに満ちた忍者村なのであります。しかもウェブサイトでは(たぶん)根拠なく、「元祖・忍者村」と熱烈アピール。元祖ってアンタ、つい最近別施設をリニューアルして忍者村になったのだから、国内有数の新星忍者村だと思うのですが。。。
そもそもなぜに此処へ忍者村??、の弁解に至っては、「忍者といえば、伊賀、甲賀、ならば佐賀も…」だそうなので…もうここはひとつすべて鵜呑みにして素直に巻き込まれるのが、楽しむカギといえます。

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手裏剣修行のブース。この手裏剣は、ちゃんと鉄で出来た本格派だった。
けど、その隣の吹き矢ブースの吹き矢は、爪楊枝にチラシを巻いてある超お手製感満載のシロモノでした…

でも、なかで見られる忍者ショーやからくり屋敷などは笑い要素もありつつなかなかの本格派で、けっこう興奮させられましたよ!いいね、この気合を入れるところとスカすところの絶妙なバランスが。それと、(これは真相がつい最近になって明らかになるのですが)、園内の忍者スタッフはぜったい顔で選んである!!!みんな、方向性はバラバラだけど、世に云うイケメンお兄さんカテゴリー内の人ばっかりだったもん。園内ではずっとテーマソングがBGMとしてかかっているのですが、これがまた初期ジャニーズ曲を彷彿とさせるようなノリで…今だときどき無意識に口ずさんでるくらい、頭にこびりついています。

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実はこのミステリーツアー中、入場料の要る施設などでは、しおりと一緒に預かってきた、釣り銭いらずで渡すだけでOKの各種入場料…のはいったご祝儀袋を、あえて二人とも日本語がわからないふりをして受付の人に押し付け、対応してもらう…という、恥のかき捨て指令をクリアせねばならない場所が何ヶ所かありました。(佐賀の前に立ち寄りが指定されていた)広島の原爆資料館では、入場料1人50円ということで、きらびやかなご祝儀袋の中に100円玉がコロっとはいっていて、よりによってこの場所でこの祝儀袋で渡すのは不謹慎さに勝てず中の封筒で渡してしまいまたしたが。。。

で、例によってこの忍者村でも、入場料および忍者のコスプレ代が二人分納められた祝儀袋を握りしめ、園内ではフィン語オンリーで会話することにしようと誓っていざ門をくぐると…

ようこそでござる、にんっ!!

と、さっそく忍者の格好をしたスタッフたちに手厚く迎え入れられる…私が先陣を切ると確実に相手は私を日本人だと悟って私にばかり話しかけてくると思ったので、あえてミッコが真っ先にその忍者たちににじり寄り、得意の「アメリカ人がしゃべるカタコト日本語モード」で、「ワタシタチ、ニホンゴホトンドワカリマセン〜コレ、オネガイシマース」と、祝儀袋を無理やり押し付けました。
きょとんとする青帯の忍者さんはまだヤングマンだったので、そもそも祝儀袋の開け方すらわからず、苦戦しているところを横で見ていた年配忍者に助けられてようやく開封。「この二人にコスプレ付き一日フリーパスをお願いします。お代はここに入っています」というメッセージを見て、嗚呼そういうことなのね…と、まずは我々を無事入場させてくれました。ところが悲劇はここから起きる…

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(私の忍者服を選んできてくれた忍者さんも動揺してたのか、絶対もう少し私向けのサイズあっただろう!といいたくなる…ものの、それも言えない状況に…)

受付の奥に通され、忍者コスプレに着替えることになったのですが、なんせ我々の対応を任された青帯忍者さんはおそらく複雑な英語なんて喋れないのでしょう、どう言えばいいんだ…?そもそもこの黒髪の女、ほんとに日本人じゃないのかよ??という疑いの態度が笑顔の奥にありありと感じられ、ともかくまず私の目ばかりを見て、「貴女は日本人ではないのですか?」とは聞かないまでも、さり気なく日本語で喋りかけてこちらの反応をうかがい始めたのです。私はとにかく異国語を聞いているつもりで反応スイッチをオフにし、ソーリー、イン イングリッシュ プリーズ…と目線をそらすしかできず。。
ともかく、なかなか私への疑惑は晴れなかったようで、彼はその後も相も変わらず、英語表現に詰まったら私の方を向いて日本語で喋りかけてきます。。。そしてついに、彼が我々のサイズの忍者服をとりに奥に行って戻ってきたとき、つかの間の開放で気を緩ませてしまってた私がボロを出してしまったのです。「じゃあ、かばんはあっちに置いて…」というとっさの呼びかけに、ついうっかり、かばんに手をかけてハッと固まってしまう私。。。。。。ああ、もう面目ないったらありゃしない。。

ともあれ、それで「ほうらやっぱりね」としっぽを掴んだ忍者さんは、その後はもうマシンガンのように私に日本語で説明を浴びせ、ミッコへの通訳を促します。内心パニック状態だった私はやぶれかぶれでとっさに、「自分は幼い時からフィンランドに移り住んでいたので、多少家庭内で日本語は喋ってもいたけれど複雑な日本はお手上げの、フィンランド語が母語となりつつあるエセ日本人」という設定を決め込む方針に切り替えることにし、あえてフィンランド語アクセントの日本語で返事をしたり、時々わからないふりをして「◯◯とはなんですか」と聞き返したり、もう思い出すだけで情けなさすぎてドロンと我が身を煙に巻いてしまいたくなる苦痛の時間をやり過ごすことになったのでした。しかも、園を満喫して最後にまた着替えるときもおんなじ青帯忍者さんが待ち受けてて、気まずい茶番劇第二ラウンドがスタート。。。
ミッコなんかもう1人でそのノリを楽しんでて、わざわざ私をつついて「彼にこれを訳して伝えて」とフィンランド語で前置きしてから、わざとすんごいデタラメしゃべり始めるし。。。パンチ

そらミッコはええわな。(もちろん忍者の話す日本語を理解してるけど)肩をすくめて「ワ〜カリマセン〜」のジェスチャーしてりゃ誰も疑いの目を向けることはないけど、日本人が長時間日本人じゃないフリするって、皆さん、やってみたらわかると思いますが超至難の技なんですよ…。人生において、そんなことしなきゃならない場面に遭遇する人は稀だとは思いますけど。。

…と、そんな思わぬ悪夢を置き土産にしてきてしまった忍者村でしたが、ミッコと新婚旅行のことをふと振り返るとき、今でも一番回想して盛り上がってしまうのは、なんだかんだでこの絶妙クオリティの忍者村の思い出(エセ外人ごっこのことだけでなく)。そんな肥前夢街道の、しかも私たちの茶番で振り回しまくってしまった青帯忍者さんに、つい先日、思いがけない形で再会することになったのです…


ネットニュースでたまたま知ったのですが、なんでも今年から、2月22日は「にんにんにんっ」てなわけで忍者の日として、日本国内で正式に認定されたらしいです。そしてなんとなしにそのニュースのリンク先などを辿って行くと、なんとその日に合わせ、九州ではかなり認知度の高い、肥前夢街道から誕生した忍者アイドルグループ「葉隠隊」の人気メンバーのひとりがファンイベントで卒業公演を行ったとかなんとか…

その、惜しまれながら大勢の地元ファンの前で最終日を迎えたその忍者こそが、載せられた写真と動画をみてびっくり…なんとあの時の青帯忍者さんだったのです!!!愛称は燕扇(えんせい)さん。彼は長年葉隠隊を母体として、得意の話術で地元のPR活動に励んだり、ラジオのDJまでもを務めたりとローカルメディアでも活躍していたそうなのですが、今後はアイドル忍者としてでなく一ローカルタレントとして、熊本を拠点に1人出しする決意をしての、今回の卒業だったようです(もうつい真夜中にあれこれ調べまくっちゃいましたよ…)



彼や、葉隠隊の情報や動画はネット上でいくらでも見つかるし、葉隠隊メンバーひとりひとりのFacebookファンサイトまであることから察するに、少なくとも佐賀県ないし九州北部エリアでは、きっとかなりの知名度をほこる異色アイドルグループなんでしょうね。ローカル情報バラエティー番組のひとつと思しき上の動画では、燕扇くんらが肥前夢街道や葉隠隊の魅力を面白おかしく紹介しておりますので、お暇な方はぜひご覧くださいませ。もちろん、もし近々佐賀に行かれるご予定がおありの方には、プレ観光情報としても役に立つはずです!
とりわけ7:20くらいから彼らが(ところどころあやふやに)歌って踊ってるのが、園内でエンドレス再生されていたというテーマ曲であり彼らのデビューシングルらしい「HELP」です。これだけでもぜひご視聴ください(笑)

というわけで、今後も遠いところからではありますが、パランデル家はひっそりと(贖罪の意味も込めて)燕扇くんのさらなる活躍を祈り続けたいと思います。にんっ!!

ayana@saga.jp


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今宵は資料作りが一段落して安らかな夜を迎えています
posted by こばやし あやな at 07:56| Comment(0) | エンジョイ一時帰国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月23日

先輩っ!

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他に最近撮った写真もなくて、いきなりグロ系のイントロ写真を失礼いたしました。(数少ない)フィンの冬の味覚、マデことカワメンタイさんです。初めて、スーパーの生鮮コーナーにならんだ既に皮を剥いであるマデを買いましたが、ショックなことに好物のマデ肝の大部分が皮と一緒に取り除いてあって…雀の涙ほどしか残っておりませんでした(涙)しかも個人的には卵より白子派なのですが、この日はメスしか売れ残ってなかった。。春がくるまでにもう一度くらいリベンジ鍋をしたいです。

週末は(も)悲しいくらいずっとパソコンに向かって、来週から一ヶ月ほど続く撮影取材のための資料作りに追われていました。そのさなかに、今日は偶然重なり、いろんな懐かしい「先輩」方とチャットやスカイプでやり取りをしました。そして当たり前のことに気づくわけです。新たな「先輩」という存在の人には、ひさしく出会えてないなあと。フィンランドの人間関係に「先輩」という概念がないんだから、当然ですわな…学部はもちろんオケなどのサークルでだって、年齢や在籍年数による立場のわきまえは一切なし(一度あるコミュニティに入ってしまえば、回生とか入部年度の区分もないし)。ここで出会う日本人のコミュニティにすら、大学在籍年数的にも(ほど年齢的にも)、「先パイ〜」と呼ぶのが自然な相手がいないし…後輩らしき人たちはたくさんいるんだけど。

もちろん、「人生の大先輩」に当たる方々にはフィンランドでもたくさん出会います。でも「人生」という大きな括りで初めて同種と見なされるような先達ではなく、ある狭いコミュニティのなかで、たまたま自分より先に活動を始めていたというだけで、敬語使わず偉そうにしてていい代わりにあれこれ世話を焼いたりときに虚勢張ったりおごったりしなければならない…そういう厄介な存在をまっとうしてくれている(私にとっての)先輩という存在は、さすがにここでは出会えません。
なんとなくここでは姉御肌なイメージをまとわされている私ですが、日本では完全に先輩っ子だったもので(たいがい遠慮のない馴れ馴れしすぎる後輩でしたが…)、こちらの生活で忘れかけていた先輩とのじゃれ合いの楽しさをふとこうして思い出してしまうと、なんだかしょぼくれてしまいます。

いっぽうで今日は、たまたま連絡をくれた他方面の「先輩」方に、そろって「いつになっても、こういう時頼れるのは文菜やわ」と言っていただいたことにすっかり気分が舞い上がってました(だからこそ余計に恋しくなるのですよね)。こんだけ、国と、離れ離れになってからの年数を隔てていても、自分の名前や顔だけでなく、強みや取り扱い方?をちゃんと覚えていてくれて、コンタクトを取ってくれる先輩がいるのは、幸せ以外のナニモノでもないですわ。できればまた、一緒に音楽したり、おんなじ本の制作に携わったりしたいけども、それは私が自分の夢をかなえるために棄権した物事たち。泣き言は言わぬぞ。
でも、せめて今度帰国した時はお礼にしっかり美味しいものおごってくださいね〜先輩っ♡

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来週はずっとプラス気温!?

posted by こばやし あやな at 04:15| Comment(0) | Suomiで見つめる日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月20日

今週末、九州各局で放映されます!

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今週は翻訳仕事とコンサートのステージリハや打ち合わせが立て込んでいて、なかなかまともにブログも開けずにおります。。。ということで、取り急ぎ、Facebookページのコピペになりますが、いよいよ今週末に放映される、コーディネートを手がけた番組の詳細をご紹介します!

*******

お待たせしました、先月に取材コーディネートをさせていただいた紀行番組がいよいよ今週末に九州各県で放映されます!題して、

『氷と雪の世界 真冬のフィンランドでオーロラと出会う』


女優の福田沙紀さんが、冬のフィンランドならではの体験をしにラップランドを訪れ、ケミ名物の雪と氷の城ルミリンナを訪ねたり、砕氷船サンポ号に乗って氷と一緒に海に浮かぶアクティビティにチャレンジしたり、北極圏のトナカイ飼いのファミリーの家を訪ねてトナカイのお世話を手伝ったり、そして夜には期待をかけてオーロラハンティング…と、フィンランドらしい冬景色と人情がつまった盛りだくさんの一時間番組に仕上がっています。

今回(今週の土曜または日曜)は九州各局のみでの放映ということで、その他の局(フジ系列)での放映日は今のところ未定となっております(追加放映日時が決まればまた随時お知らせします)。ともあれ、まずは九州にお住まいの皆様、ぜひぜひ今週末の放映をお楽しみください!!

★九州各局での放映時間★

◎2/21

テレビ熊本
15時〜15時55分

沖縄テレビ放送
15時30分〜16時25分

鹿児島テレビ放送
テレビ長崎
15時50分〜16時45分

テレビ西日本
サガテレビ
16時〜16時55分

◎2/22

テレビ大分
テレビ宮崎
16時30分〜17時25分

番組ホームページ
http://www.kts-tv.co.jp/tv/finland/

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来週から毎週ペースでしばらくヘルシンキに通うことが決定…
posted by こばやし あやな at 03:34| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月18日

卒業旅行先は…

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最近目先のことに忙しすぎて先を見通す余裕がないなあ…とふと思ったから。

というのは言い訳で、

修論が予定通り終わらないことが危惧され始めたので、何が何でもピリオドを設定するために。

というのも言い訳で、

ともかくただ安いチケットが出たから、という理由で、なんとはやくも卒業旅行のチケットを確約してしまいました。夏に休み返上で論文を出してしまう予定なので、9月の、シベリウス音楽祭のハイライトを聞いてから(←こちらもチケット予約済み。というかすでにすごい勢いでいい席から売れてしまっているので、行く予定の皆さんは今からでもチケットを押さえたほうが良いですよ)、そのまま飛び立ち10日間ばかりスオミを離れる予定です。

で、気になる行き先は、

タンザニア(とその周辺国?)に決定!!

フィンランドで出会った友達が今はタンザニアの大使館で働いているので、こんなツテでもないと行こうと思い立ちもしないアフリカへの初上陸を前々から決心していました。夫の妹の彼氏さんがタンザニア人で、その彼直伝のアフリカン音楽やダンスを夫が嗜んでいたり、彼の生まれ故郷の写真を見せてもらったことがあったりと、私にとって未知なるアフリカ大陸のなかではまだ遠くて近い国です。フィンランドからはもちろん直行便がなく、トランジットを含めれば片道だけでも日本フィンランド間を一往復できそうなくらい時間がかかるようですが、そんなふんだんなるムダ時間もまた贅沢と思い、端から端まで楽しんできたいです!

。。。と言ったって、半年以上先のお話ですから、ともかくはそれまでに論文と、そして抱えているお仕事やコンサートや、最近本格化してきた大きなプロジェクトをちゃんと一つ一つ形にすること。近視眼的にこの前につまっているスケジュールを消化してゆく日々の先に、9月なんてあっという間に見えてきそうな予感です。

ayana@jyväskylä.fi


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あ、写真は、ネタに困ったとき恒例のリッチ学食フォト(笑)今週はラム肉のワインソースがけですよ。



posted by こばやし あやな at 05:42| Comment(2) | 大学院生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月16日

居酒屋ぱらんでるetc

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さっき、夜にうちに遊びに来ていて方方に徒歩帰宅していく友達を見送りにちょいと外に出たら、マイナス23度という驚きの寒さ!冬の気温として今更驚くべき数値でもないけれど、つい先日までは「プラス」10度近くまで気温が急上昇して、雪もどっと溶け始めたりで大変だったんですよ。それがまたここまで急降下してしまうとは、さすが年がら年中寒暖差パラダイスのフィンランド。

さて週末は、平日にやり残した仕事の補完に加えてほどよくレクリエーションも寝溜めもできて、とてもマイルドに過ごしておりました。
昨日は午後はずっとカルテット仲間と一緒で、もちろん練習を詰めたり、プロモーションビデオめいたものを撮影したり、アンコール曲をあれこれ選曲したり。はあ、やっぱり音楽漬けのホリデーは幸せ♡今回から、アップビートの曲何曲かで弦アンサンブルだけでは出せない複雑ビートを加えてくれるドラマーのミッコも参戦でテンションもアップ!本人としてはやるからにはフルセットドラムでやりたかったみたいですが、とても我々のボリュームで太刀打ち出来ないのでそこは説得し、今回はしぶしぶジャンベでアレンジしてもらっています。でもこのアコースティックな打音のほうが断然弦アンサンブルには馴染むし、ジャンベは細かい叩き方や叩き位置で音色が見事に変化するから充分に多様なビートやダイナミクスを加えてくれるんで、弦でポップスをやるときはオススメのコンビネーションです!

張替えたてで音程がかなり不安定だった弦も、練習終盤でようやく落ち着き、豊かに鳴りはじめてくれました。ちなみに(狭い業界トークになってしまいますが)ここ数年はもっぱらトマスティック社のVision solo弦セットを愛用しています。先日工房のミカさんにも、なにか最近人気種やオススメ種はあるか聞いてみたけれど、音程の安定感と低弦から高弦の音ムラの少なさ、そして何よりビオリストが一番気にする発音のレスポンスの良さではやっぱりこのシリーズが優秀で、これが出回り始めてからは、ユヴァスキュラ響の団員をはじめ自分の顧客のビオリストは、セット買いならみんなこの弦を使い続けている…とのご意見でした。

で、本日夜は、4月からの就職先が決まった研究者さんと、コンサートにむけて動画編集をお願いしている留学生の子たちをお招きして、久しぶりにひっそりと居酒屋ぱらんでるを開店(注;店主ももちろん小料理を出しながら一緒になって呑みます笑)。うちにいろいろなお付き合いでいただく美味しいお酒が溜まっていく一方で、特にミッコが普段は武道のために完全節制していて全く飲まないので、定期的にこういう会を開いてみんなでおいしく消費していくようにしています。
今日のお通しに、思いつきでひじきと玉ねぎとサーモンのマリネをつくってカッテージチーズをトッピングして(味見もせず)お出ししたらとても好評を頂きまして、またひとつ、日フィンコラボ惣菜リストが増えました!その他にも、自分では今までチャレンジしたことのなかった料理を何品か試作がてら。
写真左の「八海山 越後で候」は、帰国中、我々の共通の知人さんを尋ねて新潟まで赴いた時に、12月の地元限定の貴重な搾りたて銘酒だよと新婚祝いにいただきました。日本屈指の米処の恵みとしかいいようのない、フレッシュでまろやかな口当たりから気持よく酔いがまわります。さて、これを弾みにまた一週間頑張らなきゃですね。

ayana@jyväskylä.fi


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引きかけた風邪が悪化もしないけれど完治もしないもどかしさ…


posted by こばやし あやな at 09:05| Comment(0) | わが家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月14日

13日の金曜日らしい夕暮れ

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今日はユヴァスキュラの町外れにあるスキー場でアイスクロスなる競技(こんな種目らしいです)の国際大会予選が行われていたそうで、日頃はラハティ近くの街でアイスホッケーのジュニアチームのコーチをしている日本人のお友達が出場しておりました。で、私は観戦に行ったわけではないのですが、帰りにわざわざ私の平日の住処である大学図書館に寄ってくれたので(申し訳ないくらいなんの変哲もないただの図書館だけど、スポーツ科学業界ではやはりこの大学は聖地みたいな場所らしくネームバリューだけで有難がってくれたのでヨカッタ…)、ミッコやスポーツ学部で働くドクターの日本人さんなどを誘って少しばかりカフェで話し込みました。明日の晩に決勝戦があるらしいですが、出場できるかどうかは、明日日中にあるフィンランド人内の予選結果次第らしく、まだわからないんだと!それでも彼は今日一度ラハティ近郊の家まで日帰り運転で帰ってゆきました…さすがというか、タフですなあ。

彼を見送ってから工房に楽器を引き取りにひとっ走りしたときに、ちょっと不吉な夕暮れを見ました。水平線の際が見えるまでは、あの向こうで大火事でもおこってるのではないかと、13日の金曜日だけに?不気味な予感に包まれる燃え盛りようでした。どうでもいい気付きですが、今はうるう年でない2月だから、来月もまた13日は金曜日ってことですね。

ayana@jyväskylä.fi


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今日はちゃんと昆布でお出汁とった。やっぱだしの素より格段に旨い…



posted by こばやし あやな at 06:03| Comment(0) | Suomi×歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月13日

人と楽器のメンテ費を比べると

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今日は初めて、Kelaカードと呼ばれるいわゆる国民健康保険証を利用しました。

入籍し、ビザが切り替わったタイミングで自動的に加盟させてもらえることになったケラ(国民年金局)。曲がりなりにもフィンランドに住み始めてもう三年がたちましたが、ビザのランクが変わって晴れてこのカードを手にしたときが一番、ああフィンランドに暮らすんだなあという妙な実感を伴ったものでした(笑)最近日本でも話題になっている、出産時に国から送られてくる赤ちゃんパッケージというのも、このケラから、ケラカードを所有する妊婦さんたちに発送されます。

妊婦さん以外の人たちが利用する主な機会は、病院にかかるとき。フィンランドの医療は成人するまでは無料、それ以降もケラカードを所有していれば公立私立病院ともに、また薬局にて処方箋で薬を購入するときに、規定の割安価格が適用されます。もっとも我々大学生は、毎年大学に支払う学生部費(これを払うと学生証が更新され、食堂や鉄道や美術館などが安く利用できる)の一部にYTHSと呼ばれる学生ヘルスセンターの保険料も含まれているので、大学指定のYTHSヘルスセンターを利用する限りは成人であっても診察料などは無料です(歯科など専門科医にかかる場合は、若干追加徴収あり)。学生病院は一般の公立病院のように派手に待たされることも少ないし、私の経験上は親身にまともな診療をしてくれるので、学生のうちは利用しない手はありません。

今日は、以前からときどき重症化する(おそらくはトマト過剰摂取が原因と思われる)蕁麻疹用の抗アレルギー剤の処方箋をもらうために朝一番に学生ヘルスセンターへ行ってきました。以前(ケラカードがなかったころ)ならその場で紙の処方箋を発行してもらい薬局に行ってたのですが、カード所有だと、医療関係のカルテ履歴や処方箋などもすべて国民一人ひとりのデータバンクに入り他の医療機関や薬局などで共有されるようになるので、どこの薬局であってもケラカードを見せるだけで医師が指定した薬剤師に伝わり、しかも今までより安く買うことができます。これなら出先の街で病院にかかることがあっても過去情報を汲み反映した診断をしてもらえるので、実によく出来た便利なシステムです(そして確かフィンランドのこのシステム構築を富士通さんが敷いてくださっているのですよね...なんてクール!!)。
ただ、こういう機関間のオートメーション上の連携はうまく取れていても、フィンランドの病院内では得てしてスタッフ間での連携(情報共有)プレーがイマイチで、病院内で短時間の間につぎつぎに別の担当医がやってきては具合説明から始めなければならないことが多々ある…というのは、いわゆるフィンランド医療事情あるあるです(笑)

そして今日は放課後もう一箇所寄るところが。ユヴァスキュラ唯一(というか中央フィンランド唯一)の弦楽器マイスターのミカさんの工房を訪れて、年に一度の楽器総メンテ&毛替え&弦替えのために愛器を入院させてきました。とにかくお忙しい方なので、本番も近く長期入院が難しいなか、タイミングよくベッドを開けてもらえて本当に助かりました。特に大きな問題がなければ明日の晩には退院予定です。

本物の病院の話に戻りますが、ケラカードがもらえる立場になるまでは、例えば留学生は毎年学生健康保険に加盟していないとビザが降りません。年に一度のあの恐怖の出費から開放された今、実際医療関係で支払いが生じるのもこういう薬を買うときや年に一度の歯科検診のときくらいなので、年間で見るとハッキリ言って楽器のメンテ費のほうがよっぽど高くつく!!!という衝撃の事実に、たまたま両方の予定が今日に集中したからこそ気づいてしまいました。。。ま、まあそれくらいここでは人様の命や健康が国によって守られている、ということですよね。。愛器くんには、ちゃんと自己投資以上に投資するぶん、明日からまたしっかりいい音を響かせて奉仕してもらうことを期待します(笑)

ayana@jyväskykä.fi


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今日の路上コンディションは最恐でした。ほぼ全面つるっつるの氷むき出し!
posted by こばやし あやな at 02:31| Comment(0) | Suomi×社会福祉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月12日

正当化されたゴシップ

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とあるコラム執筆のために、最近は片っ端からシベリウス関連の書物を読みあさってます。分量、内容的にここまでいろいろ手を付けんでもええやろ、と思いながらも、長年シベリウス関連の書籍は日本で日本語でしか目を通したことがなかったので、そりゃやっぱり本国発のほうが新しい情報や見方をいろいろ提供してくれるわけで読み比べも楽しいです。

それにしても、例えば現代のジャーナリズム…というかゴシップ業界では、誰かが渦中の当人の両親のプライベート情報にまで斬りこむだけですぐに批判の声が集まるものですが、過去の偉人に対してはそういうモラルにもおのずと時効が来るんでしょうか。例えば、(ジャン)シベリウスがわずか2歳のときに他界した父クリスチャンなんか、たまたま息子が超有名人になっちゃったがために、実は医者のくせに飲んだくれで多大な借金を家族に残したこととか堂々公開されてしまっていますよね。さすがに2歳の息子が将来そんな大物になるなんてまだ想像だにしてなかったでしょうから、きっとクリスチャンはあの世で相当羞恥心と後悔に耐え切れずあえいでいるに違いありません。自分自身が後世まで研究者や文屋に人生のすべてを調べつくされるほど超ビッグネームになってしまったら、何を暴かれてもしょうがないかという感じですが、自分の身内が名声を得たがために飛び火パターン…というのがあることも、我々庶民だって一応肝に命じて、やはり日頃から品行方正を心がけておいたほうがいいかもしれませんね。

もっともシベリウス自身も、たとえばアイノと長年やりとりしてた書簡集までが世に全公開されるなんて、さすがに思っても見なかったんじゃないでしょうか。そんなことのために全部の手紙大事に保管してたんやあらへんわ!!と天国で憤慨してるに違いない。最近こちらも入手して目を通しているのですが、はっきり言って、もしこんなノリで自分と相方とのメールやらフェイスブックメッセージやらを全世界の人に一斉公開されてしまったら、私なら恥ずかしさの極みで発狂し大暴走してしまう気がします。この二人の書簡集はあまりに甘ったるい内輪の愛にみちあふれすぎてて、読んでるうちに背筋がクネクネしてくる…。なんて言いながら、実はさっきまでミッコとジャンとアイノになりきってノリノリで感情込めまくった朗読大会してたんですが、もし自分がシベリウスで、現世のどこぞの輩がそんなことしてキャッキャと笑っているのを天国で窺い知ったら、間違いなくヘルシンキのシベリウス公園にある自分の銅像をその輩の家に向けて天から投下してることでしょう。。。すすすすみませんでした。

ayana@jyväskylä.fi


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かすかな風邪の気配を感じる…

posted by こばやし あやな at 06:53| Comment(0) | Suomiで考えごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月11日

もやしショック

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ミッコが論文×雪かきバイト×ビジネス日本語特訓のトリプルパンチで最近ほんとにお疲れ気味で、朝起きたときからすでにどよーんとしているのが不憫でならず、日本から買い付けてきた中華麺の最後の一袋が余っていたので「よーし、今日の晩御飯にはうまい醤油ラーメン食わしちゃる!!」と朝食時に宣言。さすがに豚骨グラグラからこだわるわけにはいかないけど、煮玉子とメンマだけ仕込んで私はゼミへ。そして大学の図書館でしばらく調べ物したあとに、1冊探してる本を求めて市立図書館に寄るついでに、近くのスーパーにもやし缶を買い求めに立ち寄りました。こちらでは、もやし(パブンイトゥ)といえばまさかの缶詰め。液体に浸かってて生ではブヨっとしてて食感イマイチなのですが、サッと茹でて冷水でしめれば、まずまず許容範囲のシャキシャキもやしが味わえます。

さてさて、スーパーでは、なんせ缶詰なので野菜売り場ではなくコーンとか豆とかマッシュルームの缶詰が積んであるコーナーの一角でひっそりと取り扱われている……はずなのに、ん?今日は置いてないのか?
ときどきここで買ってるはずのもやし缶、今日に限って図書館最寄りのスーパーで見当たりません…。まだ閉館時間まで時間があるし、少し足を伸ばして中心街までいくことにしました。さすがにソコスのミニデパ地下なら確実にあるだろう、ということで…。

ところが、ここにもないのです!どういうこと!?もしかして、アジア人以外誰も買わないし、ついに取り扱いをやめてしまったのか!?だって、事実店員さんにパブンイトゥあります?って聞いても、「…それってどんなものだっけ?」と聞き返されることすらあるもんね…

ここで一瞬アキラメという言葉が脳裏をよぎったものの、いやいや旨いラーメンにもやしは欠かせないっしょ!!せっかく気合入れてラーメン作るときに妥協は絶対許されん!と執念やら良妻心やらがむくむく沸き上がってきてくれたので、意を決してもう一件、足を伸ばしてみることに。大丈夫、まだ図書館の閉館までは時間がある。

…ここでは、ついに缶物売り場に「pavunituja」の値札は見つけたのです!が、まさかの、品切れ!!!品出ししてる店員さんに、「裏に在庫ないの??」と確認しましたが、ゴメンの返事。。。ゴーン。
…さあ、もういい加減図書館に向かわないと間に合いません。
でも、鉄道を超えた先にあるスーパーはそこそこ大きくてアジア食材もまあまあ豊富だから、望みは高い。けど、ここに赴いてしまえば、もう確実に図書館には間に合わない…

悩むまもなく、気づけば私は最後の望みの店に向けて自転車をこいでいました。原稿の締め切りはまだ先。でも旨いラーメンは今日全力を注がないと意味がない。
今日は驚異的に温度があがって一気に雪解けが始まったため、浸水してたり、氷の塊がごろごろしてたり、もう路上のコンディションはカオス。それでも、あたしゃ行くよ…もやしを求めて、極上のラーメンを求めて、疲弊した夫の笑顔を求めて!

で す が 、

この店にもなかった。

陳列棚で目を疑い、在処を尋ねた店員さんの「最近置いてないのよー」も答えで耳を疑い、もう缶物売り場の前で腰くだけてうなだれそうになった。。。
たかがもやし缶のためだけに図書館も蹴ってこんだけ街中の店まわって、どこにもないってどういうことやねん!!!もやしやで、もやし!!日本のスーパーの最安食材もやしやで!!!
もやしごときにここまで振り回された自分への無念さと、たかがもやしすら手に入らない北国生活の恨めしさが募って、年末年始の一時帰国以来初のホームシックが爆発し、帰り道は涙がこぼれないよう上を向いて自転車を漕ぎ続けました。。。まあ、せいぜいこういう食材がらみのときくらいしか望郷の念を募らせることもない自分はだいぶストレスレスな部類の移民なのかもしれませんけども…

ともあれ、もやしのぶんまで刻んだ白ネギをたっぷり乗せて、デパ地下で発見した焼き豚(塩味ですが…)も贅沢にトッピングして、まずまず満足なラーメンのできあがり。柔道帰りの相方もたいそうめをかがやかせあっという間にスープまで飲み干してくれたので、まあなんとか本日の任務遂行。
嗚呼、それにしても今フィン市場から深刻にもやしが消えつつあるのだろうか…今度見つけたらどっと買いだめしておかなければ。

ayana@jyväskylä.fi


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ちなみにもやし缶は、桃の缶詰くらいので一缶約150円です…高級食材(涙)
posted by こばやし あやな at 06:55| Comment(2) | Suomi×ごはん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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