2012年05月19日

明日は街の大文化祭

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今日は一日ユヴァスキュラにお客様をお迎えしていたのですが、いわゆるゲリラ豪雨が降ったりやんだり、のちょっと奇妙なお天気でした。幸い移動中に大きく降られることはなかったものの、青空から太陽が射したかと思えば、突如ザザーっの繰り返し。野のお花たちも結局その天気にとまどって早々閉店を決め込んだようで、一斉にくてんと頭をさげている姿は、まるで商店街の鈴蘭灯のようでした。

さてさて、明日はユヴァスキュラの街が、ちょっと面白いことになります!

Yläkaupungin Yö という名の、いわゆる街をあげての大文化祭の一日なんです!

毎年、白夜に近づいてきたこの時期の街の風物詩イベントらしく、朝から晩まで…というか、翌日の朝まで、まさに街角のあちこちで、あるいは博物館、美術館、大学、教会、レストランなどあらゆるスペースを使って、プロ・セミプロ・アマチュアのさまざまなジャンルのアーティストたちが、オール無料のパフォーマンスや展示を繰り広げるのです。ユヴァスキュラは、文化振興の盛んな街として全国的に有名で、プロでなくとも趣味以上の入れ込みでアートに関わる人々がたくさんいるのです。とりわけダンスや演劇などのパフォーミングアーツは、劇場だけでなく中枢センターのような機関も街の中心にあり、とても活気があります。なのでこの日のスケジュール一覧表は、各ジャンルの音楽ライブはもちろん、ダンス、劇、サーカス、コメディ、展覧会などなどなど、とても全部読みきれないほどにぎっしり詰まっております!

ほら http://www.ylakaupunginyo.fi/in-english/

私が個人的に特に楽しみにしているのは、大学のパーティホールにて開催されるユヴァスキュラ交響楽団のミニコンサート、入学式でお目にかかって以来(こちら)のフィン版ゴスペラーズ・センマリットのパフォーマンスライブ、以前にミッコに連れられ公演を観に行って度肝を抜かれて以来密かなるファンになってしまったウーシ・マーイルマという前衛サーカス団の真昼間の屋外18禁パフォーマンス(!)などなど。

路上にはたくさん露店も並ぶようだし、お天気もよさそうなので、この街ならではの独特な雰囲気に呑まれるのが今から楽しみです。またその模様は明日以降レポートいたしますね!

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さて、今からプログラム冊子熟読せねば!



posted by こばやし あやな at 03:06| Comment(0) | Suomi×アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月18日

母の日休暇 その2

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ようやく、の後編。

前の晩、かなり遅くまで食べて飲んで夜更かししていたので…というのはみんな同じだからちっとも言い訳にならないのですが、翌朝は母の日当日ということで朝食の食卓準備は子供たちでやろうと話していたのに、翌日気持ちよ〜く目覚めたら、まさかの子供二人の大寝坊。。。

慌てて母屋に駆け込んだら、すでに食卓準備が完了しており、ご両親が先にコーヒーをすすっておられた…がっくり。本当にごめんなさい…。ちなみにフィンランドの母の日のでは、朝お母さんは早くから起きてくる必要がもちろんなく、なんと子供たちが枕元までモーニングサービスを行うなんて風習もあるようです。


ともあれ、ゆっくりゆっくりご飯を食べて、ミッコが「あ、あの時間だ」とおもむろにテレビをつけて「楽しいムーミン一家」のアニメを家族で鑑賞。これがフィンランドの家庭の、平穏な日曜朝の団欒時間のモデルなのでしょう。

さらにそのあとは、昔(それこそミッコが小学生のころ)によく家族で白熱していたというボードゲーム「モノポリ」を引っ張りだしてきて、私が妹さん代役ですが十数年ぶりの家族戦。私が日本でやったことのあるモノポリは確かアメリカ版で、ボード上に書かれた通りの名前なんかもニューヨークだかどこかの実在する通り名だったと思うのですが、なんと今回お目にかかったのはまさしくフィンランドはヘルシンキ版!アレクサンテリンカトゥ、カタヤノッカ、アンナンカトゥなどお馴染みの通り名に置き換わっていて、通貨は当時のフィン通貨「マルッカ」でした(笑)
小林家でいうと、こういう家族団欒ボードゲームといえば、もっぱらオセロと、あとドンジャラでした。どちらも、それこそ20年近く離れてしまっていますが…。フィンランドは今も昔もボードゲームの購入される数がかなり高いらしく、それはこんな家族団らんゲーム時間を愛する象徴なのかもしれません。


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そのあとは、軽食と飲み物をもって庭先からボートで湖上に繰り出し、あてもなく無人、無音の水の上をぷかぷかと移動して、漂着した小さな無人島でピクニック。まさにムーミン一家に出てきそうな水上気まま生活(笑)


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帰還後は、朝に仕掛けておいた魚の罠をチェックしてまたその晩の食材を確保し(私の眼にはミッコもたいがい自然のなかで生きる術が備わった男に見えるけれど、お父さんに言わせればまだまだ甘いらしく、魚の罠に関する父レクチャーが延々と行われていた…笑)、


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私はその間ミッコママに料理を教わりつつお手伝いして、夕方に母の日スペシャルのちょっと贅沢ランチ&ディナーをみんなでいただきました。メインはお父さんが焼いてくれた牛ステーキでしたが、写真に映る、前菜につくったにんじんポタージュとカリフラワーグラタンが衝撃の美味しさで(元来どちらもそんなに好んで食べるほうでもない野菜なのに)、もちろんレシピをいただき、さらに余りをたくさんタッパーにつめて持たせてもらいました!!

いつもながらこの家庭を見ていて感心するのは、炊事洗濯を母親だけがやるなんて感覚はつゆにもなく、子供も特に「お手伝い」なんて恩着せがましい感覚もなく、とりあえず手の空いた人がごく当たり前にそのどれもをこなして家事がまわっていること。知りうる限りフィンランドの家庭では決して珍しくないスタイルだし、このやり方が常識になっていたら、さらに両親が働いたり子育てしたりもどんなにかスムーズで楽しいだろうと羨ましく思う。まあ、常におうちの誰もががあくせく動き立ちまわっていて、少々せわしなくは見えるけど(笑)

そして、さすがに私にもホームシック心が芽生えたことは言うまでもありません…
はやく、ほんとの「帰省」がしたい。

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今日はこれからユヴァスキュラへの来客のおもてなし

posted by こばやし あやな at 16:59| Comment(2) | Leivonmäki-レイヴォンマキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

久しぶりに…

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酔っぱらった。
正規院生友達のゆきちゃんが黒糖梅酒とワインほかもって遊びに来てくれて、こちらもはりきって居酒屋メニューをたくさん用意して迎え撃ち、かれこれ5時間以上、北国の女子会バー

今日はこのままふわりと夢の世界へ…眠い(睡眠)

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こんな酔いどれの戯言で、なおかつクリックしてくださいとはとても申し上げられません…
posted by こばやし あやな at 05:50| Comment(0) | わが家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月17日

疲労困憊中につき寄稿のお知らせのみ

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すみません…母の日休暇が尻切れトンボになっておりますが、本日多方面で書いて書きまくって校正しまくってデータ入稿準備しまくった一日で、すっかり疲弊してしまったので、さくっと投稿記事のご報告のみでご勘弁を…

ちょっと前回から間があいてしまいましたが、スオミの枝葉のほうに新記事を寄稿したので、お読みいただければ嬉しいです。今年の夏にフィンランド旅行を考えてらっしゃる日本人は随分と多いようで、近ごろ私のところにも観光情報などを求めるメールがたくさん届くので、前々回に続き、夏ならではの、Suomiのおかんのおすすめ観光地を紹介しております。

「3国周遊を10秒で」キルピスヤルヴィ観光情報・前編
http://tavatabito-edaha.seesaa.net/article/270261625.html


なんと、車など一切使わずたったの10秒で、フィンランド・スウェーデン・ノルウェーを周遊できる裏ワザがあるってご存知でしたか?まあ、まさに裏技ですが…。

まだ観光地としてはそんなに定着していないけれど、そのキャッチーなロケーションだけでなく、とても素敵な景色に出会える場所なので、記事を読んで気になったら、ぜひこの夏のフィン旅行プラン案としてご検討くださいね!

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posted by こばやし あやな at 06:26| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月16日

6000人減

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昨日の日記の冒頭で書いていた、教会音楽フェスティバルの楽譜受け取りと主催者とのミーティング&簡易音出しに行ってきたのですが、そもそもの衝撃的な訂正。
全国から集まる合唱団員の総数は、8000人ではなく2000人強、程度だそうな…

私が聞き間違えてたんかな、と思って休み時間に確認してみたけど、マネージャーも当初聞かされていた数は8000だったらしい…


6000人てサバ読み過ぎじゃないっすか??


まあともあれ、街のアイスホッケー場を借りきり3日にわたって開催される、その業界では毎年総力をあげた一打イベントなようで、私達が賛助出演するのはそのうち二日間なのですが、曲数が半端じゃありません。

もちろん、賛美歌やゴスペル曲中心なので一曲一曲は短いですが、地味に辛いのは、四部合唱用の譜面を弦4で分割して伴奏する箇所が多いので、ビオラ弾きが必然的に、馴染みないヘ音記号ばかりを追っかけなければならないこと…。不思議なもので、ピアノに向かっているときは考えなしに左手がヘ音記号の譜面を再現してくれるのに、ビオラを構えていると、ト音記号、ましてヘ音記号への瞬発力がへろ〜っと落ちてしまうのですよ…(ちなみに、ビオラという楽器は普段、ト音記号でもヘ音記号でもないオリジナル記号で記譜されているのです)

曲はヘンデルのハレルヤのような定番ミサ曲、拍子の消失した魅惑のグレゴリア聖歌、シベリウス作曲の合唱曲など。けれど最も多いのは、ここ数年で教会楽師たちによって作詞作曲されたという、時々不思議な和声の響く現代風賛美歌。歌詞はほとんどがフィンランド語のようでした。

楽曲確認に出向してきてくださっていたどこかの楽師さんも、正直、曲がありすぎてパニック状態な上に、まだ弦のアレンジがいまいち定まっていない感じで、その場での修正や試行錯誤だらけの、なんともふわふわとしたリハーサルでした。が、これでも本番はもう来週…。
まあ、きっと2000人の歌声がメインだし、こんなでも、なんとかなるのだろう…か。

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明日こそは、母の日休暇日記の後編を。


posted by こばやし あやな at 02:34| Comment(0) | Suomi×音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月14日

母の日休暇 その1

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月末にユヴァスキュラで開催される、国内のキリスト教会連盟?のような組織主催の大ミサ会にオケ伴奏者のひとりとして参加することが決まり、今晩はそのオケリハに行ってきます。何の曲をやるのかなどまったく詳細がわからないのですが、なんでも国内から8000人を超えるミサ合唱者が集まるとか…一万人の第九に迫る勢いですが、果たしてどんなイベントなのか!?

それはさておき、週末のレイヴォンマキでの母の日休暇の思い出を綴リ始めたいと思います。


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天気予報では以前から大雨が予報されていた日だったにも関わらず、バスでユヴァスキュラを出発する段階になっていつものごとくぴたっと雨がやんで青空に一転。どうもほぼ間違いなく私に備わっているらしいこの特技?にはもう何年も助けられっぱなしです(笑)

前回訪れたときは、まだ庭も湖も雪に埋まっており、庭先に建てられたゲストハウスつきサウナ小屋も寒すぎて使うことができませんでしたが、今回は子供二人は、サウナともどもこちらの小屋を利用させていただきました。


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おうちには、今回諸用で帰ってこられなかった妹さんと兄とが連盟でユヴァスキュラから送っていたバラの鉢植えが先に到着していました。フィンでは、カーネーションよりもバラを送ることのほうが一般的です。


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夕方に到着して食卓に用意されていたのは、ミッコパパが朝に庭先の湖で釣り上げたハウキというお魚のスープ。この魚は出汁がよく出るので私もよく鍋などに使います。このスープには一切コンソメなどの添加だしの素が入っていないのに(いつでもそれがお父さんのポリシーらしい)、魚と野菜の濃厚な味が染みだしていて絶品でした。まだこのあと夕食が控えているというのに、つい追加を注がれるがままに三杯も飲み干してしまった…


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さらにそのあと、私たちの焼いてもっていった抹茶バナナシフォンと、ミッコママの焼いたシナモンロール&コーヒーという王道の組み合わせで一息つき、日の暮れないうちにと作業着に着替えて、今回の帰省旅のメイン目的である庭仕事のお手伝いに取り掛かり始めました。

庭仕事といっても、お花の手入れとかそんな可愛らしいものではありません。冬の雪嵐が原因で弱ったり倒れかかったりしている周囲の白樺の樹々を伐採して細切りにし、さらにそれで薪割りをする、という林業並のミッションです(笑)このおうちでは、サウナや冬の暖炉はもちろん、普段から食事準備にかまども使っているので、薪は年中不可欠な燃料。毎年この時期に、弱った木を活用して一年分のストックを作り出しておくそうです。


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私ももらいたての大学研究室のつなぎを着て、始めは薪割りの方をトライ。でもあまりにセンスと力がなさすぎてあっさり肩たたきされ(笑)、あとはずっと、要るのかいまいちよくわからないチェーンソーでの伐採補助員にまわっていました。。


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作業の合間にはダーツで遊んだり(これは長年遊んできたはずの相方より得意だ!)、


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煙突掃除用の階段をよじのぼって、眼前に延々広がる国立公園と湖の折り重なった絶景をうっとり眺めたり…


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日が暮れてきたので、夜のお楽しみのサウナに移行!


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熱さに耐え切れなくなるたびに外に飛び出し、日がゆっくりと落ちて杏色に染まる湖へどぼんっ!フィンランドで、場所と季節を選ばず味わえる最高の快楽の瞬間です。この日はまだかなり寒く水温も低かったので、何分も泳ぎ続けているわけにはいきませんでしたが、何も考えず、誰の目も気にせず、裸のわが身ひとつでこの湖に浮かんでいられる心地よさ、想像できますか??


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そりゃあもう気分は楽園に生きるアダムとイブそのものです(笑)


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日没後にはしばらく、この不思議な朱色の圏が地平線に浮かんでいました。


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家族揃ってのサウナのあとは、すでに11時をまわっていましたがようやく夕食。お庭のグリルマシーンでBBQをして当初テラスで食べる予定でしたが、さすがに時間も遅く寒すぎたので、焼いたものを随時屋内に持ち込んでの室内ディナー。1時頃までゆっくり食べてお喋りに明け暮れて、穏やかな家族団欒のひとときに、ありがたくもちっとも余所者扱いされることなく、リラックスして加わらせていただきました。


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サウナ小屋のゲストルームは、もうそれだけで私の今の部屋より広いんじゃないかという素敵なログハウス。ミッコが15歳の時に、お父さんや近所の大工さんたちと一緒に建てたのだそうです。ソファがちゃんとダブルベッドに早変わり。肉体作業やサウナの心地よい疲れもあって、あっという間に眠りについてしまいましたが、なんせ外が常時ぼんやり明るいので、ついつい何度も目覚めてしまいました…

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思い出日記後編につづく

posted by こばやし あやな at 23:34| Comment(0) | Leivonmäki-レイヴォンマキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

白い夜の季節到来

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母の日孝行という名目での帰省同伴旅から先刻帰宅しました。

今回は、お庭に建てられたゲストルームつきサウナ小屋にお泊りさせていただいたのですが、夜中のちょうど2時ごろ、母屋のトイレにいこうと一度外に出たら、なんとこの時間でもまだぼんやりと、色落ちしたようにほの明るい夜空。森の木々が、その青白い空のカンバスに浮かぶ影絵のように見えます。

サウナにバーベキューにとはしゃいで就寝した1時頃でも、まだ北西の地平線にはほんのりと夕焼けが伸びてので、2時のこの空が、夕景なのか夜明けなのかはもはや判断がつきません。けれど少なくとも、この夜を通して、きっともう真っ暗闇という瞬間は訪れていなかったのではないかと推測されます。

今年もいよいよ、白い夜の季節がやってきたようです。


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これは、外の明るさを感知して次に目覚めた朝4時の世界。

人工の光と音から遮断されたここに来ると、ぐうっと引き伸ばされた時間軸のなかでゆっくり呼吸をし、自然の機微を感じ、その上サウナと美味しい食べ物と温かな人たちにもてなされて、いつでも心と体をすみずみまで浄化してもらえる気がします。自分の故郷ではないのに、なんだかとても懐かしい気持ちに満たされて、日々の不安や心細さがすっと消えていくようで。

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庭先に広がる湖を覆っていた氷もすっかり溶け、この上ない快晴に恵まれたからこそ出会えた、限りなく続く青い世界。


とりわけ、思いがけずいろんな感情を抱くことになった今回のステイのことは、また明日にでも写真といっしょに綴ってゆこうと思います。今日はこのへんで、おやすみなさい。

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朝夕は、まだまだ冷える


posted by こばやし あやな at 05:57| Comment(0) | Leivonmäki-レイヴォンマキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月12日

可憐なアラビア・ヴィンテージ

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今日は一日お天気もよくなかったし、大したことしてないし、ただ今一部国民がTVの前で熱狂中のアイスホッケーにもさして興味が無いので、昨日の話題を引き継いで、かつてのリサイクルショップでの戦利品シリーズでも…。

ユヴァス大の学生村のなかにあるショップで以前に出会った、とってもキュートな模様のお皿。

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そう、よく見れば、これらは一本一本全部手書きされたタンポポの綿毛のイラストなのです!実際にこんな綿毛が野を舞う季節はもうしばらく先ですが、可愛さあまってお皿は年中愛用しています。注意深く眺めると、ときどきプリントのスレや書き損じなども発見されて、それもまた時代を感じさせ、愛らしく思えて。

一目見て気に入り、いったいどこの国のメーカーだろうとお皿をひっくりがえして見たら…

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どこの国もなにも、祖国のお馴染みブランド、アラビア社の古ぼけた印が押されたヴィンテージ品だったのでした。

かすれていますが、Heini(ヘイニ)という聞きなれないシリーズ名が書かれているので、帰ってさっそく調べてみたら、これは1957年から71年にかけて製造販売されていたシリーズで、イラストデザインはなんと、私が以前から気になる作品の多かった、ライヤ・ウオシッキネンさん(2004年没)。生活風景や伝承をモチーフにしたモノクロの線描画、繊細な幾何学模様のデザインをたくさん生み出していて、アラビア社のイヤープレートを手がけていた時期もあります。他の作品はもっと複雑で手の込んだイラストが多いもので、始めこの綿毛を見たときに、まさかウオシッキネンの作品とは気が付きませんでした!

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私がリサイクルショップでであったのは、サイズ違いのプレート2種類で、それぞれ欠けや汚れもないのに、なんとたったの2ユーロ/3ユーロ。ネットオークションなどではもっと高値がついているので、地方の小さいリサイクルショップならではのお買い得品だったといえるでしょう(笑)

また、お皿だけでなく、カップ&ソーサー、ボウル皿、長皿…と、当時けっこういろんな種類の食器が出回っていたみたいです。ああ、どれも愛らしくて、ついもっと他にもほしくなってしまう!!

けれど、それ以来まだお皿以外にはお店で出会うこともありません…いつかどこかのお店で嬉しい再会があるといいのですが。


ところで、週末は母の日ということもあり(フィンランドも毎年日本と同じ日が母の日です)、ミッコのご両親から春先の庭仕事(というか、内容はもはや林業w)のヘルプ要請がきたので、そのお手伝いがてらまたレイヴォンマキに遊びに行ってきます。今回は、冬の間雪に埋もれて使えなかった別棟のサウナ小屋も使用OKなようで、人目はばからず素っ裸で(笑)、早春の大自然を満喫してきます〜。いつもながらのミッコママ&パパの共同家庭料理も楽しみだ!

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そんなわけでしばらく更新途絶えますが、ワンデー・ワンクリックをどうぞよろしくお願いします!

posted by こばやし あやな at 03:47| Comment(0) | Suomiでお買いもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月11日

ウニッコ柄への回帰

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今日の先生との面談をもっていよいよ秋まで学校にいく理由はなくなり、名実ともに夏休みとなりました。そうはいっても、そろそろ修論のまじめに計画概要を書かなければならないし、5月中はお出かけ日以外せっせと図書館に通うつもりではあるのですが。

足取りの軽くなった帰りがけ、ふらっと久々に近郊で一番おおきなリサイクルショップに立ち寄りました。旧工場の内部がまるごと商品棚になっていて、見て回るのも一苦労なくらいの規模です。
スニーカーやワンピースを目当てに物色していたのですが、結局連れ帰ったもののうち、50%がウニッコ柄(笑)既成品ではなく出品者が縫って作ったとおもわれる赤×ピンクウニッコのミニクッションと、この色の取り合わせは今までショップで見たことない、というおそらく一昔前のスカイブルーウニッコのミニポーチ。

昔はマリメッコといえばやはりウニッコが大好きでしたが(大学時代はずっと黒ウニッコのリュック使ってて、某教授から「何その牛柄」と揶揄されてたっけ…)、最近は他の柄にばかり興味が移ってしまい、家にあるウニッコといえば紙ナプキンぐらい。なので本当に久しぶりのマイウニッコです。やっぱり、さすがは定番!身の回りがぱっと明るく華やかになる存在感ですね〜

クッションは結構薄めなので、ちょうど前から欲しかった勉強椅子の座布団にしようかと思って買ったものの、いざこれをお尻に敷くのにはためらいが…(笑)ポーチは、先日ちょうど生理用品のポーチのチャックが壊れてしまったので、よいサイズの代用品が見つかりました。

どちらもお札を出すまでもなく買える、ザ・リサイクルショップ価格。購買欲が湧いてきたとき、散財をせずとも満足に気を鎮められる、大事な買い物先ですな。

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最近相方が平泉成のモノマネにはまってるんですが、ほっといても大丈夫でしょうか。。。??

posted by こばやし あやな at 03:58| Comment(0) | Suomiでお買いもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月10日

お気に入りの校舎

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築100年以上の古い木造校舎から、アールト建築、つい数年前にできたスタイリッシュ建物までが入り混じる我が大学キャンパス。そのなかでも個人的にお気に入りなのが、こちらの人様の邸宅のような洋館風校舎。講堂もはいっているので、ときどきオケの練習でも使います。

けっこう古い部類の建物なので、冬の暖房設備が不十分で寒すぎるとかいろいろ賛否両論ではありますが、私が目をかけている理由はただひとつ、外壁になぜかずらりと描かれている…

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白目をむいたかえるちゃん!!

ううん、いつ見てもキュートでなごむ…黒ハート

ほんもののカエルたちも、そろそろ冬眠から目覚めてくるころじゃないのかしら…?


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あとはやっぱり、メインビルディングの一階カフェの心地よさが大好き。まるで自分自身が外でひなたぼっこしているかのように、陽光たっぷりのテーブルから外の森をぼんやり眺めているうちに、いつでも待ち人すぐに来たり。
設計者の名前にちなんで、「アーロッコ(Aalokko)」という可愛らしい名前がついています。

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今日は一日どうも胃腸の調子が悪かった。。


posted by こばやし あやな at 04:33| Comment(0) | 大学院生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする