2012年10月31日

冬の超定番プレゼントといえば

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間違いなく、「毛糸の靴下」が堂々一位ランクインじゃないかと思います。

クリスマス恒例のプレゼント交換などで「値段もお手頃で(人によっては自分で簡単に編んでしまえて)いくつあっても困らない冬の贈り物」として、手袋、マフラー…同じく毛糸の防寒具はいろいろ思いつくけれど、おそらく長い冬の間に一番身に付ける頻度が高いのが靴下。なぜなら、外に出るときだけではなく、家のなかでも大活躍するから。

フィンランドの室内は、ご存知セントラルヒーティングシステムで一年中一定温度に保たれるようになっていて、日本のように底冷えを経験することはまずありませんが、それでも冷気を全身へと吸い上げやすい足底だけは、いつでも一番温めておきたいもの。だから、家に帰ると普通の靴下の上から、サッともう一枚、スリッパがわりに毛糸の靴下を重ね履きしてしまうのです。

あと授業中(や、個人的に身近なのは合奏中)、外用のごっついウィンターシューズや長靴を履きっぱなしだと蒸れるし疲れるからか、靴をそばに脱ぎ捨てて、代わりに毛糸の靴下を履いて自宅感覚でくつろぐ?女子学生を、この時期からよく見かけるようになります。

さらには、これからの時期に誰かのお宅を訪問した際、玄関先で当たり前のようにハイっと毛糸の靴下を手渡されることが多くなります。きっと冬場は、お客様にスリッパを差し出すように毛糸の靴下を差し出すことが、ひとつの「ウェルカム」の意思表示なのだと思います。こんなふうにコミュニケーションツールとしても活躍する毛糸の靴下、なるほどそれならいくつあっても困りませんね。


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これが、今私がもっている毛糸の靴下のすべてです。突然の団体来客用にもうちょっとあってもいいなと思うくらい!

もちろんすべてもらい物で、うち3つは、去年のクリスマスに、別々の人から(笑)この国で誰かと交流しながら暮らしていたら、毛糸の靴下は自分で買わずとも年々自然と溜まっていくことは明らかですな。見るからに送り主の手編みのものも多くて、履くたびにくださった方の顔を思い出せて心までほっこり。ちなみに真ん中のクマさんのは、日本の大学オケのクリスマスプレゼント交換でもらったものなので、このなかでは断トツ最長老です〜

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今年のクリスマスはフィンランド不在なので、増えることはないかも…?




posted by こばやし あやな at 05:44| Comment(0) | Suomi×生活必需品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月30日

スノーボール・キャンドルの灯り

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この時期の降雪は冬の挨拶代わりみたいなもので、温度もまだそこまで低くはないし根雪にはならずすぐ溶けてしまうもの…なのが通常ですが、先週からの雪は意外にしぶとい。かなり断続的に降り続いては徐々に路上に蓄積されてゆく一方で、さきほどもオケの練習上がりで外に出たら、「まだまだ積もらせまっせ!」と意気高揚としたちりちりの粉雪が風に煽られて舞い散っていて、のろのろと自転車を漕ぐうち、だんだん私までがぼんわりと雪だるま状態に…。

そんなやっとの思いでアパートに帰り着いたとき、玄関口にとっても素敵なキャンドルの光がちらついているのを見つけて、すっかり癒されてしまいました。冬季限定・屋外の天然キャンドルホルダー、スノーボールキャンドル。小さな雪玉をいくつかつくって、キャンドル芯の周りにピラミッド状に組み上げるだけ、と作り方はとってもシンプルですが、写真を見てのとおり、完成したキャンドルの愛らしさったらないでしょう!とりわけ雪の吹き荒ぶ夜の路傍でふと目に飛び込んできたときの癒し効果はテキメンです。

どなたがこれを作ってくれたのかはわかりませんが、このアパートに帰ってくる人みんなの心に、ぽっとあったかな火を灯してくれる、素晴らしい一仕事をしてくれてありがとう!!

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ウィンタータイムになって、当然ながら日没時間がぐっと早まってしまったのに慣れない。


posted by こばやし あやな at 06:48| Comment(0) | Suomi×歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月29日

今日は1日25時間/選挙の日

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相変わらず凍結してる自転車の鍵をがちゃがちゃやってるときに、頭上から雪…ではなく、木屑のようなものがはらはらと。見上げれば、リスくんが松ぼっくりをかじった残骸が私の頭に降ってきていたのだった。。。

さてさて、今日は年に一度の「1日25時間」な日。サマータイム終了の時間調整のために、夜中の4時が2度来る(3時59分からふたたび3時00分にリバースする)というしくみ。あえて試してはみなかったけど、自動でウィンタータイム時計に切り替わるスマホで、例えば今日の3時半にアラームをセットしておいたら、一時間おきに2度鳴ったりしたのかしら?

ともあれ、いつもどおり起きて1時間早いというのは、なかなか感覚的にもゆとりが感じられるもので、お得感ありありです。まあいずれこの至福の1時間を春に返還せねばならないわけですが。そして結局今日は一日のんびりとレポート執筆に費やされたので、気持ちに余裕あれど、あまり有意義に使えたとは言えなかったかも…。夜には近隣のみなさんで、寒い雪景色を眺めながら具沢山のあったか豆乳鍋(厳密には、ひよこ豆乳鍋?豆乳もすべて豆から自作!)とトルコ風コロッケをつついて、冬ならではの幸せをかみ締めてきました。


ところで、今日はフィンランドの地方議会選挙の投票日。事前投票も、大学だのスーパーだのまさに「そこらへん」で受け付けている割に、投票率は6割前後と決して高くありません。一方、出馬者の数と個性には圧倒されます!たとえば人口13万のユヴァスキュラ市の場合、議席数67に対して、候補者の数は546人。倍率は約8倍、総市民のうち約235人に1人が候補者、という驚異の出馬率!ユヴァスキュラのちょうど100倍の人口を誇る東京だったら、候補者5万人超えてる計算ですよ(笑)

そんなわけで、候補者の顔ぶれの中に、研究室の先輩からバーで出会った(というかかつてナンパされたw)友人、どこぞのオケで一緒に弾いたことのあるチェリストまで、なんと全部で7人も知り合いが立候補してらっしゃいました。というのも、この議会選への候補者は、バリバリの団塊キャリア世代だけでなく、下は18歳から上は90歳超(事実どこかの地区で92歳の当選者が出たと速報が流れていた!)と、もうやる気のある人なら誰でもかかってこい、の世界なんです。出馬条件や必要資金額など詳しく知りませんが、特に学生街のユヴァスキュラではかなりたくさんの大学生・職員の候補者が見受けられることからも、少なくとも出馬への資金的ハードルはかなり低いのではないかと思われます。

その顔ぶれは政党別にこちらからざっと見ることができますが、日本の選挙写真を眺めているときの感覚よりは、ずっとカラフルで服装からも個性が見えて(笑)、なんとなく選ぶ楽しみ、ツッコむ愉しみがあるような…いやもちろんビジュアルで選ぶわけではないですけども。とりあえず、このながーい写真一覧のラスト3人の宣材写真のクオリティは、どうしてここまで貶められたのでしょう…ぷぷ。

実際、これだけ多くの候補者がいてどうやって選ぶことができようか、と途方に暮れてしまいそうですが、ひとつの手がかりとして、ネット上に、いわゆる「web診断」のオフィシャルサイトがあります。現在の街の状況や改善点、理想、政策に望むことなどかなり細かくアンケート形式でたずねられ、「強くそう思う…どちらともいえない…決してそう思わない」の5段階評価をクリックしてゆくと(自分と対極の考えを持つ候補者を随時省いていく事もできる)、最終的に自分の理想にもっとも近い政策を掲げる候補者、理想が対極的な候補者をwebが弾きだしてリストアップしてくれる、というユニークなシステムです。私はまだ選挙権のないものの先日試してみたのですが、回答を進めてゆくにしたがって、高確率で自分と考えの似通った候補者がどんどんいなくなってゆくのを見ながら…要は理想高すぎ、非現実的!という己の短所まで客観的に指摘された気分です(汗)

ともあれ、根拠はないけれどここからまた何かが変わっていくことに期待を寄せられるこの感覚、誰であれ当選した人を素直に応援して未来を託したくなるこの親近感、日本では味わえずじまいやったなあ。

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来週はオケ三昧!


posted by こばやし あやな at 07:25| Comment(0) | Suomi×歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月28日

お知らせ3つ

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白い大地に真っ青な空。そりゃ国旗にも採択されるわと認めるしかない、この国で出会えるもっとも美しい色の取り合わせ。格別にいい一日であった…


お知らせ1つめ。

以前こちらで紹介した、地元北神戸でのフィンランドのクリスマスお茶会イベント、告知から二週間足らずにして、最大定員まで予約がはいったようで、おかげさまで満員御礼となりそうです。予約電話をとってくださっていたカフェ店主さんの話では、このブログを見て申し込んだ、という今の段階では見も知らぬお客様も結構いらっしゃるそうで…お申込みいただいた方、どうもありがとうございました(^_^)
フィンランドからのお土産、直送食材とともに、当日お会いできるのを心から楽しみにしています!

それから、関東では何かイベントやらないの?との声も頂いているのですが、まだ具体的には明かせませんが、実は年明け9日の夜に、都内でフィンランド関連のとあるセミナーにゲストとして参加する予定です。こちらは詳細決まり次第どーんと告知しますので、関東にお住まいの方、取り急ぎ1月9日の夜、ぜひ空けておいてくださいませ!!!


2つめっ

タバタビトさんとのコラボブログ「スオミの枝葉」に、新しい記事をひとつ掲載いたしました。今回は、銭湯&サウナフリークの私の得意分野でもある(笑)フィンランドの公衆サウナ文化について。実は先日タンペレを訪れたのは、他でもないこのサウナの現場調査のためでした(この記事に書くため…というわけでもなかったのですが)。日本のお風呂屋さん以上に、フィンランドのサウナ屋さんは今や、絶滅寸前のところで踏ん張りを効かせて頑張っておられます。ぜひ、これを機に日本の皆さんにも関心を寄せていただき、新観光名所として盛り立てていってくれたらなあと期待しております。

スオミの枝葉「フィンランドで一番古い公衆サウナ」
http://tavatabito-edaha.seesaa.net/article/299048069.html



そして3つめ、はちっとも個人的なことではなく、明日28時から、フィンランドはウィンタータイムに移行しますよーー!!という備忘録(笑)ああ嬉しい、今晩は1時間多く寝られるのだから!!…といっても、予定のない休日なんで、どうせ好きなだけ寝て起きたい時に起きる生活、なわけですが。むしろ、生活時間が1時間増えるのだから有意義に過ごそう、という発想に結びつけるのが正解か…。
そういえば、NOKIAのスマフォでは昨日、サマータイム終了の自動時計調節機能の誤作動で、利用者の知らぬところで勝手に時計たアラーム作動が1時間遅れ、寝坊・遅刻者も出て軽いパニックになったとか…このあたりは日本に住んでいるとまったく心配無用の、ヘンな煩わしさに思えますよね(笑)


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今日は湖面もわずかに凍り始めていました。今冬もまた湖上スケートを楽しみたいものです!(今年はコーチ不在で非常に心もとないですが…)

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サマータイム終了のおかげで、明日からぐっと日没時間が早まってしまうのね…

posted by こばやし あやな at 01:44| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月27日

雪と暮らす感覚

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ご覧の通り、朝目を覚ますとあたり一面が銀世界。その上に、まださらにしんしんと降り続く粉雪。いよいよかあ、という感じです。

ひとまず昨冬に買ったウィンターシューズはまだ玄関に待機させ、いつもの長靴を履いて、チャリにまたがり、胸中でさぁゆくぞ!と号令をかけて学校へ出発。この夏から乗りはじめた自転車のタイヤは凹凸が浅く、明らかに冬向きではないので、さっそく地面の細雪がタイヤの溝を埋めてゆき、すぐにすり減った靴同様ツルツル状態に。やっぱりウインタータイヤ買ったほうがいいかなあ。

なので坂道では素直に自転車を降り、自分自身も始めはツルツル右往左往しながら(そして一回自転車もろとも派手に横転して尻餅をつき)、久しぶりにスケートリンクに上がるときのように、だんだんと一年前に身につけた「雪の上に暮らす感覚」を取り戻してゆきます。
体重は普段より前めにのせ、ややガニ股で、足を高く上げてトントンと雪を踏みつけてゆくのがポイント。


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この雪がこれからも溶け残って根雪となってゆく可能性は少ないけれど、少なくとも今日は見事に一日降り続いて、地面にも堆積してゆくいっぽう。だいたいシーズンはじめの雪というのは、水分が多くベチャッとしているものですが、今日の雪は、すでに北国に降る雪の貫禄たっぷりなパウダースノー。風が吹けば、砂漠の嵐のように軽やかな白い砂が舞い上がり、視界を眩ませます。ああ、これもまた懐かしい光景だなあと最初は少し嬉しくなりますが、思い返せば、寒波の退きが異様に遅かった前回の冬は、5月になっても雪の溶け残りがそこらにあったほど。…実質一年の3分の2は、雪と暮らしてゆかねばならないのが北国の宿命、らしい。


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こんな日だからこそいっそう幸せと蒸気が身にしみるのが、金曜夜のお楽しみ、アパートのサウナ当番。私のアパートのサウナはかなり広くて清潔だし、今日なんかはずっと私だけで独占状態。それはもう体の芯の芯にまで熱が染み渡るまで、じっくりゆっくり蒸気浴。そのまま雪に火照った体を擦りつけて来ようかとも思ったけど、今日のところは冷水シャワーで流しておしまい。一時間近く経過した今も体はまだぽっかぽか。そして実は今、リラックスしきった体で、うっとり、とろ〜んとまどろみながらコレを書いています(笑)

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雪と冷気の間で微動だにしない冬のフィンランドの凍結した空気は、そのなんたるやを知らない人みんなに、一生のどこかで是非一度体験してみて欲しい。限りなく純粋で無味無臭で淀みがないのに、常温世界で暮らしているときでは考えられないほど、たしかに自分自身に接触している何かとして、その存在を強く知覚できる気がする。そして、そういう究極の環境下でも呼吸はとまらず肺が動き続けること。体内を懸命にめぐる血が決して凍らないこと。そんな当たり前の気づきから、私はこの世に生きている、ということを、限りないありがたみとともに実感できるのです。

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明日は青空の下の雪景色の写真が撮れるかしら!



posted by こばやし あやな at 03:28| Comment(2) | Suomi×歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月26日

スカイブルーの薄霧

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以前こちらの日記で購入報告をした、マリンブルーと黒のややサイケデリックなグラデーションを描く斜めがけバック。シーズン末の一掃セール中だったマリメッコのアウトレットにて、棚の隅に一点だけ大破格の値札を下げて置き去りにされていたものです。

その時の日記にも書いた通り、とにかくマリメッコにしてはありそうでなかなか無いタイプの、なんとも深く鮮やかな空色にまず惹かれました。次いで虜になったのが、遠目に見るとまるでスプレー画のように繊細で、でもよくよく見ると不揃いなドットひとつひとつにマリメッコらしい茶目っ気と味のある、なんともユニークなグラデーション。以来、太陽の下でガイド業に明け暮れていた夏の間はもちろん、現在も通学カバンとして、毎日どこへ行くにも一緒です。


実は先日、イギリスからこのブログを読んでくださっているという方から私信をもらい、同じ物を探しているからと、このバッグのテキスタイルデザインの名前や情報についてお問い合わせいただいたのです。そ、そういえば、私も全然知らないで使ってたぞ…??

バッグのタグにも何一つ手がかりになることが書かれておらず、私もあれやこれやネット検索を試みたのですがどうにもヒットせず。現地でもなかなか見かけない柄に違いなく、少なくとも同じ商品を持っている人にすれ違ったことすらないのです。また直接マリメッコの店員さんに尋ねてみますと、取り急ぎのお返事だけお返ししました。ところが、私がマリメッコのお店に赴くより先に、数日後この方のほうから、ついにこのパターンの詳細を突き止めました!とお返事をいただいてしまいました。

そして思いがけず明らかになった、このバッグのデザインの驚きの生みの親…!

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写真も同サイトから無断でお借りしてしまったのですが、biotopeさんという北欧雑貨ネット販売サイトに書かれていた情報によりますと、この柄はAUER〈薄霧〉というまさに見かけどおりの素敵な名を冠したテキスタイルで、デザインしたのはなんと、歴代数少ないマリメッコ日本人デザイナーの先駆けであられる、脇坂克二さんだったのです!!なんたる縁や。

彼が単身フィンランドに渡ってマリメッコ社の門を叩いたのは、もちろんまだ日本で北欧デザインなどという言葉が聞かれることのなかった1960年代のこと。フィンランド滞在期間は決して長くはなかったのですが、その間に彼の手がけたデザインには、今日の店舗に並び続ける不朽作もあれば、近年かつてのデザインが復刻されてもいます。
ちなみにこの〈薄霧〉がデザインされたのは、なんと私が生まれるより10年も前の1975年のことだそう。現在はもう日本に戻られ、今からちょうど10年前に京都にSOU・SOUという和のテキスタイルブランドを立ち上げて、まだまだプロデューサー兼デザイナーとして大活躍中です。

メールをくださった方も、日本人繋がりで琴線に触れるポイントが似ているのかしらと考察されてましたが、まさにそうかもしれませんね。繊細さと大胆さの極端な対比、なんともマリメッコ好き日本人の感性をくすぐられる要素かも。


今日は朝の出掛け時でなんとマイナス6度。実は自転車の鍵がすっかり凍結していて、解錠に手こずってしまい授業に若干遅刻してしまいました…orzさらに、先程から舞い始めた雪は明日一日降り続くよう。明日はこのスカイブルーのバッグも、学校を目指して自転車漕ぐまに真っ白になっちゃうかもしれませんな。あぁあ、冬まっしぐら...

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今のアパートは室内駐輪場がないゆえ、自転車の鍵凍結対策が急がれます…凍らない鍵ってないのかなあ?


posted by こばやし あやな at 06:40| Comment(0) | Suomiでお買いもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月24日

熊と猟犬のたわむれ

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kuva:Lauri Jokela

上の写真はもちろん私が撮ったものではなく、昨日のケスキスオマライネン紙(中部フィンの新聞)にでかでかと掲載されて、ちょっとした話題を呼んだ写真であります。

「猟犬と熊の森散策」と見出しのついたその記事によると、ユヴァスキュラより少し西の街ケウルーの森で、猟犬とともにヘラジカ猟に出かけていたチームがふと物音に気づき、見ればなんと、ヘラジカではなく立派な体格のオス熊が目と鼻の先に姿を現したのだと。皆が震えあがり、死をも覚悟したその時…。本来ヘラジカの狩猟用に教育された猟犬が、果敢に熊の前へと出ていって、片時も休まず吠え続けながら、熊との追いかけっこを始めたんですって!!

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kuva:Lauri Jokela


この熊と犬との戯れはなんと4時間以上にも及んだそうで、その間に人間たちは一命を取り留め、さっそく熊出没警報がニュースが地元のラジオ速報で流れたそうな。すると今度は、たまたま近くの街にいた自然風景写真家のラウリさんが、なんとかその熊を写真に収めたい一心で、なんとカメラ片手に現場に急行。おお、いたいた!吠え続けるどころか、時に足に噛み付こうともしてくる犬に敵意を見せるようすもない、温和そうな熊の姿が…

結局ラウリさんは、危険を顧みずぎりぎりのところまで熊のいる場所に接近してシャッターを切り続け、そのうちの奇跡の写真が、一番上の、まさに自分の方に向かって「モイ!」と挨拶しているふうに見える、アニメションのように愛嬌たっぷりのショット!!

熊はその後、川を渡って対岸に行ってしまい、犬はそれをさらに追いかけることなく、ようやく二人…いや二匹…いや一匹と一頭のじゃれ合いはお開きになったのだそう。

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写真の熊さん、私のもっている木彫りの熊さんにそっくり(笑)機嫌がいいと、ほんとにこんなポーズするんやねえ。

そもそもこの熊は、雨続きで湿りきった森の奥から、自分の体を乾かしに(つまり、ひなたぼっこ?)人の利用する道のほうまで出てきたと見られているらしく、よく言われる話だけれどあからさまに敵意を持ったり子供を守ったりするようなシチュエーション以外は、わりに大人しいのです。

このニュースのことを最初に教えてくれたのは、昨日のカンテレ実習の先生。続けて、こんな面白い話も聞かせてくれました。フィンランドには、(前回少し書いたように)熊(Karhu)を最高神として崇め畏怖する文化と、同様にヘラジカ(Hirvi)を崇める文化に二分されるのだそう(以前私が奇跡的に森で遭遇したヘラジカの写真がこちらにあります。まさにもののけ姫のシシ神様を目の当たりにしているかのようだった…)。

特に熊は、たやすくその名前を口にするだけでも呪い殺されると恐れられており、「metsän kuningas(森の王)」のように、隠語的な呼び名がたくさん流布していたのだとか。とはいえ、いっぽうで熊もヘラジカも大事な狩猟の標的動物。だから彼らを仕留めにゆく前、無事に仕留めて肉を解体する前などは、一行とその村人たちでお祭りを開き、神への畏敬を十分に表現したあとで、その恵みを享受していたのだそうです。

先生はこの話のあと、じゃあ私たちもこの写真に写った熊さんに畏敬の念を込めて…とさらに粋な前置きをして、例の熊の祭りのポルカを最初にみんなで一曲弾き歌いました。

せっかくなので、改めて例の動画を貼っておきましょうか。



それからもうひとつ、熊がなついてしまったことで国内でも以前話題になった男性の衝撃映像。



実はコレ、少し前にご紹介したサウナドキュメント映画Miesten Vuoroの一部でして、彼のエピソードによると、ある日自分がサウナに入っていると、ドアの隙間を這うようにして、熊がサウナに入ってきてしまったらしいのです!!想像するだけで、恐ろしくも微笑ましい…(笑)

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posted by こばやし あやな at 23:32| Comment(0) | Suomi×信仰 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

初雪/同胞の結婚祝いをめぐって

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今朝起きると、夜のうちにいよいよユヴァスキュラの街にも初雪が舞い落ちたようで、地面がうっすらとナチュラルメイク(「薄化粧」をあえてカタカナで記してみたら、見事に趣きを失ってしまった…)。もはやお菓子の上に降りかけた粉砂糖くらいの微々たるもので、お昼にはほとんど溶けきっていましたが、これにて名実ともに今年も冬がやって来たと言えるでしょうか。
今週は後半から週末にかけてさらに冷え込むらしく、予報では終日氷点下が続くそうです。いつからダウンジャケットに切り替えるか、悩ましいところ。


話がまったくもって変わりますが、先週末には、かなた京都で大学オケで4年間一緒にビオラを弾いた同胞の一人の結婚式が挙行されました。揃いに揃った、まったく違うタイプの奇人・変人・アナーキスト・社会不適合者同士ながら、不思議と釣り合いがとれていたため、未だその結束は固いビオラ同僚7人。うち、私と、別の結婚式の先約があったもう一人は今回参加できなかったのですが、残りの4人は各地(ほぼ関西圏外)から駆けつけたようで、今日披露宴の写真と簡易報告をいただきまして、幸せ絶頂のきらびやかな新婦の姿と相変わらずな参列組のとぼけた姿を見ながら、さきほどまで(遠距離)友愛の安泰さと若干の寂しさに感じ入っていました。

式には参加できなかったけれど、その直前までウェブ会議にはもちろん参加して、ビオラ同期恒例「世界にひとつだけの結婚祝い」を何にするか、今回も皆で知恵を出しあいました。過去にも、香川出身F氏にはかつてパート練習前に通いつめた大学構内のうどん屋さんで使用されていた丼、箸、湯のみ、湯がき器、看板とまったく同じ品を難波道具屋筋で買い求めてペアセットにしたものを、地主というあだ名で呼ばれていた彼女にはシンプルに米俵一俵(※一俵=60kg,俵は職人が編んだ本物の稲わらを使用)を連盟で送るなど、互いのことを知り抜き、どんな度を超えた冗談も迎合する信頼感で結ばれた仲間内ならではの、こだわりの結婚祝いをチョイスしてきました。

今回めでたく入籍した彼女の不変のあだ名は、(旧)姓の子音が同じ配列(KND)だからという明快な理由により「ケネディ」。ええ、プレゼント選びのコンセプトは議論するまでもありません。我々はしばらく、J.F.ケネディの生涯と業績、愛用品、趣向、エピソードなどを徹底的に調べあげたのですが、とりわけあまり縁起のいいものが見当たらず、決定にはかなりの意見交換の時間を要しました。

最終的に、ややターゲットをゆるめて「アメリカ大統領」の栄光を感じさせるものを…という観点で選ばれたのが、ホワイトハウス御用達の某食器ブランドのテーブル食器ペアセットと、残った予算を現金支給というのはやましいので、商品券の感覚で時と場を選んで使ってもらえることを期待しドル札に換金して同封。

しかも、現役時代から製本の神と崇められ、頼まれたら他人の楽譜までぴちっと製本してくれていたびおら随一の器用者F氏が、市販の祝儀袋をベースに、こんなにハイクオリティなお手製祝儀袋(内袋つき)まで作成してくれたのですバッド(下向き矢印)

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彼の製本楽譜を彷彿とさせる、端々まで行き届いた見事なクオリティ…ちなみに会計報告によると、我々の共同出資費用の一部は、星型パンチ購入代にも充てられているそうですが、もちろん誰も文句はありません。


とまあ今も昔も変わらず真面目にくだらないことばかり追求し続ける我々ですが、来夏には少なくとも女性陣からも3人めが式を挙げることが決まっており、すなわち、女性陣のなかでは私が唯一の未婚者ということに…いやはや。私にだって「良いタイミングがあれば、いつかは」程度の結婚願望はあるけど、その程度の願望と覚悟でぱっと実現させるようなことではないですね、わかってます。

でも、昔の仲間がこんなに自分のために頭ひねって祝いの品を考えてくれて、どこからでもハレの日に駆けつけてくれることを思うと、式はどこかで開催しないとね(笑)といいながら、これもまた私には世の女性たち並の意欲や憧れが著しく欠如している、というのが実際なのですが…。うちなる理想は、参列者に「着衣が容易な服装とバスタオル持参」を呼びかけての、湖畔のサウナdeお披露目パーティです!!
…て、さすがにだれもフィンランドの湖畔までは来てくれまいか。

ま、この「アラサー問題」は結婚という一ベクトルだけから真面目に考え始めると、潮流に乗りきれない呑気な自分が虚しくなるだけなので、当面は己のペースで、人生をトータルコーディネートしてゆくことに力を注ぐとします。どうせ高校のビオラ同期のほうはまだ一人しか結婚してないしw

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ケネ、あらためて結婚おめでとう!


posted by こばやし あやな at 07:52| Comment(0) | Suomiで考えごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月23日

大幅リニューアルされた滞在許可証

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今日、ちゃんと数えちゃいないけど少なくとも1ヶ月以上ぶりに、はじめて終日雨が降らず太陽が出続けていたという、まさに稀に見る晴天の一日でした!もうただただ幸せで、愛おしくて…授業中もつい外を眺めてはニヤニヤ。さらに夕刻の空の色なんて、マリリン・モンローのルージュ並の強烈な紅色!これぞ人知を遙かに超えたフィンランド名物の冬の空です。今年も来たねえ、この季節が!

代償として今日は放射冷却による冷え込みもなかなかで、午後にわずかに気温がプラスになったかな?というくらい。そこらの水たまりや自転車のサドルなどには氷が張っていて、草木は霜でほんのり薄化粧していました。そんな初冬のみぎり、初雪だよりをお届けできる日もそう遠くなさそうです。


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話変わって、今朝、ローカル警察からの「あなたのビザが無事発給されたんで取りに来てくださ〜い」の電話で起こされ、午後にぱっと警察まで走って、今年度の滞在許可証を受け取って来ました。フィンランドでは、外国人がビザの更新などを行う場合にお世話になるのは、大使館や移民局などではなく地元の警察。去年は一悶着も二悶着もあって、結局ビザを手にできたのは、すでに移住も完了し3ヶ月の観光ビザもとうに切れた11月頭という惨事でしたが、今年はまあそれはスムーズかつ穏便に事が進んで、更新申請から1ヶ月も立たぬ間の、実にあっという間の取得と相成りました。

ユヴァスキュラの警察の移民担当局は、このビザの件に限らずいつ行っても本当に誠実かつ要領を得た気持ちのいい対応をしてくれるので、とても助かっています(人の殺到する首都圏では同部署の対応に関してあまり良い噂を聞かないですし…)。先月末にここへ書類を揃えて申請に来た時、私は加入保険に関する書類をなぜか一枚添付し忘れていたらしく、その場で指摘されて「嗚呼またここへ出直しかあ…」と肩を落としかけたのですが、担当者さんが「あとで私のメール宛てにスキャンデータを送ってくれたらなんとかしておくわ」と神のような声をかけてくださり、事無きを得たのでした。ちなみにその担当者さんには、「その代わり…」と、思わぬ交換条件を提示されました。私がいつも筆記体代わりに使っている漢字での署名を見て、「私の名前もその文字(漢字)で書いてくれないかしら?」と…笑。おいおい私の後ろにもまだ順番待ちのお客さんいまっせ、と思いつつも恩返し。結局その方の家族全員分の名前を漢字で書かされましたとさ。

さて、そうして得られた今年度の滞在許可証は、実は前年度からEU加盟国内一斉に超大幅リニューアルされています。そもそも、パスポートに貼り付けるタイプのではなく、一枚のカードとして独立しちゃったのですよ。これがなかなかスタイリッシュでカッコよいと、留学生の間ではもっぱら評判。クラブに行くときも、今後はもうわざわざパスポートを一緒に持ち歩かなくてもこのカードがID代わりになってくれるようです。

ただよく見ると、わりに突っ込みどころも満載で、たとえば、ココ…

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なんか、牛に頭を蹴られて星が散っているように見えなくもない…笑

ちなみに個人情報が記載されている裏面は、ワンポイントにピンクの熊のシルエットがきらめいていたりと、なんともファンシーな雰囲気。もちろんIC内蔵で、本人認証用には右手の指5本分の指紋登録をさせられました(この手間が増えたからか、西日本在住の留学予定者たちも、ビザ取得のために大阪の領事館ではなくわざわざ東京の大使館に出向かないといけなくなったとか)。

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明日も晴れるといいな


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2012年10月22日

太り始め

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「母さん…ボクのパンツが洗濯カゴに残ったままじゃないか…」


…すみません。

タンペレ訪問記はひとまずさておき、先ほどミッコとスカイプしてたときに、日本語クラスの課題で読んで消化してゆかねばならないのだけれど、どうにも理解に苦しむという部分のプリントを見せてくれました。

見れば、それは「太っている」のさまざまな言い方に関する項目。マンガ会話の中で、「ぽっちゃり」「ふくよか」「ぶくぶく」「デブ」…などの言い回しがたくさん折り込まれています。ただ、ミッコいわく、

「日本で、そもそも普通より太っていると自分の目に映る人(とりわけ女性)を見たことがない」

とのこと。まあ…長年フィンランド人女性ばかりが視界に居たことを思えば、その基準の互換性は確かに難しいかもしれない。。。笑

私たちが感覚的にぽっちゃりと判定する女性は、おそらくフィンランドではごく標準と(あるいは健康的とさえ)みなされるであろうし、それより先のレベルやニュアンスを細分化されても、欧米人たちにはいまいちピンと来ないのは当然なのでは?と思います。ちなみにある統計では、日本は世界基準で「肥満」と診断される人の割合は先進国の中でも群を抜いて少ないのに、ダイエットしなければならないと感じている人の割合は世界トップらしいですよ。だからせめて、相手にそれを言ってどう受け止められるか(傷つける度合いが低いか?)だけきちんと覚えておきなよ、とだけアドバイスしておきました(笑)

ちなみに、いわゆる「ガリガリ」はフィン語では「kukkakepi」と言うそうな。これ、実は鉢植えにぐさっと立てる植物の支え棒のことらしい(笑)同じ例えるにしても、細長いものって他にいくらでもあっただろうに、よりによってなぜあの支柱からのネーミング…?

さらにちなみに、フィンランド人男性はほぼ全会一致で(いわゆるフィンランド基準の)標準体型(もしくはそれ以上の肉付き!)の女性を好むそうです。つまるところ男性の理想的な女性像の国別価値観が、その国の女性の標準体型や理想体型を生み出してしまうのではないでしょうかねえ。日本人男性も、もうちょい大目に見てあげて無理なダイエットに苦しむレディを解放してあげてね。

ayana@jyväskylä.fi


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週明けを迎えるのが憂鬱なサンデーイヴニング…



posted by こばやし あやな at 03:52| Comment(0) | Suomiで考えごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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